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羽渡さんち。コミュの【きみにとどいて】

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・旋光の輪舞
・ミカ×ファビ
・DUO手前くらいの時代背景
・ミカさん誕生日おめでとう的な。
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【きみにとどいて】


目が、開いた。

体中に不自然な違和感を覚えた。
そういえば、部屋に戻ってから着替えずに横になって…そのまま寝てしまったのか。

上半身を起こした。

窓の外から、安っぽい青色のカーテン越しに午後の光が差し込んだ。
このごろ、光が疎ましい。

動かなければ。
その為に総てを捨てたのだから。動かなければ。
唯一、事の次第を知ることが出来ると信じ、手がかりになると思っていた場所と時間は、何も実を結ぶことなく、気づいたら身動きが取れなくなっていたようにさえ思う。
自分の事なのに、自分は関係ないから知る必要が無いと切り離された。
手がかりは目の前に立っていたのに、掴むことさえ出来なかった。
わずかに交わした言葉さえ、むなしく空気を揺らして消えた。

総て捨てようと思った。
要らないのだとさえ思えた。
欲しいものを得るには、自由に動けるようにならなければと。
そして、その自由を得るには切り捨てなければいけないものが沢山あった。

自分の望んだ道。
自らを由とするには空っぽになれば良いと思った。

切り捨てたのだから、動かなければ。
動いて自分で結実を結ばなければ。
それを、望んだのだから。


頭が重い。
考え事をしている時間よりも、新しい手がかりを探しに出かけなければいけないのに。
カーテン越しの光が気に障る。イライラしていた。

イライラしているのは、今日が自分の生まれた日だから。
生まれた日。
何を祝えばいいのか。
人の輪の中で、自分の順番が巡ってきても何を祝ってもらっているのか解らないままだった。今も多分わかってない。


イライラする。
考えがまとまらない。

このまま部屋でじっとしていても仕方ないし、不快感は募るばかりだ。
華やかな雑踏に今日はまぎれてしまおう。
忘れてしまおう。



満開の桜はファイバーグラスの人口物。
美しく風にそよがれても、本物の花びらが散り舞うことは無い。
花びらが一定の間隔で舞う映像は溢れていたが、それも本物ではない。
情緒だとか、趣だとか、争いとは無縁の世界で平和を謳歌する人たちにはそういうものが必要なのだろう。実際それらは美しい。
しかしお洒落で平和な街中では、花が人口かどうかなんてどうでもいいことだ。
咲いていれば良い。本物か、ニセモノかなんて誰も気にもとめることはない。

誰の声も聞きたくなかった。
オープンカフェの周りの音声は雑多で、少しは気がまぎれた。

自分の事を考えないようにすると思い出す金髪のしかめっ面。
いけない。
自分が望んで、自分から切り捨てたのだから。
アーネチカも、リリも、…彼も。
ああ、考えがまとまらない。頭が重い。イライラする。

とっくに冷めたコーヒーを一口飲んで、落ち着けと自分に言い聞かせながら深呼吸をした。

「…のナンバーでした!」

陽気な女性の声が耳についた。
オープンカフェのラジオ放送だ。

「さて、最近街中では桜が見られるようになりましたね。こんな季節は何だかちょっとノスタルジックになってしまいませんか?」

ラジオのパーソナリティの女性が、どうでも良い事を次々とまくし立てるように話していた。
気を紛らわすには調度いいものかもしれない。
…そうだ、耳を預けてしまおう。
今日は、このくらいいいだろう。

「というわけで、この桜が咲くのは別れと出会いの季節だとされていた国の、とても古いレトロナンバーからのリクエストです!」

そういえばそんな国があったように思う。
ルーツを辿れば、もしかしたら自分の祖国だといえるのだろうか?
今はもうわからないし、祖国よりもほんの数年前に起きた事件のほうが今の自分には大切だ。

