イーグルスファンコミュの【楽天】ドラフト２位・安田悠馬　東北のゴジラは「４番・捕手」に意欲・・・若鷲チェック

則本、４日に阪神戦登板　右足首「問題なさそう」

則本が３日、甲子園球場で４日に行われる阪神とのオープン戦へ向け
楽天生命パーク宮城で調整した。今年２度目の実戦で、先発で３～４回を投げる予定。
２月２４日の巨人との練習試合で右足首を痛めていたが、
ブルペンで軽めに投げて状態を確認し「問題なさそう」とうなずいた。

巨人戦では追い込んでからの変化球でなかなか空振りを奪えなかった。
「精度を上げていかないといけない」と表情を引き締めた。

【楽天】ドラフト２位・安田悠馬　東北のゴジラは「４番・捕手」に意欲・・・
若鷲チェック

「打てる捕手」の触れ込み通り、安田は強烈なインパクトを残した。
沖縄・金武町キャンプ。２月４日のフリー打撃で金武町ベースボールスタジアム
（中堅１２２メートル）のバックスクリーンを越える推定１５５メートルの打球を
かっ飛ばし、同１７日の練習試合・ヤクルト戦（金武）で中堅左に実戦１号を放った。
「打った瞬間に行ってくれる」と確信するアーチは「東北のゴジラ」の異名に
負けないスケールのデカさを感じさせた。

沖縄滞在期間は８試合で２３打数４安打、打率１割７分３厘、１本塁打、
４打点をマーク。数字の面では若干物足りなさもあるが、
大学通算３２発の長打力の魅力は示しており、
石井監督も「らしさを出してくれている」と今後の成長に期待を寄せている。

幼少期から「４番」に強い憧れを抱いてきた。
「左打者の４番と言えば、阿部慎之助さん（１軍作戦兼ディフェンスチーフコーチ）、
王貞治さん（ソフトバンク球団会長）、松井秀喜さん（ヤンキースＧＭ付
特別アドバイザー）ですね」と巨人の歴代主砲の名を列挙しつつ、
「４番という打順はやっぱり華があるので、いずれは打ってみたいです。（周囲から）

『４番は安田』だなと言っていただけるようになりたい」と高い志を口にした。
０５年の球団創設以降、「４番・捕手」は誕生しておらず、
球団史に名を刻むプレーヤーになれるかにも注目が集まりそうだ。

守備の面では、光山バッテリーコーチ指導の下、キャッチング、ブロッキング、
スローイングなどプロとしての「基礎」をたたき込まれた。
まだ粗削りな部分はあるが、実戦では二盗を刺すなど確かな成長も見せる。
捕手というポジションは試合の勝敗が大きく関係するだけに
「信頼される捕手になりたいです。試合に勝つことが一番。
勝てば捕手としてもうれしいです。将来は胴上げ捕手になりたい」と
理想と大きな夢を描いた。

このまま順調にいけば、球団新人捕手では０６年河田寿司、
０７年嶋基宏以来３人目となる開幕１軍が濃厚。
「大胆さ。打撃ならフルスイング。ずっとＭＡＸを出せたらいいなと思いますね」と
いう強い信念を持って「結果を出せるように」と、競争最終盤となる“勝負の３月”を
見据えた。
本家ゴジラの代名詞である「５５番」をつける男の物語はこれから序章を迎える。