イーグルスファンコミュの安楽が１軍合流　２３日にも先発「１２０％の力出す」

【２２日の予告先発】菅野　３連続完封なるか、今永と投げ合い


　◇セ・リーグ

　巨人・菅野―ＤｅＮＡ・今永（東京ドーム）

　中日・若松―ヤクルト・石川（ナゴヤドーム）

　広島・横山―阪神・メッセンジャー（マツダスタジアム）

　◇パ・リーグ

　西武・十亀―楽天・則本（西武プリンスドーム）



レイ、今日１軍初登板「ベストな状態で臨む」

チーム最年長投手がチームに勢いを与える。２１日のオリックス戦で先発予定のケニー・レイが、

今季１軍初登板への意気込みを語った。「試合にはベストな状態で臨める。

１軍で投げることはとても光栄だ。試合では楽しみたい」。

現在の先発陣は、左腕の辛島が左肩痛で出場選手登録を抹消され、盤石ではない。

梨田監督は、「実績があるし、ゲームをコントロールできる」と、ベテランの投球に期待を寄せる。

１軍で投げる準備は整っている。２軍では４試合に登板し３勝無敗、防御率１・２７と安定感を披露。

１０日のイースタン・リーグのロッテ戦では６回を投げ「完全投球」を演じるなど、

最高の状態を維持している。

「ファームでもアグレッシブな投球ができている。本当にいいコンディションだよ。

それを１軍の試合でも出したいね」。一時首位にいたチームはあっという間に勝率５割を切った。

レイへの期待は大きい。




辛島は左肩炎症　数日間ノースロー調整

楽天は２１日、左肩痛で出場選手登録を外れている辛島が２０日に千葉県内の病院で軽度の炎症と

診断されたと発表した。数日間はノースローで調整する。


安楽が１軍合流　２３日にも先発「１２０％の力出す」

安楽が２１日、コボスタ宮城の１軍練習に合流。キャッチボール、ランニングなどで汗を流した。

２０１４年ドラフト１位で入団し、新人だった昨季は１０月５日のソフトバンク戦（コボスタ宮城）で

プロ初登板初先発で初勝利をマーク。今季は開幕ローテーション入りこそ逃したが、

ここまで２軍で４試合に登板して１勝０敗、防御率２・４５の好成績を残している。

早ければローテーションの谷間となる２３日の西武戦（西武プリンス）で今季初先発する見込み。

２軍でも最速１５２キロをマークするなど好調を維持している２年目右腕は「先発のチャンスを

もらえたら、１２０％の力を出して相手にぶつかりたいです」と静かに闘志を燃やした。



武藤「早く１軍呼んで」１か月遅れで全開！２軍３登板で「感覚戻ってきた」

昨年１０月に右肘のクリーニング手術を受け、調整が遅れていた武藤が２０日、１軍復帰への準備が

整ったことを明かした。１９日までにファームで３試合に登板。「実戦感覚が戻ってきた。

早く１軍に呼んでほしいと思っています」と笑顔を見せた。昨季６０試合に登板した右腕が、

再び１軍のマウンドに立つ日も近そうだ。

ようやく見通しが立った。きっかけとなったのは、１６日のイースタン・リーグ巨人戦（Ｇ球場）だった。

７回に２番手でマウンドに上がると、３者凡退に抑える内容。

「良くなったと感じたのは（１６日の）巨人戦ですね。その前は力みがあったり、

バッターが見えていなかったりした。感覚が戻ってきていると思います」と手応えを明かした。

予定より１か月遅い、全開宣言だ。「本当は、３月の１５日ぐらいからオープン戦で投げられるようにと

思っていました」。開幕からフル回転するため、３月中旬の１軍復帰を目指していた。

しかし３月１日、状態を上げようとブルペンで投げ込んだ際、右肘に痛みが出た。「投げすぎですね」。

約１か月の回り道となったが、ようやく実戦で勝負できるところまで帰ってきた。

チームは故障者が続出。中継ぎ陣も、結果的に踏ん張れない試合が続いている。

「自信も余裕もありません。ただ、去年よりは１軍に入っていきやすいかなとは思ってます。

ファームでしっかり結果を残して、いつ呼ばれてもいいように準備をしていきたい」。