「では、リクエストに添えられたメッセージがこちらです。
 リスナーの「F」さんから、「M」さんへのメッセージ!」

心臓が 一つ飛ばしくらいで 高鳴った。

まさか まさか そんなはずはない。

「【忘れて気が休まるなら、忘れたままでいい。
  探し物が見つかっても、気が向かなければ戻らなくて良い。」

恨んでいて。
憎んでいて。

「 でも
  お前が生まれて
  オレが生まれて
  オレはお前と出会えた
  奇跡なんかじゃない 運命だと思ってる」

乱暴な口調。
横柄な態度。
いつだって自己中心的な事ばかり言うフリをして、自分を最後に回す愚直な性格。

「 お前がどう思うなんて関係ない」

俺が聞いている保障なんて無いのに、馬鹿で、妙にレトロでロマンチストで。

「 オレは お前を 忘れない】」

ウソだ ウソだ うそだ。
違うに決まっている。
どうして自分であるなんて思う。
捨てたのは、逃げたのは俺なのに。

「…「F」さんから「M」さんへのメッセージでした!
 Mさん、聞いてくれていたかな?」

Mさんなんて、ごまんといる。

保障なんて何もない。


…なのに、だけど。

ああ、くそっ  どうして?

「ではレトロナンバーから、この曲です」

緩やかなイントロが流れた。
心臓が、締め付けられる。
想い出さずにいられなくなる。


〜♪
口唇ひらく その瞬間
君はすべてをあきらめる
たそがれ時の人波へと
今はまぎれちゃいけない
雨が、雨が降り出せば
せつない想いがやってくる

孤独だって悪いものじゃない
いつか(いつか)やさしさに乾杯
誰かが君のグラス わざとね
愛をこぼすとこを見たよ
今のボクはそれを満たせないけど
君を守りたいよ
Lovin'you (Lovin'you)
いつの日か熱い瞳に 気づいて

押さえ続けたこの気持ちに
君の涙が火をつける
胸のどこかで失くしたもの
ふいに見つけた気分さ
バラに罪があるならば
言いわけ 考えてあげるから

寒い冬も 悪いものじゃない
やがて(やがて)輝きの季節さ
誰かが君の部屋 わざとね
鍵をかけたままにしたよ
今のボクは鍵をはずせないけど
君を守りたいよ
Lovin'you (Lovin'you)
いつの日かボクがいること気づいて

愛してもいいですか
誰より好きな気持ち もう隠せない
やがて雨が上がり輝くBLUE MOON
見上げささやくのさ
LULLABY (LULLABY)
愛の夢かなしい夜に届けよ

〜♪


悔しい 悔しい

俺に勝ちたいなんて、勝てないなんてウソばかり。
いつだって、俺が勝てなかったのはお前なのに。

どうしてラジオを聴いてるだなんて思えた?
軍を、隊を、お前を全部残して逃げるように出て行ったのに。

どうして俺を恨んでくれない?

どうして、お前に逢いたい俺を、こんなに距離があるのに見抜いている?

俺はお前に何もしてやれたためしがないのに。

なぜ、受け止めてるの、いつもいつも、いつも。



オープンカフェでいい大人の男が泣いているなんてみっともない。
だから、泣いてなんてやらない。
お前がここに立っていたら、答えは違っただろうか?

泣いてなんてやらない。

いつか、本当に俺のほうがお前を追い越してみせるから。
お前に見抜かせてなんてやらない。
自由になってみせる。

自由になれたら、今度こそ笑って逢えるかもしれない。
そうしたら、俺は赦してもらえるのだろうか。

本当は俺の考えなんて全部、あいつには関係ないのかもしれない。
アイツはそんな事、気にしてないに違いない、馬鹿だから。気楽だから。
馬鹿で気楽でワガママで、それを演じられるくらい器用で不器用な奴。
俺が投げ出したものを、全部引き受けたなんて言わせてやらない。

ファビアン、お前はいつだってずるいよ。
本当は俺がお前には勝てないことを、お前だけが知らない顔をしているんだから。
俺のほうが悔しいなんて、お前は考えたこともないだろう?

