ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

Pの『THE つだん部屋』コミュの【13】悪魔

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【コピペ】



我が輩は悪魔である。

自分で言うのも何だが、我が輩程悪魔らしい悪魔はいない。

これは我が輩が言うのであるから間違いない。

我が輩の悪魔らしい事と言ったら、我ながら寒気がする程である。

これほど悪魔らしい悪魔にもかかわらず、なぜか我が輩は正悪魔に昇進できない。

地獄に入獄以来、ずっと契約悪魔のままである。

正悪魔になれば、これまでの日給月給から、固定給になるし、ボーナスも出る。

地獄界保険・年金にも入れる。

文句なしだ。

我が輩は今日こそ正悪魔になれると思い、毎日過ごして来たのだが、全く正悪魔になれないまま100年経ってしまった。

なぜだ?

悪魔としての実績は申し分ないはずだ。

通常、悪魔は月に1回の実績で十分である。

1年で12回、100年でも1200回でいい。

ところが、優秀な我が輩は、この100年でなんと30000回の実績を上げて来た。

30000回も人間どもを恐怖のどん底に落とし入れて来たのだ。

この実績ならば、正悪魔どころか、大悪魔、いや、魔王にさえなれる。

しかし、我が輩は一向に契約悪魔のままだ。

おかしい、何が悪い?

上司へのお中元や、お歳暮は欠かした事がない。

まさか、天使達とクリスマスパーティーをやったからか?

それともたまに、天国でバイトしてるからか?

いや、どちらも大丈夫だ。

天使は悪魔と違って口が固いし信用出来る。

まあ、いつまでも悩んでいてもしょうがない。

今はとにかく実績を上げる事だ。

我が輩はいつものように、人間界に降り、
人間に悪魔だと悟られないように変身した。

我が輩の変身ときたら、我ながら惚れ惚れする変身振りだ。

人間には絶対に見破る事が出来ない完璧な変身だ。

事実、この100年間誰にも見破られた事がない。

我が輩はこの姿で油断している人間を襲い、恐怖のどん底に叩き込むのだ。

我が輩は獲物が来るのを待った。

来た!獲物だ!

愚かな人間が間抜け面をしてやって来た。

我が輩は人間を十分に引き付けておいて、一気に襲いかかった。

「う、うわああああ〜っ!!」

クックックッ!!

やった!大成功だ!我が輩はまたしても人間を恐怖のどん底に叩き込んでやった!!

おっとこれで満足していてはいけない。

我が輩はまた変身した。

そう、我が輩はこうやって石ころに変身して、人間をつまずかせるのだ!!




※コメントに続きます

コメント(9)

※続き



我が輩は悪魔である。

我が輩の極悪な事と言ったら…

今日、我が輩がしでかした極悪な事を紹介しよう。

まずは、朝、道端に葉っぱが山のように積まれていた。

人間がそれに火をつけ焚火で暖まろうとしていたが、なかなかつかない。

我が輩は人間をもっと寒くしてやろうと、風を吹かせた。

すると、突然葉っぱが急に燃え上がり、人間がびっくりした。

我が輩はその顔が面白くてたまらなかった。

良し、次はもっと火を強くしてやけどをさせてやろうとした。

更に大きくなった火は人間をあぶる。

人間はたちまち赤い顔になった。

我が輩はますます愉快になった。

人間は焚火の中から隠していたイモを取り出した。

それを見た、我が輩は呆れた。

イモを隠していたのに火をつけるなど、愚かなヤツだ、イモが焼けて焦げてしまっている。

ヒャッヒャッヒャッ!

我が輩は、気分良く、そこを離れた

次の極悪の相手は、婆さんを選んだ。

弱い年寄りを狙うなど、俺は全く凄い悪魔だ。

婆さんは道路を渡ろうとしていた。

おっと、婆さん、すんなり渡らせてやるもんか。

我が輩は婆さんの肩を掴むと後ろに引き戻してやった。

次の瞬間、多数の車がひっきりなしに通過して、婆さんは道路を渡れなくなってしまった。

婆さんは呆然としている。

ヒャッヒャッヒャッ!

