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Pの『THE つだん部屋』コミュの【602】廃墟の中の領収書

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【コピペ】



これは俺が就職した年の体験。
不思議な内容でもあるが、結果的にはゾッとした内容なのでコッチに投下。

久々に会った中学時代の悪友二人と遊んでいたとき、Kが最近見つけた廃墟に行こうという話になった。
その廃墟は国道の道路の横にある森の中、入り口には赤い門があるが古く変形しており森の木々によって気づきづらかった。

俺達三人(俺、K、Sとする)はその廃墟に昼間だけど探索にいった。

門からは草木ボウボウなんで門の横から侵入。
廃墟はものの数秒で到着。

廃墟は何だかワンルーム程度の広さで倉庫みたいなものだ。
だが隣接して倉庫が2つあり、1つは空だがもう1つはレンガで出来た風呂みたいなものが中にあった。

雰囲気はあったがヤバメには感じなかった。
んで廃墟の中は物だらけ! 昔のラジオみたいな物や古雑誌、明らかに十年以上は誰も住んでいないような状態。

するとSが、

「お、エロ本が中に捨ててあるぞ」

KとSは笑いながら狭い廃墟の中へ入った。
古いベッドがあり新聞紙が束になっていた。

K「昭和53年かよ、古いな〜」

二人して笑いながら家捜ししている。

俺はというと玄関のポストの中を見ていた。するとド○モの通知が。
中身は、ド○モから「イシイコウイチ様」って明記された「今月分」の請求書兼領収書。

こんな廃墟に何故? まさか廃墟じゃなかったとか?

いや埃の体積具合からみても人が長年来なかったのはわかる。それも兼領収書、現在使用中という意味であろう。
しかし郵便局の人もこんな廃墟まで配達? まあ不思議は尽きない。

俺はKにその請求書兼領収書を見せた。

「へえ、面白そうじゃん、この番号にかけてみようぜ」

わかると思うがド○モの請求書兼領収書には携帯番号が記載されている。

「だけどこっちの番号がばれたらヤバいから公衆電話からかけようぜ」

とりあえず俺達は廃墟から離れて、500メートル離れたコンビニの公衆電話からKがその記載されている番号に電話する。

「もし公衆電話否定だったら…」

とKが言い掛けたとき、

トゥルルル…

トゥルルル…

ガチャッ!

「あ、やべえ、誰か…」

とKが言ったとき、近くにいた俺とSにすら聞こえるくらい大きな声で、

「勝手に人のハガキを見るなァァァ!!」

と怒鳴り声が受話器から聞こえた。

俺はKから受話器を取り上げて慌てて電話を切った。

「なんだ? 凄い怒鳴り声だったよな」

とSが言うと、Kは訝しげな顔で「…怒鳴り声?」とつぶやいた。
Sが「俺やすばるに聞こえるくらいの声でハガキを見るなってよ…」。

流石に俺もコレは聞こえた。
だがKは違った。

Kには、

「何でこの番号を知っているの? あなたたち…」

って女に言われかけた時に、俺に受話器を取り上げられたと言う。



それ以来あの廃墟へは行っていない。まだ現在もある。

実は後日談って程ではないが、親父にその話をしたら「運が良かったな」と一言。

「なんだい、そりゃ?」と親父に言ったら、

「もし電話を切ってなかったらKは大変なことになってたな」



気になる点がいくつかある。

・怒鳴り声はKを助けてくれたのか?

・なんであんな廃墟に新しいド○モの請求書兼領収書が?

・イシイコウイチ様って?

・Kに語りかけた女の正体

まあ今もKは元気だ。

コメント(4)

しかも、電話なのにあなたたちって・・・(゜Д゜;)

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