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カイノナマエコミュのカイノナマエ電撃2DAYSライブに二日とも出演した男の手記

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いまは9月7日、月曜日である。昨日、一昨日と俺は、カイノナマエの2DAYSライブに連チャン出場していた。5日はパンクス、ホロビシャスとして高知最低パンクバンド、自動うんこ製造機「有害図書館」でベースを弾いた、いや、鳴らした。6日はモルゲンロートで行われている「一人称モノクローム展」のスペースにお邪魔してポエム・リーディング。どちらもたいへんがんばりました。そして今日は仕事である。ただでさえ半死の身体を引きずって来てんのに死ぬほど死ぬほど本気でヒマである。仕事なのに常勤指定。お役所仕事のポテンシャルは計り知れない、寝るな、寝たら死ぬぞ、てなわけでこの5日6日をレポートします、ひゃっほー。

○5日「有害図書館」

前日まで天気が危うく、夜中に雷雨とかあったりして、おいおい大丈夫かなと思ってたが、当日アホみたいに晴れ。日中35度だとか。晴れすぎなんだよ!(←わがままジュリエット)誰がジュリエットか。昼過ぎまで部屋でウダウダして14時メフィスト入りを目指しチャリンコ跨がり家を出る、暑ゥ!アァッ、アツいッ!とか言いつつ到着。秋野君とココビッチがすでに来ている。ココビッチの腕に包帯。「どったの?」「(ギター)弾きすぎて腱鞘炎に。」気合い入ってんなぁ。ヤツのストロークは超速い。頭文字Dもブッチギリ。テクじゃないクリス・インペリテリ、それがココッチ・ココビッチ。包帯を指差し「でもちょっと恰好いいでしょ?あとで○○○とか書こうと思ってんですけど。」と有害プロデューサー、陽気な悪魔秋野。でも○○○のとこだけちっちゃく喋る。※○の部分にはそれぞれで思いつく卑猥な言葉をあてハメてください。
リハが終わるとサイコポムプ氏がやってくる。わ、テンション低。打ち合わせをしてそれぞれ買い出しに。
買い出しが済むと、有害DVD第二弾に向けてのインタビュー撮影。何故かズボン半分脱ぐココビ。俺「今日はワンマンライブですがどうですか?」ココビ「ワタシ、アンゴラカラキマシタ。」そんなインタビューをたっぷり20分撮りました。資源と時間の無駄遣い。地球に糞撒く有害図書館。インタビューで遊びすぎ、開場まで30分となりました、慌ててマイクのセッティング、メイク、着替え。日本語の下品なスラング山ほど書きなぐったサイテーなシャツ。開演までどこにいるか思案の後、ココビッチ、ホロビシャス、それぞれ窓の両脇のカーテンの後ろに隠れて座る。「ビデオカメラのスイッチ入れたらホロビシャスに合図してくれ」とサイコポムプに頼んでおく。カーテン埃っぽいよぅ。客の来る気配がない。カーテンの裏に居ると時間というのは途方もなく長い。焦れてるうちに客もやって来る。でも少ないっぽい。足音がして、誰かがココビッチのいるあたりをポンポンと叩く。合図そっちじゃねー!「始まります」という声が聞こえたのでカーテン裏から転がり出てマイクに頭突きしたあと「モラルポストに跳び蹴りしてドーン!」と数度絶叫、ココビッチに思いきりドツかれホロビシャス転がりながら一時退場。カーテンから出てスッキリさ。とりあえずガマンしてたんでトイレいく。あとは客の目につかない後ろで出番まで観覧。数曲やって突然引っ込み、見えないところから自分でアンコールを要求するココビッチ。まったくこういうバカバカしさについては彼らのやることは一級品だ(笑)再び入場してきたココビについて入場するホロビシャス。マイクがボーカル用の一本しかないせいで、客に聞こえない漫才を繰り広げながら滞りなく本編終了。ココビッチにノセられてリハの倍は速く弾いた気がする。本編最後の曲でベースに頭突きしたら思いの外痛かった。ゲージの上にイッたし。今コブ出来てます。まぁそれはさておきこういう単純な馬鹿騒ぎは楽しい。
一度目のアンコール(主に出演者からの)、便所飯のテーマをココビボーカルバージョンで。そのあとホロビシャス作詞妄想豚をやるはずだったがやらずにさがるココビ。バックステージに行くと秋野がサイコポムプに「シメて」と指示を出している。「おい妄想豚やってないぜ」とホロビシャス。秋野がココビに「サイコポムプをとめろ」の指示。初期スターリンライブの警備係のような跳び蹴りでサイコポムプに突っ込んでいくココビ。ギターを抱えるココビを見ながらホロビシャスがノコノコ現れベースをかまえようとしたとき、マンガみたいなドンガラガッシャーンという音が。
突然なんのスイッチが入ったのか椅子を投げまくるサイコポムプ。投げてる角度がやばい。客に当たりそう。8個近く投げ雄叫びをあげ、「やろうぜ!」と叫ぶサイコポムプ。有害図書館はそういう芸風じゃないです。客ドン引いてるし。今度やったらベースで殴るからね?「お前が1番目立ってどうすんだ」と突っこんでから妄想豚やって終了。秋野&ココビッチは打ち上げで初の単独ライブに妙なケチつけられた怒りに震えていた。ホロビシャスとて同じだ、すごく嫌な気持ちが消えなかった。ああいうこともあるかもとは思ってはいたけれど。蒸し暑い中ビデオカメラとベースと自分のカバン抱えてチャリンコで帰った。有害はもうカイノナマエではやらないかもしれない。