婆さん、おあいにくさま!

次は公園にいる子供だ。

鎖でぶら下がっている、木の板で出来た椅子に座って休んでいる。

我が輩は、後ろから近づき子供の背中を押してやった。

子供はブンと前後に揺れる。

子供はキャーキャー騒いでいる。

我が輩は後ろにいるので、子供の顔は見えないが、この騒ぎようはよっぽど恐いと見える。

ヒャッヒャッヒャッ!

我が輩は、子供を思う存分押して、散々恐がらせてやった。

我が輩は満足したので公園を後にした。

次は若い女だ。

この女、バッグから財布を半分のぞかせて、いつでもすぐに金が払えるようにしている。

頭の良い女だ。

我が輩は、買い物の邪魔をして女を困らせてやろうと企んだ。

女の財布をバッグの底に押し込み、隠してやった。

女、財布が取り出しにくくて、さぞかし困るだろう。

ヒャッヒャッヒャッ!

我が輩は愉快で仕方なかった。

ざっとこんな感じで今日も極悪三昧の一日だった。



※続きます
※続き



我が輩は悪魔である。

我が輩の極悪な事と言ったら…

今日、我が輩がしでかした極悪な事を紹介しよう

狙いを一人に絞って極悪な事をするのもいいが、たまには大勢を相手にするのも面白い。

我が輩は、なんとかランドと言う、大勢の人間が集まる場所に出かけた。

すると、汚ならしい小屋が我が輩の目に止まった。

壁には、我が輩の仲間の絵が書いてある。

中からは悲鳴が聞こえる。

これは、仲間に先を越されたに違いない。

我が輩も中に入った。

中は暗く、墓場やガイコツがあちこちにある。

我が輩のために用意したようだ。

なかなか気がきく。

どこかで悲鳴が聞こえる。

見に行くと仲間が人間を襲っている。

しかし、下手くそなヤツだ。

新米か?

我が輩がお手本を見せてやる事にする。

我が輩が人間を驚かせ始めると、人間どもめ、ワーワーキャーキャー大騒ぎだ。

我が輩は更に人間どもを恐怖に震えさせてやった。

ヒャッヒャッヒャッ!

次は何やらデカいコーヒーカップの椅子に座っている人間どもがいた。

我が輩はカップをぐるぐる回して嫌がらせをしてやった。

またまた人間どもの悲鳴。

そして降りて来た人間どもは恐怖でフラフラしている。

ヒャッヒャッヒャッ!

我が輩は大したものだ。

今日はこの二つで大勢の人間どもを恐怖させてやった。

我が輩は満足して地獄に戻った。



※続きます
※続き



我が輩は悪魔である。

我が輩の極悪な事と言ったら…

今日、我が輩がしでかした極悪な事を紹介しよう。

まずは、小さい女の子が泣いていた。

どうやら道に迷ったらしい。

チャンスだ!

我が輩はこの子を更に道に迷わせようと、別の道に誘い出した。

しばらく行くと、箱の中に武器を腰にぶら下げた人間がいた。

こんなに堂々と武器を持って他人を威嚇するなんて、この人間はさぞかし極悪な人間なのだろう。

きっと、情け容赦ないヤツに違いない。

この子もきっといじめられるだろう。


我が輩はこの子を箱に置き去りにしてやった。

陰から様子をうかがうと、案の定極悪な男は女の子を中に連れて行った。

またしばらくすると、女の子の母親らしき女が、慌てて箱に入って行った。

そして、まだ泣いている女の子を救出した。

女の子は母親にしがみついて泣いている。

よっぽどいじめられたに違いない。

母親は極悪な男にペコペコしている。

多分、もういじめないでくれと頼んでいるのだろう。

ヒャッヒャッヒャッ!

いい気味だ!

我が輩は満足して、そこを離れた。

次はビルの屋上から空を飛んで遊ぼうとしている人間を見つけた。

コイツは人間のクセに空が飛べるらしい。

生意気なヤツだ。人間なんかに空を飛ばれてたまるか。

我が輩はコイツが飛ぼうとする度に、何度も邪魔をしてやった。

人間はとうとう諦めて、地上に降りて行った。

地上に着くと、人間は女房らしき女に引きずられて、首をうなだれて帰って行った。

ヒャッヒャッヒャッ!