今朝、目が覚めた時の事を思い出して、少し笑えた。
下らないことだった。
重く考えすぎていただけだと、目の前にいもしないくせに、俺に舌を出して「バーカ」と言ってくる、愚直でしかめっ面の金髪。

お前に胸を張って逢えるようにならなきゃいけないのは俺のほうだと、いつかいえるだろうか?
この答えを知るのは、もう少し後でもいい。


冷え切ったコーヒーを飲み干して、俺は歩き出した。




-----------------END----------------------------------------




(劇中の楽曲:リンクコード
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=42858

「愛してもいいですか」
歌手:光GENJI
作詞:三浦徳子
作曲:後藤次利

コメント(6)

確かに、ミカは除隊後も事件の真相を追っていそうなイメージが有りますよね!!
でも常に軍の監視下に置かれている為
何一つ解決出来ずに途方に暮れている様な印象も有るのですよ。

バリメサに掲載されていた書下ろしの一枚絵を見て以来
ミカには物事が上手く行かなかった際に
殻に篭もるというか、少し病的になる傾向が有る様な気がするのですよ。
なので小説内で自分の選んだ道について葛藤しているミカの姿を見て
確かに彼なら、こう考えそうだな・・・と何だかジーンときてしまいました!!

何ていうか肉体的な抱擁力はミカの方が有りそうなのですが
精神的な抱擁力はファビの方が有りそうな感じがするのですよね・・・

自分の事を必要として欲しいと想っている人からの「忘れない」という言葉には
本当に強い力が有りますよねvvv
こんな素敵なメッセージをそえた曲を贈られたミカさんは、物凄い幸せ者だと思うのですよ^^
きっとファビアンに惚れ直したに違い有りません!!!
ファビがミカの事を追いかけている様に
ミカもファビの事を考え意識している部分に非常に感動致しましたvvv
この二人は互いに足りない所を相手に見ている様な感じがしますよね。

いつかきっと、ミカがファビアンの事を精神的にも肉体的にも包みこんであげれるくらい強くなって
二人が再会出来る日が来ると信じておりますよ^^ノ
ファビは絶対、赦し受け入れてくれると思いますvvv

ミカの心理描写やファビアンのセリフにも心打たれましたが
喫茶店などの情景や世界観なども解り易くて、とても読み応えが有りました!!!
とても素敵な作品を拝見させて頂きまして、本当にありがとうございますvvv
次回作も期待しておりますね^^ノ
そうなんですよー!

DUO情報で、ミカさんが除隊した・ファビがその後引き継いで隊長をしているという設定を知った時からずっとずっと思っていたことで、バリメサの書き下ろしファビマンガの時のように、学校→軍と追いかけてきたのに更にどこかへまた自分の手の届かない所へ突然行ってしまったミカを、きっとファビはもう無理やり追いかけて一緒にいようとはしないだろうな…って思ったんですよね。

最初に出会ったのが運命だったなら、きっと離れてももう一度会える、つながっていられるとファビは信じて居そうです。

ファビアン=負けず嫌いでワガママな金持ちボンボン というイメージは原作ですごく全面に出してますけど、多分ミカとの出会いって、何というか無いものを見つけちゃったみたいな感覚だったんじゃないかなって思うんですよね。

内なる炎を隠し続ける事とか、ミカほどに執拗に躍起になったりする、というミカの存在そのものがファビアンにとっては強烈なインパクトだったんだろうな…と。
ミカと出会うまでのファビアンって、多分今よりもっとやる気が無くて欲しいものが簡単に手に入るような世界に住んでいることが不満なのに抜け出し方が解らない…みたいなジレンマがあったんじゃないかなぁ、と。(バリメサではサックスで告白して振られるファビがあるので、「ああ、この子は不器用なんだw」とも思いましたけどw)