○6日「一人称モノクローム展」

緊張が持続しているのか7時半に目が覚める。昨日の打ち上げでウィスキーのロックとハーパーのロックをカンカン飲んでしまったので(たった二杯ですが)身体が麦臭い。8時までネットしてそれからシャワー浴びる。台風が沖にいるからか朝早くから暑い。サイコポムプとバッキャローのベースTを森音ちゃんの車で拾って行かねばならぬ。土佐市。市内で営業してもチケット売れなかった、客入りが心配。15時半に森音に車で来てもらって乗り込む。二人を拾って一路土佐市へ。モルゲンに着くとテラスに木風湖路さんがいた。彼はパッと見あまり知られていない古武術の使い手っぽい風体なのだが、話してみるとなんというかカラッとした気のいいアンちゃんという感じである。サイコポムプと出会った頃にも思ったのだけど、ほんとにバイタリティのある人間ってわりに柔らかさを持ってんだよなぁ。客が帰らないと会場のセッティングが出来ないということで展示を見た後美味しいドリンク飲みながら待つ。木風さんの作品にはサムライの匂いを感じる。「白黒だからじゃないですかね。」とご本人は言っていたけれど、多分視点がサムライなんだと思う。あ、そうそう、モルゲンのドリンク、ほんっとーに美味しいです。珈琲なんかも香りからして違います。珈琲、と漢字で書きたくなる珈琲です。パスタも美味しいらしい。ロト6当たったら食べに行こう(昨日流行ったジョーク)。ギリギリで客帰る。声がイイカンジに響くので、マイクは要らないねということになる。本当にイイカンジに響くのだ。本番タノシミ、な感じになってくる。しかし客が来ない。開始時間過ぎましたけども?18時30分までしか使えないということなので始める。客7人。6人身内(笑)まぁいい、客にはかわりないのだ。
今回、自分に求められたのはバリエーションだったのだと思う。反響がグッドな会場、そして喫茶店であるという性質上、ちょっと品のよい詩を多く選んだ。声の返りをきちんと受け止めながら読むことが出来たので、様々な表情をつけられたように思う。バッキャローの成果か、ひとつひとつの詩のビート感を維持するのが妙にやりやすい気がした。でも自分で1番気持ち良かったのは、やはりいつも読んでる感じのドロドロな詩でした。
今回はストーリーがあるものを4篇用意していた。先に挙げた理由からのセレクトだったわけだが、実は俺はストーリーものを読むのはちょい苦手だったのだ、これまで。主人公、が自分じゃない、という部分なのか、(どうもうまく読めないなぁ)と思いながら読むことが多かった。まぁ、客ウケはいいんですけど、いつも。しかし場のコンディションのおかげか、今回はそうした違和感を感じないまま最後まで読めた。今日は椅子投げるヤツもいなかった(当たり前だ)アンコールでフェアウェルを読んだ。ここだけの話し、この詩、人前で読むのちょっと快感なのだ。なんでか判んないけど。なんかこう、痛いけど平気だよみたいな顔したい人間なんかしらね俺って。
そんなこんなで終了。木風さんとまたの共演を約束してモルゲンをあとにした。晩飯は土佐市のサニーのマクドナルドで食べた。

まぁなんにせよ、終わってよかった。木風さん、如月さん、ありがとうございました。



今回の教訓…MC用の原稿も必要だ(笑)
(´∀`)
まだ仕事おわらねえ…なんにもやることないのに…深夜プラスワン読みながら帰れる時間を待つか…。

コメント(2)

> ルウさん

おありがとうございました!
(´∀`)

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