ざまあみろ!

今日最後は、暇そうな靴屋だ。

この靴屋、のんびりと休んでやがる。

人間を休ませてたまるか。

我が輩はこの靴屋に大勢の人間を送りこんだ。

人間どもは、靴屋の靴を奪い取り、代わりに数字が書いてある紙を置いて行く。

せっかくの靴が紙と交換なんてたまったものではない。

靴屋の靴は、とうとう全部なくなってしまった。

靴屋は悔しさのあまり泣いているようだ。

ヒャッヒャッヒャッ!

ざまあみろ!

我が輩は今日も満足して地獄に帰った。



※続きます
※続き



我が輩は悪魔である。

我が輩の極悪な事と言ったら…

今日、我が輩がしでかした極悪な事を紹介しよう。

さてと、今日はどんな極悪な事をしてやろうかと、
町を歩いていると、一軒の民家が目に止まった。

民家の窓から中を覗いて見ると、爺さんが布団で寝ている。

良し!今日第一番目の犠牲者はこの爺さんだ。

我が輩は爺さんの家に忍びこんだ。

爺さんはぐっすりと眠っている。

布団がよっぽど暖かく気持ちいいのだろう。

真っ赤な顔をして恍惚の表情をしている。

額に触るとかなり温かい。

爺さんに気持ちいい思いをさせてなるものか!

我が輩は氷水にタオルを浸し、爺さんの額に乗っけてやった。

爺さんめ、恍惚の表情が無くなって、無表情になりやがった。

ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ!

良く見ると爺さんの周りには、素敵な具合に汚れた衣類が沢山ある。

こんなに汚れた衣類を着る事を許されるのは、正悪魔以上だ!

生意気な爺さんだ!

許さん!!

我が輩は、せっかく汚れた爺さんの衣類の汚れを全て落として綺麗にしてやった。

おまけに、爺さんの着てる物はもちろん、爺さんの体もぴかぴかにしてやった。

更に爺さんの部屋も隅から隅までぴかびかにしてやった。

爺さんめ、悔しがるだろう。

ざまあみろ!

ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ!

おっと、爺さん、我が輩の目は欺けないぞ!

爺さんめ、ダイエットしてやがる。

美しいまでに骨と皮だらけの体をしてやがる。

許さん!

我が輩は爺さんに、米をドロドロにした気持ち悪いものを無理矢理食わせてやった。

爺さんめ、涙を流してやがる。

ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ!

更に、ダイエットを絶対に阻止するために、爺さんの冷蔵庫の中を食べ物で一杯にしてやった。

爺さんめ、自分の意志の弱さを悔やむがいい!

ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ!

爺さんよ、今日はこのくらいでカンベンしてやるが、我が輩は蛇よりしつこいのだ!

爺さんが死ぬ日まで毎日来てやるからな!

ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ!

さてと、お次はと…

な、なんだアイツらは!?

大人達が楽しそうに鬼ごっこをしてやがる。

鬼の役の男は迫力を出すために、ナイフを持ってみんなを追いかけ回してやがる。

楽しませてなるものか!

許さん!

我が輩は、鬼の役の男からナイフをひったくってやった。

ついでに足を引っ掛けて転ばしてやった。


ん!?

今度は別のヤツが鬼になったみたいだ。

今度の鬼は、腰にピストルを下げて、
ナイフの鬼だったヤツをあっと言う間に捕まえた。

ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ!

ざまあみろ!

これで鬼ごっこは終いになったようだ。

誰もいなくなった。

つまらんから我が輩も帰ることにした。

あ〜、今日も極悪三昧の一日だった。

ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ!



