イーグルスファンコミュの【山村宏樹　一発解投】岸の加入が投手陣の負担減らした…今季総括投手編＆松崎、大学通算２０勝左腕　楽天Ｄ１巡目、２年目に待望１勝／東北スポーツ

オコエ　夢の東京五輪へ“侍研究”「学べるところたくさん」

オコエが侍ジャパンでひと回り成長する。

出場するアジアプロ野球チャンピオンシップ（１６日開幕、東京ドーム）の同僚には長打力のある

西武・山川ら先輩たちがずらり。

「同じチームメートとして見ると視点が違う。学べるところはたくさんある」と吸収する考えだ。

目標である２０年東京五輪出場に向け「まずは足でアピールできれば」と意気込んだ。


梨田監督、オコエに厳しい指令「ナイジェリアに帰ってはだめ、ハワイもダメ」　


梨田監督がオコエに対し、「まだやることはたくさんある。ナイジェリアに帰ってはだめだし、

ハワイもダメ」と、厳しい指令を出した。

昨オフ、オコエは父の母国のナイジェリアやハワイで年末年始を過ごしたが、

春季キャンプでは早々に右手薬指を痛めて帰京し、手術。同じ轍（てつ）を踏まないために、

練習に打ち込むことを求めた。この日からコボパークでの秋季練習に合流したオコエは、

９日からの侍ジャパンの合宿へ、「しっかり先輩たちを見て学びたい」と意気込んでいた。


今江「もっと試合に出たい」ケガに泣き今季出場５１試合…パワーアップし来季へ


今江が、来季へのパワーアップと出場試合増を誓った。

今季は２度の故障離脱もあり、２００５年に定位置を確保して以降では、

最低となる出場５１試合にとどまった。楽天移籍３年目の巻き返しへ、改めて体づくりに取り組む。

今江らベテラン組は、１日でコボパークでの秋季練習が終了。今後は来季に備え、各自で準備に入る。

悔しさにまみれたシーズンだった。今江は今季、５１試合に出場し、打率２割５分、１本塁打、１０打点。

４月に右膝付近を痛め、「右半腱様（はんけんよう）筋筋膜炎」と診断されると、

７月には試合中の接触で「左尺骨（しゃっこつ）骨幹部骨折」。

クライマックスシリーズでチームに合流したものの、シーズン中には復帰できない重傷だった。

開幕直後は６試合中４試合にスタメン出場し、１４打数８安打３打点。

「いいスタートを切ったのに、けがをしてしまって、試合に出る機会が少なくなった。

ようやくいい感じになってきたところで、また骨折して…。

状態がよかっただけになおさら悔しい」と振り返った。

来季に向けて、回復と同時に強化に取り組む。骨折した左腕の筋力は、まだ回復途上。

「けがをしている間にウェートトレをやって、けが明けも（打撃の）感じはよかった。

またパワーアップできるようにやっていきたい」。

現状維持で満足せず、より強化した体をつくり上げるつもりだ。

移籍後２年間、けがもあり、思うような結果が出なかった。「とにかくもっと試合に出たい。

負けないように結果を出して、常にグラウンドに立てるようにしたい。

サードでもファーストでも、しっかり準備して、両方出られるようにしたい」と強い決意を口にした

背番号８。勝負強い本来の打撃で、チームを上位へ導く。



【山村宏樹　一発解投】岸の加入が投手陣の負担減らした…今季総括投手編

楽天の２０１７年シーズンを、２回にわたって振り返る。

ペナントレースは昨季の５位から３位に上がり、４年ぶりにクライマックスシリーズ（ＣＳ）進出。

ＣＳ第１ステージでは西武に勝ったが、ファイナルステージではソフトバンクに敗れた。

来季への期待を込め、課題をリストアップした。１回目は投手編。

岸の加入が大きかった。打線の援護に恵まれず、自身の勝ち星は８勝止まりだったが、

ほぼ１年を通じて先発ローテーションを守った。これによりエース・則本、美馬の負担が減り、

彼らを生かした。

また、先発として７〜８回を投げることで、リリーフ陣の負担も減らしたと思う。

余談だが、岸は好投しながらも、試合終盤に失点して勝ち投手になれないケースがままある。

彼は、キレのある直球以外はチェンジアップ、カーブといった、打者のタイミングを外す変化球を

武器とする投手。

スライダーやツーシームなどの速い変化球はさほど投げない。

そのため、１００球を超えて球のキレが多少落ちると、岸のようなクセのない、

キレイなボールはつかまりやすくなる。

