イーグルスファンコミュの＜楽天＞佐藤氏、コーチ復帰へ　高須氏は打撃コーチ＆楽天躍進支えたルーキー高梨、８月死去の祖父にささげたＣＳ快投

＜楽天＞佐藤氏、コーチ復帰へ　高須氏は打撃コーチ

東北楽天の来季のコーチにソフトバンク１軍投手コーチの佐藤義則氏（６３）、

ＤｅＮＡ２軍チーフ打撃コーチの高須洋介氏（４１）が就任することが５日、分かった。

佐藤氏は４季ぶりに１軍投手コーチに復帰し、高須氏は１軍打撃コーチに就く見通し。

　佐藤氏は２００９〜１４年に東北楽天の１軍投手コーチなどを務め、

田中将大投手（米大リーグ・ヤンキース）らの育成に手腕を発揮し、

１３年の球団初の日本一に貢献した。

１５年からはソフトバンクの投手コーチとして２度の日本一に尽力したが、５日に退団が発表された。

高須氏は０４年オフに誕生した東北楽天に分配ドラフトで近鉄から移籍。

「必殺仕事人」と称された勝負強い打撃を誇る内野手として１３年までプレーした。

退団後は独立リーグ、ルートインＢＣリーグの新潟を経て、１５年からはＤｅＮＡのコーチを務めていた。

東北楽天の来季のコーチ陣は６日に発表される予定。


日本一頭脳“伝授”だ！楽天に鷹・佐藤Ｃが復帰「ソフトを倒せるように」


楽天の来季１軍投手コーチに、ソフトバンクを今季限りで退団した佐藤義則氏が就任することが

５日、分かった。

与田剛１軍投手コーチは２軍投手コーチに異動。６日に正式発表される見込みだ。

楽天が日本一となった２０１３年に投手コーチとして尽力。

１４年以来の古巣復帰となる佐藤氏は「（ソフトバンクで）２度日本一になってよかった。

（来季はソフトバンクを）倒せるようにやりたい」と、日本一から一夜明け、

さっそく打倒ホークスを宣言した。

球団は、真喜志１軍内野守備走塁コーチが２軍育成部門に。

後任として立石１、２軍巡回内野守備走塁コーチが務める。

１軍外野守備走塁コーチは、ロッテを退団した清水雅治氏が就任する。

佐藤義則氏、楽天投手コーチ就任　退団ソフトを「倒せるように」

　楽天の１軍投手コーチに、今季限りでソフトバンクを退団した佐藤義則氏が就任することが

５日、分かった。

１３年に日本一に輝いた当時の投手コーチを招へい。

佐藤氏は１４年以来４年ぶりの復帰で「（ソフトバンクを）倒せるようにやりたい」と

早くも意欲を燃やした。なお、与田剛投手コーチは２軍に配置転換される。

また、池山隆寛チーフコーチが２軍監督、平石洋介２軍監督が１軍ヘッドコーチに就任。

１軍外野守備走塁コーチにはロッテを退団した清水雅治が就き、

同職の森山周コーチは２軍へ配置される見通しだ。



楽天１軍打撃コーチにＤｅＮＡ退団のＯＢ高須氏就任

楽天の来季１軍打撃コーチに、ＤｅＮＡを今季限りで退団した高須洋介氏が就任することが

５日、分かった。今日６日にも発表される見通し。

今後は既に始まっている岡山・倉敷での秋季キャンプに参加する予定。

同氏は９７年ドラフト２位で近鉄に入団し、０５年から楽天に移籍。

必殺仕事人とも呼ばれる勝負強さで、球団創設１年目からチームを支えた。

１３年まで在籍する間、２代目の選手会長も務めるなど人望も厚かった。

１４年に現役を引退し、１５年からＤｅＮＡの２軍打撃コーチの職に就いていた。

球団ＯＢの復帰で、さらなる飛躍を目指す。



＜楽天＞秋季練習終える　ファン途切れず練習を見守る

　東北楽天は５日、仙台市のコボパ宮城での秋季練習を終えた。