でもワガママで突き進んでいけるのってすごく精神的に強いことの証明でもあって、そんなファビアンと出会ってから、ミカの気持ちの中でファビアンなら自分を裏切ったりしないという勝手な信頼をいつのまにか置いてしまっていて、その自分もちょっと好きだしちょっと嫌いだったりしそうです。
本当は、ミカは固執することで自分を保っているだけで、実際に真相を知ってしまったら一気に崩れ落ちていきそうなイメージもあるんですよね。
モチロン、冷静だったり、ドSだったり、部隊のブレーン的な印象もあるんですが、その反面で心に渦巻いてる怒りとか憎しみはすごく強いだろうな…と。カレルも大変です。笑

ミカが退役したのもファビアンがいるから大丈夫というのと一度距離をおきたいというのがあったのかなぁって思うんです。
軍を去ったということはアーネチカとも別れた???とかも思うので、BLに限らずその辺も描いてみたいなぁ…なんて。

その辺を思うと、「ミカが辞めた」というあの部隊でファビアンが隊長になって、DUO情報が確定してないのでわからないですがRevのことを思うとリリが現役ではなくパートナーやアーネチカ的なサポートに回っているとしたら、アーネチカは管制官のトップにいるけど櫻子さんと似たような心境なのかなあ…とか、リリがちゃんと心を取り戻せる環境を残すためにファビは追いかけなかった!とか色々妄想がつきません!

あと関係ないですが、ペルナちゃんとツィーランの出会いでちょこっとしか触れられてないですが「なんであんたは」見たいな事をペルナちゃんが言うので、あの2キャラの関係もすごく不思議に思います。

肉体的にこっちこいとかワガママ言うのはミカだろうなぁと思うんですが、神名桜さんの言われる通り、精神的強さとか器用さはファビアンのほうがずっとあるのだと思いますv
そんな二人だから離れている間でも妙な偶然で実は街角ですれ違ってるのに気づかないフリをしていたりしてそうなイメージなんですよ!

ファビアンにとって、このミカが軍を抜けて追いかけなかったという時間は自分を鍛えなければならないという時期だったんだって自分を我慢させてるのでは…とか、この二人のRev〜DUOの間の動きは事細かな年表を公式で発表していただきたい…!!!w

ファビアンは何があっても戻ってくれれば全部OK!!!!な感じですよもう!笑

もっと心理描写とかできるようにのんびりですが頑張ってゆこうと思いますのでお時間ありましたら相手してやってくださいvv
もう一度ミカさんと再会出切ると、ちゃんと信じているファビアンって良いですよねvvv
離れていても、どこかで繋がっている雰囲気とか物凄く萌えます!!!
自分は二人の再会シーンにばかり頭が回ってしまい
残されたファビアンが、どうするのかについては、あまり考えた事が無かったのですが
ファビって結構こういう精神的な繋がりに重きを置くタイプの子でも有る様な気がしますので
ミカさんが戻ってきてくれる事を信じて
だからこそ軍を守っているというパターンも大いにアリだと思いますよ!!!

初めは流石にミカさんの行方を捜したと思いますが
その途中でファビアンなりに色々と考えて決断した部分も有るのではないでしょうか?
自分の思い描いているファビアンって、かなりミカに依存しているのですよ。
なのでミカがいなくなって一番悲しんでいるのもファビアンだと思います。

良家のお坊ちゃまで有るファビが、そういう肩書きを捨てて軍に入隊したのは
御父様や家の事よりもミカの存在が有ったからこそだと思うのですよね。
羽渡さんの仰る通り、ミカとの出会いって
ファビにとっては、かなり衝撃的な物だったと思うのですよ!!
同じ様にファビアンとの出会いが
ミカにとっても自分を変える大きな切欠になった部分も有ると思うのです。