おそらく今後は、速い変化球も含めて球種を増やすことを考えているはずだ。

若手では、新人の高梨が目についた。貴重な左のリリーフとして４６試合登板。


独特のフォームでサイドから繰り出す球は、直球、スライダーともに左打者にとっては打ちづらい。

課題はコントロールを磨くこと。精密機械のような、とまではいわないが、

打者が狙っていない所へ投げる、あるいは常に低めに投げられるレベルには達してほしい。

ドラフト１位の藤平は、今季８試合に登板し、ＣＳでも投げた経験を生かすこと。

まだ体力も足りないし、球威はあっても全体的にボールが高い。

課題はあるが、素材はもちろん一級品。来季は開幕からローテーション入りの期待十分だ。



松崎、大学通算２０勝左腕　楽天Ｄ１巡目、２年目に待望１勝／東北スポーツ


「仙六」の呼び名で親しまれている仙台六大学リーグからプロ入りした選手を紹介する。

第３７回は東北福祉大から楽天入りした松崎伸吾投手。

大学時代はリーグ通算２０勝１敗で３度のベストナインに輝くなど、安定感抜群の左腕として活躍した。

福島県相馬市出身で高校は青森、大学は仙台プレーした東北人。

楽天には球団創設２年目の２００６年から６年在籍した。


高校時代から評判のスリークオーター左腕だった。光星学院高（現八戸学院光星高）

３年夏の青森大会で４試合に登板し、計２６回を投げて３７奪三振で優勝。

甲子園でも８強進出に貢献し、高校日本代表入りした。

大学では１年春の宮城教育大２回戦に２番手で登板し、３者凡退に抑えるデビュー。

同秋には初勝利を挙げた。２年秋から主戦級となり、リーグ戦通算２０勝１敗、３年春秋、４年秋と

３度のベストナインに輝くなど、抜群の安定感を誇った。４年時には同僚の根元俊一とともに

大学日本代表に選出され、日米大学野球にも出場した。

２００５年秋の大学生・社会人ドラフトで、希望入団枠制度を行使しなかった

楽天から１巡目指名を受けた。

「東北のチームが指名してくれてとても光栄です」。福島・相馬市に生まれ、高校は青森、大学は宮城。

球団創設２年目となるチームに誕生した、生粋の東北育ちの最速１４６キロ左腕に期待は集まった。

ルーキーイヤーの０６年。開幕１軍入りを果たし、３月２６日の日本ハム戦で中継ぎで初登板すると、

その４日後のオリックス戦では初先発を果たした。

ところが、結果が出ずに苦しんだ。先発ローテ入りもしたが白星を手にすることなく、

前年に同じ楽天の一場靖弘が記録した、パ・リーグ記録新人開幕７連敗を更新する８連敗という

屈辱を味わった。

２年目の翌０７年も開幕１軍入りし先発、中継ぎと起用されるも未勝利のまま３敗し、

国鉄の成田啓二が１９５０年に記録したプロ入り未勝利１１連敗に２年がかりで並んでしまった。

５７年ぶりのタイ記録という不名誉な看板がついてしまったが、

その年の５月１８日のロッテ戦で初勝利。

救援登板で２回２／３を無失点に抑え、ついに連敗街道から脱して記録更新を免れた。

３年目以降は故障もあり、１軍に定着することができなくなった。

１１年オフに上園啓史とのトレードで阪神入りしたが、翌１２年も１軍登板なく、戦力外通告を受けた。

その後、古巣の本拠地Ｋスタ宮城（当時）で１２球団合同トライアウトに参加するも、

声がかからずにプロ生活を終えた。

現在は、社会人のミキハウスベースボールクラブでプレーを続けている。


松崎　伸吾（まつざき・しんご）

１９８３（昭和５８）年９月１７日生まれ、３４歳。投手。福島県相馬市出身。

光星学院高（現八戸学院光星高）から東北福祉大を経て、２００６年大学・社会人ドラフト１巡目で

楽天入団。１１年まで在籍し、翌１２年に阪神でプレーして現役引退。プロ通算７年で４３試合に登板し、

２勝１６敗２ホールドポイント、防御率６・０４。

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マー君２９歳誕生日「２０代最後の年を良い年に」


ヤンキースの田中が日本時間１日に２９歳の誕生日を迎え、ツイッターで抱負をつづった。

「今年も無事、誕生日を迎えられることができてうれしく思います」とし、

「２０代最後の年を自分にとって良い年にできるように頑張っていきたいと思います」と誓った。

古巣・楽天の嶋からはツイッターに祝福動画が寄せられた。