イーグルスファンコミュの移籍４年目の鈴木大地が全試合出場宣言「覚悟を決めていく」

安田悠馬の守備進化　キャッチング見直し送球スムーズに
　“安田バズーカ”で開幕マスクだ

安田悠馬捕手が、守備でも進化を見せている。
2月の練習試合では、ヤクルト並木や日本ハム矢沢の二盗を阻止。
昨季は送球が課題だったが、俊足の野手たちを次々と刺したことが自信になった。

今季から就任した的場直樹1軍バッテリーコーチと、キャッチングを見直し。
体の近くで捕球することを徹底している。
その結果、コンパクトで、スムーズに送球することにつながった。
「正面を向いて投げる癖があった。（体の）近くで捕って、
ちゃんと横を向いて投げることをやったら、しっかり球がいくようになりました」と
手応えをつかんでいる。

打撃では、自主トレをともにしたソフトバンク柳田のフォームを参考に、打撃改革。
成果も実り、固まりつつある。加えて“安田バズーカ”でもアピール中。
2年連続開幕スタメンマスクを目指し、守備面も磨いていく。

移籍４年目の鈴木大地が全試合出場宣言「覚悟を決めていく」

鈴木大地内野手が１日、楽天モバイルパークで練習に参加。
移籍４年目となる今季の目標に「１年間試合に出続けること」を掲げ、
レギュラー獲得へ覚悟を示した。

沖縄から戻り、初の本拠地での練習となり打撃練習やノックで汗を流した。
キャンプでは責任感を持って練習に取り組めたと振り返り
「ここから年齢の関係ない勝負が始まる。その準備はできた」と
ポジション争いへ調子を整えた。

今季も一塁や三塁での起用が予想されるが、中日から移籍した阿部や
新外国人・フランコ、猛アピール中の黒川など、多くの選手が内野のレギュラーを狙う。
鈴木大は「同じ能力だったら若い子を使うのが当たり前の世界」とキッパリ。
だが、「いい刺激になっているので負けずにやろうと。僕らがいい壁になっていれば
チームとして底上げになると思っている」と前向きさを見せた。

今季３４歳を迎える鈴木大はチームの野手で炭谷、銀次に続く３番目のベテランに。
昨季は、１２５試合に出場し、２割５分７厘、５本塁打。
２０年の移籍１年目から続いていた全試合出場は途絶え、
２１年の１０本塁打から半減となる５本と悔しい結果となった。
若手選手のアピールも続き「今まで１０回あったチャンスが１０回もらえるかと
言われたらそうではない」と自身を見つめる。激しいポジション争いを勝ち取るため
「今まで通りにいかないとは思っている。
マイナスな訳ではなく覚悟を決めていこうと思ってやっている」と強い意志を口にした。