選手たちは午前１０時から約２時間半、ノック捕球や打撃練習などで体を動かした。

１０月３０日に始まった秋季練習にはファンの姿が途切れず、

この日も約２１００人がスタンドから練習を見守った。

梨田監督は「昔の秋季練習はそんなにファンの方に来てもらえなかったのでありがたい。

選手たちも大勢のファンに見られる中で練習し、うまくなれる」と振り返った。

嶋、松井裕ら主力選手の一部は６日に移動し、岡山県倉敷市のマスカットスタジアムで

実施中の秋季キャンプに合流する。

梨田監督は「１年間戦う体力を付けたい」と体力強化を秋季キャンプの主眼に置く方針を示した。

キャンプは１９日まで行われる。休養日は１０、１５日。


オコエ、侍ジャパン合宿に合流へ「学んできたい」

今月中旬に行われる国際大会「アジアプロ野球チャンピオンシップ２０１７」の日本代表に

選出されているオコエは９日から宮崎で実施される代表合宿に合流する。

「結果も出さないといけないが、いろいろなことを学んできたい」と目を輝かせた。

クライマックスシリーズ（ＣＳ）終了後に参加した２軍の秋季教育リーグ（フェニックスリーグ）では

７試合に出場して打率２割９分２厘、１打点、２盗塁の成績。「投手とのコンタクト」を意識し、

球をしっかり見ることをテーマに取り組んだ。

秋季練習でも攻守に軽快な動きを見せ、好調ぶりをうかがわせた。

大会の目標は「まず勝つこと」。

「今自信を持って結果を残せるのは足の部分。足、そして守備でも貢献したい」と意気込んだ。




楽天躍進支えたルーキー高梨、８月死去の祖父にささげたＣＳ快投


日本一に輝いた１３年以来、４年ぶりにＡクラス（３位）入りし、ＣＳでもファイナルＳまで進出した楽天。

その好成績に貢献した１人が新人・高梨雄平投手だ。

ＪＸ―ＥＮＥＯＳからドラフト９位で入団。開幕１軍でスタートすると左横手の中継ぎとして

４６試合に登板し１勝０敗１４ホールド、防御率１・０３。ＣＳでも８試合中７試合に登板し、

防御率０・００を記録するなど気を吐いた。

快投を届けたい人がいた。８月１５日に祖父・宗人（むねと）さんが亡くなった。８０歳。胃がんだった。

訃報はメットライフドームで行われた西武戦後に知った。

球場を後にするドーム内の通路で目には涙を浮かべた。

幼少期、川越市内で酒店を営んでいた宗人さんの手伝いをすることがあった。

自販機にたばこを補充したり、酒類の配達に同行もした。「小さい頃は怖い存在だった」と言う。

一代で店を立ち上げた祖父は厳しかった。だが、それ以上に優しいおじいちゃんでもあった。

早大でプレーした大学時代までは試合に応援に駆けつけてくれた。

「祖父は野球をやりたかったみたいだけど、家庭の事情で早く稼がなきゃいけなくて、

できなかったようなんですよね」。がんが見つかったのは昨年１２月。

８月には入院。それでも、テレビなどで活躍を見守ってくれていたという。

最後に会ったのは亡くなる前日の８月１４日。移動日だったこともあり、川越市内の病院を見舞い、

病室で２人にしてもらった。「家族もみんな応援している。頑張ってくれ」と声を掛けられた。

その約２カ月後。１０月１８日、ソフトバンクとのＣＳファイナルＳ初戦（ヤフオクドーム）。

高梨は１死一、二塁のピンチで登板すると代打・長谷川勇を二ゴロ併殺打に打ち取り、

渾身のガッツポーズを見せた。

大事な初戦の勝利に貢献するその姿も、どこかで、おじいちゃんは見ていてくれたはずだ。