ネヴィル　マリナーコミュのネヴィル　マリナーとは・・・

ネヴィル・マリナー (Sir Neville Marriner, 1924年4月15日 - ) はイギリスの指揮者・ヴァイオリニスト。
イングランド中部のリンカーン出身。ロンドン交響楽団の首席クラリネット奏者アンドリュー・マリナーの父親でもある。ロンドン王立音楽大学に学び、パリ音楽院に留学、ルネ・ベネデッティに師事した。

1952年フィルハーモニア管入団。若きマリナーはこの時、フルトヴェングラー、トスカニーニ、カラヤン、カンテッリ等の巨匠のもとで演奏している。
1956～1968年までロンドン交響楽団の第2ヴァイオリン首席奏者。
サーストン・ダートとジャコビアン・アンサンブルを結成してバロック音楽を主に演奏した。その後メイン州ハンコックに留学してピエール・モントゥーの音楽学校に指揮法を学ぶ。その時、アンドレ・プレヴィンやデイヴィッド・ジンマンとの出会いがあった。
1959年、アカデミー室内管弦楽団 (Academy of St. Martin-in-the-Fields) を結成し、長年その指揮者を務めている。
1969年～1979年までロサンジェルス室内管弦楽団の音楽監督。
1971年～1973年ノーザン・シンフォニアの準指揮者。
1979年～1986年ミネソタ管弦楽団の音楽監督。
1983年～1989年シュトゥットガルト放送交響楽団の音楽監督。
1992年からはカダケス管弦楽団の主席客演指揮者の任に就いている。
現在、マリナーの新譜の多くがこのカダケス管弦楽団との録音である。

1972年、アカデミーと初来日。この時マリナーは、指揮者としてではなく、リーダーとしてアンサンブルをまとめている。
日本ではＮＨＫ交響楽団・札幌交響楽団、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団を指揮している。