※続きます
※続き



我が輩は悪魔である。

我が輩の極悪な事と言ったら…

今日、我が輩がしでかした極悪な事を紹介しよう。

今日も人間にどんな極悪なことをしてやろうかと考えながら空を飛んでいると、

ジャンボジェット機が我が輩の目に止まった。

このジェット機は面白い飛び方をしている。

なにやら、ぐるんぐるん回転しながら、

右へフラフラ、左へフラフラと飛んでいる。

実に愉快そうに飛んでいる。

近づいて中を覗いて見ると、
乗客が中でワ〜ワ〜キャ〜キャ〜と大喜びしている。

これは人間の世界で流行っている、
イベントと言うやつに違いない。

しかも、このジェット機、
海をましっぐらに目指している。

空で楽しんだ後は、海中遊泳と洒落込もうとしているに違いない。

許せん!

人間に楽しい思いをさせてなるものか!

こんな楽しそうなイベント絶対に失敗させてやる!

幸い、すぐ近くに飛行場があった。

我が輩は魔力を使って、ジェット機を無理矢理飛行場へ着陸させてやった。

イベントを楽しめなかった乗客どもは、よっぽど悔しかったのだろう、
泣きながらジェット機から降りてきた。

ざまあみろ!

ヒャッヒャッヒャッ!!

お次はと、おおっ!人間にもなかなか素晴らしいヤツラがいる。


大物代議士とか言う人間と、
大会社の社長とやらが結託して、
汚職と言う実にあっぱれな事をしている。

しかもこやつらは実に奥ゆかしい。

誰にも知られないようにこっそりと行っている。

いかん!

このままでは、こやつらの美徳が誰にも知られないままで終わってしまう。

こんないい話はみんなに知らせて見習わせなければならん。


我が輩は、ありとあらゆる報道機関にこやつらの美徳を知らせてやった。

お前達、胸を張って褒められるがいい!

ヒャッヒャッヒャッ!

今日はこのへんにして帰ろうとしたら、

山が燃えているのを見つけた。

はは〜ん、山の木を燃やして炭にして儲けようという魂胆だな!

しかも、燃えた跡地を利用しようとしているに違いない!

まさに一石二鳥、なんとずる賢い人間だ!

許さん!

我が輩は帰りがけの駄賃に、
雨を降らせて火を消して邪魔してやった。

ざまあみろ!

ヒャッヒャッヒャッ!

今日も極悪三昧に満足した我が輩は、意気揚々と地獄に帰った。



※続きます
※続き



我が輩は悪魔である。

我が輩の極悪な事と言ったら…

今日、我が輩は久しぶりの休みである。

貴様達に、我が輩の休日を教えてやろう。

我が輩の休日は…

ここだけの話だが、我が輩は休日には天国でアルバイトをしている。

今だ契約悪魔の我が輩は生活が苦しい。

大悪魔のルシファー様に相談したところ、
内緒で天国のアルバイトを紹介していただいた。

この極悪非道な我が輩が、
天国などでアルバイトが務まるのかと不安だったが、
やればなんとかなるものである。

面接の時に、
神は我が輩にいつも通りの極悪な事を、
自由にすれば良いと言った。

それなら心配いらない。

簡単なことである。

我が輩はまず、ペガサスにいたずらした。

まずはペガサスに水をぶっけてやった。

ペガサスはヒンヒン鳴いて嫌がっている。

ヒャッヒャッヒャッ!

次に、とげとげがついた棒でペガサスの全身を引っ掻く。

とげとげには、ペガサスの白い毛が抜けてたくさんついてきた。

ペガサスはさらにヒンヒン泣く。

ヒャッヒャッヒャッ!

最後にペガサスに茶色に枯れたまずそうな草を無理矢理食わせる。

さすがのペガサスも、これには降参したのだろう。

我が輩の肩に頭を乗せ、恭順のポーズをとりおった。

もう、このペガサスは我が輩の下僕(しもべ)である。

いずれは天国を我が輩の天下としてやる。

ヒャッヒャッヒャッ!!

次に神の様子を伺うと、
奴め不用意にも我が輩に背中を向けて油断している。

神をいたぶるチャンスである。

我が輩は、神にそっと近づくと必殺技のデスグリップを仕掛けてやった。

基本悪魔は、全てを魔力で片付けるため、
握力を始めとする筋力がない。

しかし我が輩は違う。

数百年の鍛練の結果、大悪魔の1000倍の5?もの握力があるのだ!