昨季、ブルペンを支えた右腕の復帰は、再浮上を狙うチームの大きな力となる。



オコエが初本塁打！「２軍では打率にこだわらずフルスイングを心がけてきた」


オコエが２１日、神奈川県横須賀市のベイスターズ球場で行われたイースタン・リーグのＤｅＮＡ戦で

初本塁打を放った。七回１死二塁で変化球を左翼スタンドに運び「打った感触は良く、逆風でも入った。

２軍では打率にこだわらず、ずっとフルスイングを心がけてきたのでその成果が出たと思う」と

振り返った。



. 楽天　球団初のファンミーティング、立花社長「意見聞けてよかった」

楽天は２１日、コボスタ宮城に隣接する「イーグルスドーム」で抽選で選ばれた

約２００人のファンクラブ会員を集めて球団初となる「ファンミーティング」を実施。

球団からは立花陽三球団社長、安部井寛チーム統括本部長ら幹部が参加し、ファンと触れ合った。

質疑応答ではファンから「メンタルが強い選手を育ててほしい」、

「１３、１４年にチームに貢献したＡＪ（アンドリュー・ジョーンズ）の引退試合を行ってほしい」など

多くの要望を受け、今後、球団は実現可能かどうかも含めて検討していく。

大盛り上がりとなったイベントを終えて立花社長は「ファンの方からダイレクトに意見を聞けてよかった。

また開催したいです」と話した。



楽天、宮城学院女子大とタッグ　女子目線のアイデアに期待

楽天は２１日、コボスタ宮城で宮城学院女子大学と連携協定の締結式を実施。

地域活性化への貢献とスポーツ振興への寄与を目的とし、今後様々なコラボ企画を行っていく。

締結式に出席した立花陽三球団社長は過去に同大で講演を行ったこともあり

「若い人たちはパワーがあり、学ぶことも多い。

我々の固い考えを打破するような、柔軟なアイデアを出していただければ嬉しい」と期待。

昨季は２年連続で最下位に沈みながら、主催試合の観客動員は球団史上最多の

１５２万４１４９人（１試合平均２万１４６７人）を記録し、来場者の男女比率も年々女性が増えており

「女性の方々のための施設拡充も含め、意見もお聞きしたい」と話した。

今年で創立１３０周年でもある同大の平川新学長も「若く、生命力あふれる楽天さんと

連携させていただき、心から喜んでおります。

手を取り合いながら、お互いの存在価値を高めていければと思っています」と話した。




楽天、午後１１時スタートの異例募金活動　ナイター後１軍選手全員


パ・リーグ 楽天４―３オリックス （4月20日 コボスタ宮城）より

楽天は熊本地震の被災地を支援するため、ナイター後では異例となる選手による募金活動を行った。

延長１２回まで試合がもつれたこともありスタートは午後１１時となったが、

会場となった球場正面広場には多くのファンが集結。

選手会長の銀次は冒頭に「東北の温かい気持ちを少しでも届けられるように、募金活動を

よろしくお願いします」とあいさつし、ナインとともに募金を行ったファンと感謝のハイタッチを交わした。



岩隈、マー君、マエケン　日本人投手３人が２４日に同日先発

マリナーズは２０日、岩隈の次回登板が、２３日（日本時間２４日）に敵地アナハイムで行われる

エンゼルス戦に決まったと発表した。

現地時間午後６時５分（日本時間２４日午前１０時５分）開始予定。同日にはヤンキースの田中、

ドジャースの前田の登板も予定されており、今月１７日に続いて日本投手３人の

“同日先発”が実現する。

田中は２３日午後１時５分（同２４日午前２時５分）開始予定のレイズ戦、


前田は２３日午後６時１０分（同２４日午前９時１０分）開始予定のロッキーズ戦での

先発が予定されている。

１７日には岩隈と田中が投げ合い、ともに７回を投げて６安打３失点（自責２）の田中が、８安打４失点の

岩隈に投げ勝って“楽天の元エース対決”を制した。同日にジャイアンツ戦に先発した前田は７回４安打

１失点で今季２勝目を挙げた。