ファビと出会うまでのミカって、それこそ他人を寄せ付けない
もしくは他人に必要以上干渉しないタイプの子だったと思うんですよね・・・
それよりも自分は父と母の命を奪った大使館事件について調べなくてはならないとか
その事件を切欠に姿をくらました義兄(カレル)について調べなくてはならない・・・みたいな感じで。

そんなミカにファビは色々と声を掛けてあげたと思うのですよ^^
そうしていく内にミカにとってもファビは気になる存在になっていったと思いますし
親に大切にされているのに、どうしてその親を省みないのかと
(親が居る事に対する)嫉妬や怒りも感じていたと思います。
でも、今の様な関係が築けているという事は
ミカの中にもファビを信じる心が生まれているという事になる筈ですよねvvv
そういう互いを信頼する感情が、もっとパワーアップしていってくれると
お姉さん的には嬉しいのですが・・・vvvvv(←オイw

ファビに対する気持ちが芽生えているからこそ
あえて、それを隠そうとしている部分も有るのではないでしょうか?ミカさんって。
そういう部分が強いのなら「アーネチカさんが恋人=カモフラージュ説」もアリかとw

ミカが事件の真相に到達した際に、その心を支えてあげるのはファビアンであって欲しいです♪
その後はカレルとの確執も、きっと解消されるでしょう。
ああ、でも!!今まで通りカレルの事を執拗に追いかけているミカさんも捨てがたい!!!www
何だかんだで、お兄ちゃんの事を追いかけているミカって好きなのですよvvv
(↑勿論これは恋愛感情とは違うのですがw)

色々語り合う為にも、もっと情報が欲しいですよね!!!
そもそもリリちゃんは、あの後無事に助けだされたのかとか
(↑家庭用AルートEDだとラスボスごと姿が消失してしまっているのですよ;;)
同じく家庭用BルートEDでミカがアーネチカさんと実際別れているというパターンも有りますし・・・

ペルナちゃんとツィー君の関係については思い当たる節が有りますので
頂いたコメント返しの後半部分についてと一緒に、後日改めて語らせてやって下さい^^ノ
そうなんです!最初は絶対最初は追いかけてますよね!
それで追いかけて自分も軍を辞めようとしたところに、ファットマン家ゆかりの軍部のお偉いサンに「君を受け入れたのはお父様のお言葉添えがあったからだ」とか「(ミカと違って実力より権力で入隊した)キミが自由に辞められるとでも?」とか「いい加減、大人になりたまえ」とか言われてそうで(どこまでもファビにたいしてSっ気を出したい私www)、ファビアンとしては辞めたくても辞められない大人の事情とか空気を読めみたいな圧力がかかってそうだなぁって思ったんですよね。

しばらくしてから、自分は自分、ミカはミカ!という当たり前かもしれない考えに至って、かつそれでも見つけ出してやる!と思うだろうなぁと。
衣装や雰囲気も大人びていたのは我慢することを覚えたからかも??と思うと、ナイスミカファビ精神繋がり!と思う反面、ファビが大人になっちゃったらミカさんどうなるのー!!ミカさんはファビの子供じみた面がすごくすごく好きそうなのに!!!とも思えたり…笑
でもきっと、大人びた背伸びや我慢をしてても再開したらいつものファビに戻ってくれそうですよねvvvv
というか涙目で「ばか」とか言ってるだけでもうミカさん大満足(止まれw

神名桜さんの言われる通り、ミカにとってもファビはすごいインパクトなのは間違いないですよね。すごく恵まれてるくせに恵まれてることを認めないなんて、すごく贅沢なガキだと思ったことでしょう…笑

でもきっと、カルガモの子のように付いてくるファビを、最初は「思い通りに食いついてくる」と手玉に取ったような気分だったのかなぁとも感じるんですよね。
ミカがファビに心を開いているのは、本当に本人も気づいたらそうなってたみたいな、最初は逆に意地悪してファビには負けてやらないような、ファビが「キーっ!!!」ってなって「ミカ!」って言ってくれるような勝ち方(スポーツでもテストでも)をわざとしてるような子だったのかな…と。
きっとミカはファビじゃなかったら、自分からさっさと負けて相手の顔を立てて自分の道を邪魔させないような手段を取ったと思うんですよ。それこそ、他人を自分のテリトリーに入れたくないようなふさぎ方というか。
その辺のイメージはきっと神名桜さんの仰るあえて遠ざける部分ですよね。
そういうのにキッチリだまされてくれるのもファビの従順ないいところ…vvv

アーネチカさん=カモフラージュ説はもうミカファビストの永遠のテーマですねwww
ミカのことだからファビにあてつけてアーネチカを…とも考えたいんですが(腐)、そうなるとアーネチカは櫻子さん以上に悲しい道に…^^;
アーネチカさんと別れるEDはちょっと哀しかったんですよね…でもアーネチカにとっては、別れと言う節目が必要だったのかも。彼女はミカの気を惹こうとすごく努力をした子だと思うのです。ミカの恋人っていうのはある種のステータス(隊長の恋人)だったと思いますし、別れてからのほうが好きな気持ちを実感したくらいな、ちょっと気取った人だったらいいなぁ…と思ったり。笑
じゃないとミカと付き合うなんてできnゴホゴホ

カレルとミカさんをカップリングじゃなくてもペアで考えると、どうしても間に若が!!!出てくるんですよ私…!!!(どこまでも腐
若が居なかったら、あるいはミクリ家がああいう運命とは関係ない平凡な家族だったらすごく良い兄弟になれそうなのに…
若がいなかったらミカはもっと幸せだったのかしら!?とか思うと若にちょっとジェラシーです。(オイオイw
お兄ちゃんが取られちゃったという最初の概念が捻じ曲がっていつまでも追いかけてるミカさんも素敵ですvvvv

リリは、私が好きだからっていうだけの視点からだと確実に助かっててパートナーキャラとしてDUOにも出ていて欲しいのは120%なんですが、リリちゃんの幸せという観点から考えると果たして助かることはリリにとって幸せなんだろうか?とも…。

ファビたちが総力を挙げてリリを見つけ出してて欲しいんですが、あそこまで一度壊れてしまった子が日常に戻ることが酷な気もします。
リリちゃん是非助かってて欲しい…深窓の令嬢になっててもいいから助かってて欲しい…!!><
DUO情報がとにかく欲しいです!

ペルナちゃんとツィー君の関係の、神名桜さんの観点すごく興味があります!!
お時間のある時にでも是非是非聞かせてください!!

私の中の印象としては、戦う事とか従うことに何の疑問も抱いていなかったペルナちゃんが、ツィー君との出会いを境に、考えたことも無かったような疑問に飲まれてしまう…ツィー君も櫻子さんと出会わなければぺルナちゃんと変わらなかったかもしれない自分とか想像したらすごくゾっとしたと思うんですよね…。

是非是非今度きかせてくださいねvvv
えっと、先ずは前回のツィー君とペルナちゃんの話の続きからなんですけど
この二人ってセンコロの本編のシナリオ内でペルナちゃんがツィー君に対して
「ねぇねぇ、キミって、もしかしてラボの子?」と話しかけている所を見ますと
同じラボラトリで生まれたアンドロイドと、そのクローンにあたる子じゃないかな?と思うのですよ。
その証拠に家庭用センコロのツイーランBルートEDでは
全てのペルナちゃんのオリジナルにあたるペルナちゃん(フォルトナ?)がツィー君に
「忘れないで、キミは愛されているヒト」「だから、幸せから、逃げないで」と語りかけるシーンが有るのですが
その声をツィー君は「まるで母の声の様に聞こえた」と解釈するんですよね。
その事から考えるとペルナちゃんってツィー君にとって
母親の様な(細胞もしくは遺伝子のマザーにあたる)存在ではないのかな?と思うのですよ。
勿論、これは全て想像で何一つ決定打となる物は無いのですが
二人に何らかの繋がりが有る事は確かですよね。
後、個人的にですが、
ちっちゃいお母さんと可愛い息子の組み合わせって何だか和むな〜vと思ってみたりvvv(←オイ
ツィー君はペルナちゃんに、ペルナちゃんはツィー君に出会った事によって
色々な悩みや疑問が生まれたとは思うのですが
センコロ「1」のED後、ペルナちゃんがG.S.O.に助けられた後は
二人とも何だかんだで皆と一緒に幸せに暮らしているのではないでしょうか?^^
(↑だったら良いな・・・という希望も含まれています)

そして肝心のミカさんとファビさんについてなのですが
確かに羽渡さんの言われるとおり
ファビアンはミカの事を探しに行きたくても行けなかったのかもしれませんね。
何たるロミオとジュリエット(違)
でも、こうして引き離された事によって
互いに相手を想う気持ちが強くなった部分も有るのではないでしょうか?
特にミカさん!!
ファビと離れ離れになった事によって
やっとファビアンが自分にとって物凄く大切な存在だと気付いていそうですよ、この人w
正に羽渡さんの書かれた小説通りですね!!!
一人残されたファビは隊長という立場や、大切な仲間達が居なくなった後の小隊を纏める為(守る為)に
かなり気を張って無理して大人びている部分が有るとは思うのですが
きっとミカさんや皆が戻ってきてくれたら
今まで通りの可愛い表情も見せてくれるのではないでしょうか?vvv
涙目で「ばか」は是非とも言って貰いたいですvvvvv
後はミカさんに「セクシーなのキュートなの、どっちも好きだよ〜♪」になって頂くだけですね(←マテw
それにしても、こうしてファビを手玉に取るつもりだった姿を見てみると
ミカさんって、やっぱりドSな策士だよな・・・と思ってみたりw
自分の中のミカさん像って「ほんわか策士」なんですよね。
本当は解っているのにワザと解らないフリをして場を誤魔化していると申しましょうか・・・
どこかの新世界の神様の様に「計画通り」と思っていたつもりが
子供の様に純真なファビに、すっかりほだされてしまっているミカさんが何とも微笑ましいです^^
もしかしたらミカもファビに負けない様に努力して勝ちを取った試合などが有ったのではないでしょうか?
自分が負けたらファビが自分を追いかけてきてくれなくなる(自分を必要としなくなる)という
恐怖を感じた事も有るのではないかと妄想してみたり。
んんん?でもコレはミカのキャラクターとは大分違いますねw
何事もサラッとこなしてしまう方が、やっぱりミカらしいかとww

アーネチカさんとリリちゃんは、単体だったらとても魅力的で
大好きなキャラクターだったりするのですよ♪
ミカやファビアンが絡むと、ちょっと複雑になってしまうんですよねw
自分と致しましては、S.S.S.の皆の絆が絶たれる様な事が無く
何らかの形でストーリーに関わってきてくれるのでしたら
彼女達はパートナーキャラとして登場しなくても良いと思っているのですよ。
無理に戦いに巻き込ませる必要は無いと思うのです。
実際その辺りが、どうなるかは続報に期待ですね^^

ミクリ兄弟については完全に自分が趣味に走ってしまったみたいで申し訳ないですorz
若とカレルの組み合わせも勿論大好きですよvvv
カレルが若の事を尊敬して一目を置いているのは
過去に若に命を助けられた為らしいのですが多分それだけでは無いでしょうね。
今ではもっと大きくて大切な存在になっているのではないでしょうか?
世界が平和になった暁には
若は鳴神家には戻らずカレルと一緒に住んだら(もしくは旅を続けたら)良いと思います。
そしてたまに、そんな二人を(というよりカレルを)ミカさんや櫻子さんが茶化しに来たりww
ミカファビは勿論ですけれど他の皆にも幸せになって欲しいですよねvvv

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