我が輩は、神の首筋にデスグリップをお見舞いしてやった。

神は、その瞬間

「あ〜う〜」

と呻いた。

いいぞ!この調子だ!

我が輩はデスグリップを神の肩や背中、それこそ全身にお見舞いしてやった。

神は次第に力が抜けたようになり、
ついには目を閉じて気を失った。

ヒャッヒャッヒャッ!

ざまあみろ!!

しかし、あまりやり過ぎるとまずい。

今日はこの辺で止めておくことにした。



※続きます
※続き



さて、お次は…

アイツは!?

確かドジな天使のポポロンとか言う奴だ。

奴め、また何かドジをしでかしたのだろう、
丘の上でしょぼんとしている。

弱っている奴に追い打ちをかけるのは、悪魔の常套手段。

我が輩はポポロンをいじめる事にした。

「どうしたポポロン?」

「あっ、悪魔さん、聞いてくださいよ!

僕がドジなもんで、みんな最近僕の事を無視したり、

誰も仕事を助けてくれないんです、

だから僕も嫌になってここでサボってるんです。

全く助け合いも出来ないなんてチームワークを何だと思ってるんでしょうね?

チームワークを考えないなんてありえないですよね?

チームワークを乱すなって言いたいですよ!」

ポポロンは、我が輩に愚痴をこぼした。

我が輩はポポロンに言ってやった。

「馬鹿者!

お互い助け合って仕事が進むのは、

最悪のチームワークの状態なのだ!

誰の助けも借りず、

個々が100%己の力を出し、

自分のポジションを守る事こそチームワークなのだ!

自分の力を出さず、

自分のポジションを守れない貴様こそチームワークを乱している元凶なのだ!」

我が輩は辛辣にポポロンを罵倒してやった。

ポポロンめしょぼんとしてやがる。

ヒャッヒャッヒャッ!

いい気味だ!

我が輩はさらにポポロンを罵倒した。

「無視されているのは貴様の周りが変わったのではない、

貴様がいい加減な奴になったから周りが変わったのだ!

貴様の顔を見れば分かる!」

ポポロンは驚いた顔をして我が輩を見た。

「顔に出てますか?」

「無論だ!

貴様のやる気なさが顔に出ている。

心は顔に出るのだ!

これを色心不二と言うのだ!」

「しきしんふに?」

「そうだ!

色(しき)は人相や顔色の外面、心(しん)はこころ、内面を言う。

外面と内面は二つのようで二つでない、
一つだと言う事だ!」

「それはどう言う事ですか?」

「内面が変われば外面が変わると言う事なのだ!」

「そっか…」

ポポロンはますますしょぼんとした。

ヒャッヒャッヒャッ!

いい気味だ!

良し!ここで駄目押し!

「貴様の周りの奴が貴様を無視するのは、

周りが変わったのではない。

貴様が変わったから周りが変わったのだ!

これを依正不二と言う」

「えしょうふに?」


「依(え)とは貴様の周り、環境の事。

正(しょう)は貴様自身の事だ。

貴様と環境は二つのようで二つでない、

一つだと言う事だ、

すなわち、自分が変われば環境が変わると言う事なのだ!」

「自分が変われば環境が変わる…」

「貴様を光り輝く電球としよう。

貴様が消えて暗くなれば、

周りも暗くなる。

これは周りが暗くなったから貴様が暗くなったのか?」

「いえ、違います」

「常に環境に影響を及ぼしているのは貴様なのだ、

貴様のある所が環境なのだ!

貴様の内面が変われば外面が変わり、

貴様自身が変われば環境が変わるのだ!

分かったか!この愚か者め!」

「悪魔さん!これからはアニキって呼んでいいですか?」

ポポロンは、感動の表情をして我が輩を見つめた。

おおっ!なんか分からんが、

ペガサスに続いてポポロンも我が輩の軍門に降ったようだ!

ヒャッヒャッヒャッ!

天国征服の日は近いかも知れん。

我が輩は、大満足で今日の極悪三昧のバイトを終えた。



※終わり

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

Pの『THE つだん部屋』 更新情報

Pの『THE つだん部屋』のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング