Over ４０’s　HAWAII　コミュの2009ハワイApril　　トピックが多くなるまで載せますよん。

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April４　

ハワイ行き当日。

パスポートＯＫ、エアチケットＯＫ、エスタＯＫ、宿泊チケットＯＫ、携帯二台ＯＫ、デジカメＯＫ。

無事、成田第一ターミナル南ウィング三菱東京ＵＦＪ銀行前で、合流。

ANAカウンターで、チェックイン。
「お客様、申し訳ございません、エコノミー席が満席でして、よろしければ、ビジネスクラスでお席を・・・」
ＯＫ、ＯＫ、ＯＫに決まってるじゃない。
いやあねえ、申し訳ないなんて、コノコノー。

ファーストラウンジで、
「私、てんぷらそば頂戴」
「あ、私、てんぷらうどん」
と、超庶民的な注文。

隣の席には、イケメン、長身、軽重の男子数名。
「スミマセン、テンプラソバオネガイシマス、アリガトーゴザーマス」
付き添いマネージャーらしき人と一緒に。
どこかの国のアイドルなんだろうけど、我々おばさんには、確認不能。
「格好いいねえー」
と、にやけるばかり。

機内では、見たい映画満載だったのに、シャンパン、ワイン、リクライニングシートいじりまわしで、
結局、一幕も見ずに爆睡。

ホノルル空港には、あみちゃんが迎えに来てくれた。
そのままハワイ島に行くので、スーツケースを預かりに来てくれたのだが、
時間があったので、アラモアナショッピングセンターで、抹茶ティータイム。
しょうさんは、いなかった。帰国したか、非番だったか。

ゴーエアラインで、コナ空港に到着。
YOKOさんが、迎えに来てくれた。
その笑顔を見たとたん、ああ、来てよかったと実感。

YOKOさんの車で、キャプテンクックのコーヒーファームまで。
三匹のわんちゃんの熱烈歓迎を受け、部屋へ。

あれ。
日本の携帯のアダプターがつながらない。
違う機種のアダプターを持ってきた？
え？アドレスとメール・・・できなくなる？

あれ。
デジカメのバッテリーチャージができない。
もしかして、ただのコンセントコードを持ってきた？
え？



空港から


ハワイ島の空は、くすんだ水色（噴煙のせい）で、
なにかノスタルジックな気分になる。


コナ空港に着いたとき、同行のNEKOさんは、深呼吸して、
「いいなあーーー」
と、笑っていた。

そうなの。

なにがって言えないんだけど、なんだか、いいの。


空港から、キャプテンクックまでの道は、
なんだか涙ぐみたくなるくらい懐かしい。


YOKOさんと、ネコの避妊手術についての、
日本とアメリカの意識の違いを語りながら、
40分ほどでファームに着いた。


サチ、サンダー、リキの三匹のわんちゃんたちは、
このファームの中で、のびのびと走り回っている。

ネコのゲンキは、隠れて出てこないなあ。
（ネコ好きの私としては、非常に残念！）


「コーヒーでも？」
YOKOさんが笑顔で、コーヒー豆をひいてくれる。

うわー、なんていい香りなの。

キャプテンクックの山側は、
霧が出て、
湿気のある気候が、
コーヒーの育成に適しているそうだ。

また、平野ではなく、
棚田のように石垣で地固めされた、
こちらのファームのコーヒーは、
味も香りも濃厚だ。

しかも、
えぐみのない、
さわやかな後味で・・・
つまり、とっても、気に入っちゃったのよん。


「Princess Radha Farm」とは、
以前飼っていた、とても賢く愛情深いシャムネコの名前そうだ。

豊穣の女神Radhaもふさわしいと、このファームに名づけたそう。


シャイなご主人のPageさんと二人で、
カリフォルニアからハワイ島に移り、
去年のカップリング大会では入賞を果たされた。

YOKOさん、今年も、楽しみだね。


このファーム、100年ほど前に、
日系の方が丹精こめて作り上げたファームらしく、
いたるところに、
その汗と苦労と情熱と喜びが感じられる。


ここでも、なんだか、うるうるくるのよ。


YOKOさんは、
初めてハワイ島に来て、
土と一緒に生活することの喜びと感謝を、
日々感じていると、これまた、まぶしい笑顔で話される。


コーヒー園を案内されて回りながら、
コーヒーチェリーやオレンジを食べながら、
ぺっと皮をはき捨てながら、
美味しいね、みずみずしいねと、やっぱり笑顔になってくる。


お部屋は、母屋の二部屋で、とても広い。

私たちは、一人一部屋を占領して、
ひんやりとしたその空気を楽しんでいる。


夕暮れになると、

カエルがホウホウと、不思議な魔法のような音色を立て、

このキャプテンクックのファームの空の色が沈み、

そして、また、霧がかかる。


あおい少しくすんだ青。


いいなあーーー。と、また、なんだか、泣きたくなる。


Intermission


ラダーファームで休んでいたら、レンタル携帯に着信音。

ハワイ島の、とっても厳しいマッサージライセンススクールに通う、私のお客様であり、新しい友人であり、同じ平塚在住のKEIKOちゃん。

ヒーリングDAYで、hakoさんから、
「いつでも（ハワイに）行きなさい。女神様がお待ちですよ」
と、押され、ぴょーーーーんと、飛んで行っちゃったんだよう。

「今ファームのそばなんだけど、どの小道入るのか分からない」
「じゃあ、途中まで、行く行く」

NEKOさんと、ワンちゃん三匹と一緒に、お出迎え。

「あーーー、ろみさーーーん」
「KEIKOちゃーーーん、ここで会うなんて、不思議」
「焼けた？」
「太った？」
と、おきまりのご挨拶。

「ホナウナウ、行きますか？ワタシ、年間パスポート持ってます」
と、自慢げに言うKEIKOちゃん。
「連れてって、連れてって」
「夕飯までに、帰ってくる？」と、YOKOさん。
「ええ、きっと、なるべく、多分」

彼女が、最近、ゲットした中古の（サイドドアの内側カバーがめくれあがっている）ナイスで格好いい白い4DWで、近くのプウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園へ。

「ここ、すっごい気持ちいいの。案内したかったの。」
ちゃぷちゃぷと、静かな波音で、うーーん、気持ちいいね。

「で、この向こうにある・・・」
「あああああああああ！亀ええええええええ！」

海亀が、一匹。
それに、クウかカネかの木像に、蟹が一匹。

「あ。ほらほらほらほらほら、かにーーーーー！」

とどろく日本語。
人数は少なく、波は、ちゃぷちゃぷと、静かに寄せては返す。

「・・・・この向こうの、ハイキングコースがいいの。行こう」

途中、水着姿の欧米人のグループとすれ違う。
「ハロー」
「はろううーん」

ねえ、ねえ、あっち遊泳禁止ぢゃないの。
水着って、どうよ。
しかも、スタイルいいぢゃん。
男の子も、かっこいいし。

黒い溶岩のホナウナウ。

彼女は、ここで甲羅干ししながら、
連日、体の筋肉や骨の名前を覚えながら、
クジラやイルカの声を聴きながら、
つらいんだか嬉しいんだか、わからない時間を過ごしている。

うううーーーむ、ハワイアナだ。

ちょっと、カメラで、奇妙な物体を見つけました。
溶岩で瞑想するKEIKOなる、未確認ジャパニーズです。

へへ。みんな、やってたんだけどね。
一番、様になってたよ、KEIKOちゃん。

で、帰りには、ケアウホウの別荘地を回って帰りました。
すっっっっっっごく、ステキ！
ここに、住みたい！
可愛い、おしゃれ、すぴりちゅあるー。

で、ケアラケクアを眺めて、
「・・・勉強、ほんとに、辛かったのよー」
という日系平塚人のため息を残しながら、
ファームに帰りました。

もちろん、夕食には、間に合いませんでしたとサ。
（YOKOさん、ごめんね）


その夜、YOKOさん、KEIKOちゃん、NEKOさん、ワタシの四人で、
ファームの母屋のキッチンとホールで、
ロミロミ体験。

KEIKOちゃんは、出発まで、ヒトサマの身体など触ったことなく、
日本のお母サマも心配されてたように、
「あの娘は、大丈夫なんでしょうか？」
お母タマ、大丈夫、あなたの娘さんは、確実に、ロミロミセラピストの道を歩まれてますよ。

気持ちよかったよ、KEIKOちゃん、ありがとう。
シートには、少し厳しいことも書いたけど、
十分、あなたの優しい手のヒーリングが伝わってきましたよ！
とっても、優しかったし、端正なマッサージでした。

私の考えるロミロミは、もっと土臭いものだけど、
今は、スエッディッシュから習ってると言うし、
全然、OKOKOKです。

夜中の二時三時まで、話し込んで、とても、私は、うれしかった。
隣の犬のマイリが、なぜ、この私の部屋に寝ているのか、
それは、よくあることななのか、私にはわからなかったけど、
KEIKOちゃんの一歩一歩が、着実に根付いてる、努力とともに。

私、とっても、ウレシカッタデス。