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イーグルスファンコミュの楽天のリードオフマン・茂木栄五郎&則本は会社でもスーパーエース!?記録より大切な、その立ち居振る舞い

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野球楽天のリードオフマン・茂木栄五郎野球

「試合に出ることによって経験を積み、経験が成長を生んでいる」

 楽天の池山隆寛チーフコーチは、茂木栄五郎をこのように評価した。

茂木はルーキーイヤーの昨季、117試合に出場。打率.278、7本塁打、40打点の成績を残し、

遊撃のレギュラーを掴んだ。

プロ2年目の今季はここまで、池山コーチが話すように“経験”が成長を生んでいる活躍を見せる。

開幕から2番・ペゲーロとともに“恐怖の1、2番コンビ”を形成。ここまで打率リーグ4位の.319を記録し、

快進撃を続ける楽天打線を牽引する。

茂木の最大の魅力は、“フルスイング”。小柄ながらパンチ力があり、これまで球団の生え抜き

日本人野手で、シーズン2ケタ本塁打を達成した選手はいなかったが、

茂木は早くも12本塁打を記録する。

池山チーフコーチは茂木の打撃について「振りすぎるところがある」と指摘したが、

「それを止めてしまうと彼の良さが消えてしまう」と“フルスイング”を容認。

続けて「アウトサイド、インサイドも同じ振りで打てる」と評価した。

2年目の今季、チームに欠かせない成長にした茂木。

6月19日に一軍登録抹消となったが、1日も早く一軍に復帰し、ファンに“フルスイング”を

見せたいところだ。



野球則本は会社でもスーパーエース!?

記録より大切な、その立ち居振る舞い野球


記録が途絶えた瞬間、神宮球場の記者室はにわかに騒然とした――。


「“成らず”だ! “成らず”!」。“成らず”とは、記録更新が成らなかったことを意味する。

2桁奪三振の連続試合記録を、プロ野球記録となる「8」まで更新していた

東北楽天のエース・則本昂大。6月15日の東京ヤクルト戦で、「世界記録」となる「9」に至らなかった

瞬間、記者らは口々に叫んで、電話を取り、パソコンのキーを激しくたたき始めた。


1991年に野茂英雄(当時近鉄)が達成した「6」試合連続の記録を破り、

99年にペドロ・マルティネスが打ち立て、クリス・セール(レッドソックス)が2度マークした

「8」試合連続のMLB記録と並んだ。「9」試合連続は、「世界記録」となるはずだった。


毎日ニュースをスピーディに配信する番記者の人々は、さまざまな「結果」を想定して、

試合中に複数の草稿を準備している。この日の目玉は則本の記録更新で、

まずは「則本が記録更新した時」を想定していた。イーグルスにとっても、

試合に勝った上で記録更新することが最高のシナリオだが、この日は負けたあげく記録も途絶えた。


だが最後の最後まで、記録更新への期待は記者室にもあった。

今季の則本はそう信じさせるだけの圧巻の奪三振ショーをみせているからだろう。

持ち味のストレートは球威もスピードも増し、最速157キロをマーク。ここぞの場面でギアを

上げて投げ込む。スライダーやフォークなどの変化球も、昨季より制球力が増した。


「負けても記録更新あるかも」「連続記録の1試合目がそうだった」と確認する声。

まだいける、いってくれ、そんなムードがそこかしこに漂っていた。


4回まで5奪三振の無失点。危なげなく記録更新するかと思った5回、

キャッチャーの嶋が則本のバウンドしたフォークを喉元に受けて負傷退場した。

まるで強烈なフックかアッパーをもらった格闘家のように、下半身が言うことをきかない。

嶋は何度も膝から崩れ落ち、両肩を抱えられて退いた。


その後も則本は平静を保ったように次打者を三振で仕留めるも、6回と7回には暴投などミスも

重なって5失点。

則本のテンポも試合の流れも悪くなったところで、梨田監督が投手交代を告げた。

則本は7回7安打6失点(自責点4)、8奪三振。チームは2対6で敗れた。


「記録はいつか途切れるもの。それよりもチームを勝たせられなかったことが悔しい」。

則本は試合後、申し訳ない気持ちと歯がゆさもあらわに、肩を落として神宮球場を後にした。



ぴかぴか(新しい)強くなるため、どこまでも柔軟でひたむきぴかぴか(新しい)


 この試合前、与田投手コーチに則本のすごいところはどこか尋ねた。


「マウンドを降りるまで諦めない。そういう気持ちが今年は特に強いのかなと思いますね。

リリーフも休ませたいとか、自分がマウンドに上がった以上は、やっぱり一人でも多くバッターを

打ち取る、それがより強くなってきている気がします」


試合後の「勝たせられなかった」という言葉が出てくるわけである。

それでいて人一倍、研究熱心。身長178センチとプロ野球選手としては決して大きくない体で、

いかに結果を出すか。球団関係者などに話を聞いても、「則本は向上心の塊」「

新しいことへの好奇心もすごい」と口をそろえる。

その最たるものが、左投げでのピッチング練習だろう。

レンジャーズのダルビッシュ有が行っている影響もあるということだが、

今年の春季キャンプでは、昨年よりもさらにスケールアップを遂げていた。

時速120〜130キロのチェンジアップを投げ込み、周囲の度肝を抜いたのだ。

この練習を行うのは左右のバランスに良いためだという。こうした影響もあって、

今季のイーグルスのキャンプでは投手陣が左手でバドミントンをする練習も行っていた。

いかに体を強くして、それを維持するのか。それを誰よりも考えている。

意識の高さはエースのそれである。則本が始めた新メニューは、他にも複数ある。

投手陣がついて行きたいとマネすることもあれば、則本が「それ何?」と聞き始め、

取り入れることもある。強くなるためには、どこまでも柔軟でひたむき。

若きクローザー・松井裕もトレーニング関連の造詣が深いが、

そんな則本を兄のように慕い、互いに切磋琢磨しあっているようだ。


「どんなに試合で打たれたり、つらい敗戦があったりしても、見事に切り替える」とたたえるのは、

ブルペン捕手の塚田秀典氏。その言葉を裏付けるかのように、かの試合の翌日には弾ける

笑顔でチームメイトと練習に励んでいる姿を捉えた写真がSNS上にアップされていた。



ぴかぴか(新しい)移籍の岸にも率先して声掛けぴかぴか(新しい)


則本は自分をつくることはないが、いわゆるTPOにふさわしい立ち居振る舞いをする。

その場面や状況に応じて、周囲やファンが期待していることに応えるのだ。

今回のように記録がかかった時など、大勢のメディア関係者がつめかけた会見では、

誤った解釈が起きないよう、一つ一つの質問に、丁寧に言葉を紡いで答える。少人数になったとしても

報道陣の取材である限り、あまり変わらない(多少リラックスした表情を見せることはあるけれど)。

自分の言葉が誤って届かないよう、細心の注意を払いながらも、しっかりと応対する。

だが、これが地元ファンへの直接の言葉となると別だ。ホームで勝利してお立ち台に上れば、

ここぞとばかりに場を盛り上げる。「明日は楽天市場がポイント2倍ですよ!」と

毎回のようにアピールするのもお約束。その堂に入ったさまは、スーパー営業部長のようだ。

ホームでは勝利した試合後、スタジアム前の特設ステージでもファンにお披露目をする。

その時はさらに盛り上げ役に徹するから、ファンはますます一体感を覚えて、

則本の人柄にロックオンされるのだろう。

則本のそうした献身ぶりは、“外交面”に留まらない。チームでは今年、埼玉西武からベテランの岸が

移籍してきたが、実績のある他球団の元エースにも、則本は最初から率先して声を掛けた。

どちらかというと自分から積極的に話すタイプではない岸は、キャンプ当初から

「則本がよく話してきてくれる」と笑い、すぐになじんだ様子だった。

チーム内でも、大事なところで気配りや目配りが行き届いているのだ。


少し前にも投手陣の練習中、与田コーチ含めて、みんながワッと笑った場面に遭遇した。

何を話していたかは分からないが、その時、岸はちょうど走り込みをしていた。

だが、その輪に戻るや否や則本が何やら説明をし、すぐに岸も笑顔になったということもあった。

試合前の練習を終えると、待ち構えた取材陣の質問に答えたり、OBやゲストやその他関係者と

あいさつをしたり。

則本は、そのどれもおざなりにすることなく、時に誰よりも気さくに相手を笑顔にしている。

よく会社でも、上司や部下から慕われて、結果も出す、それをできる人材を

「スーパーエース」というが、則本は文字どおりのスーパーエースで、

そうした意味でもスーパーエースなのだ。

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