イーグルスファンコミュの＜楽天＞経済効果は好調キープ　２０６億円

＜楽天＞経済効果は好調キープ　２０６億円

プロ野球東北楽天の２０１５年シーズンの県内経済効果を、県が２０６億円と試算したことが２２日、

分かった。

レギュラーシーズンに限ると、１４年の２１２億円に次いで２番目に多い。

チームは２年連続でリーグ最下位に沈んだものの、県内経済への影響は好調をキープした。

１５年シーズンの入場料や交通費、飲食費、グッズ購入費など直接効果は前年比５億円（３．８％）減の

１２７億円。直接効果から生じる各産業への波及効果は１億円（１．３％）減の７９億円で、

計６億円（２．８％）減となった。

観客数は６万３６８９人（４．７％）増の１４１万３５１７人だった。１試合平均２万１４１７人は過去最多。

観客１人当たりの消費額（日帰り客）は１０４５円（１１．５％）減の８０１５円だった。

チーム成績の低迷が、観客の消費にマイナス影響を及ぼしたとみられる。

県がまとめた楽天の経済効果の過去最高はクライマックスシリーズ、日本シリーズを経て

日本一を達成した１３年の２３０億円。１３年のレギュラーシーズンは１８７億円だった。



松井裕、ブルペンで34球「ここまで順調にトレーニングできている」

松井裕が２３日、仙台市内のコボスタ宮城の室内練習場で自主トレを公開。

ブルペンで３４球を投じるなど順調さをアピールした。

チーム事情もあって先発から抑えに転向した昨季は球団記録の３３セーブをマーク。

チームは２年連続で最下位に低迷したが、自身は大きな飛躍を遂げた。

今月上旬から１９日までは球団ＯＢでヤンキース・田中と２年連続で自主トレ（場所は非公開）を実施。

尊敬する田中と時間を共有して「アドバイスももらうことができた」と笑顔で振り返った。

高卒３年目の今季目標を「４０セーブ」に設定している左腕は「ここまで順調にトレーニングできている。

万全の状態でキャンプに向かいたい」と２月の沖縄・久米島キャンプを見据えた。



松井裕、ブルペンで３４球　４０Ｓへ新フォーム模索

松井裕が２３日、コボスタ宮城の室内練習場で自主トレーニングを公開し、

捕手を立たせたままながらブルペンで３４球を投げ込んだ。

目標の４０セーブに向けて今季は力の抜けた、より効率的なフォームを模索しており

「いかに７５、８０パーセントの腕の振りで１２０パーセントの球を投げられるか」とテーマを掲げる。

プロ２年目だった昨季は抑えに抜てきされ、球団記録の３３セーブを挙げ、０・８７の防御率を誇った。

それでも「きょうはバツです（投げられません）という日があった」と反省。これまで以上に連投に

耐えられるよう、重心移動などを意識して改良を重ねた。

昨年の活躍で、今季は始めからポジションが確約された立場だ。

「（キャンプ初日の）２月１日に１２０パーセントで行くかと言われたら、正直そうでない。

開幕戦の九回に合わせて常に練習している」とまずはしっかりと土台を固める。


松井、守護神の風格ブルペンで３４球「開幕戦の９回に合わせて」

松井裕は２３日、コボスタの屋内練習場で自主トレを公開した。

キャッチボール、ノックに加えブルペンで捕手を立たせたまま３４球のピッチング。

カットボール、カーブ、スライダー、チェンジアップと変化球も交えての投球に「ブルペンは今年３回目。

確認ですね。傾斜を使って、忘れないように」。

ヤンキース・田中らとの自主トレについては「技術が一つでも吸収できていれば」と話した。

昨年は役割が決まっていなかったが、今季は抑えが確実で

「開幕戦の９回に合わせて、というイメージでやっています」とすでに守護神の風格を漂わせていた。




松井裕「今年は仕事明確」マー君助言生かす


松井裕が２３日、コボスタ宮城の室内練習場で自主トレを公開した。

ノック、キャッチボールで体を温めてからブルペン入り。捕手が立った状態で、軸足の重心を

確認しながら３４球を投げ込んだ。

オフは昨年に続き、ヤンキース田中らと沖縄で合同自主トレを行った。「トレーニングは順調です。

今年は明確に仕事が決まっているので、それに向けて階段を１つ１つ上がって、

できることや球数などを増やしているところです。

田中さんからいただいた技術面のアドバイスを、吸収できていればいいなと思います」と話した。




島内、パワーアップへ増量　巻き返し期し“いい筋肉”つくる

島内が２３日、仙台市内のコボスタ宮城で自主トレを実施。キャッチボール、マシン打撃などで

汗を流した。

プロ２年目の１３年は９７試合に出場して優勝に貢献したが、コンディション不良もあって

翌１４年は６６試合、昨季はわずか２５試合の出場に終わった。今オフはパワーアップのために増量中。

昨季のシーズン終了時に７８キロだった体重が、現在は８６キロまで増えており「

ウエートと食事に気をつかっている。タンパク質も、動物性タンパク質と植物性タンパク質を

バランスよく摂ると、いい筋肉になる」と説明した。



今江　コボスタで荷物出し、銀次らとあいさつ「やっぱり仙台は寒い」

ロッテから楽天にＦＡ移籍した今江が２３日、２月の沖縄・久米島キャンプに向けた荷物出しのために

仙台市内のコボスタ宮城を訪問。ロッカーでは銀次、西田ら同僚となる面々とあいさつを交わした。

その後は室内練習場でキャッチボール、ティー打撃なども行い「この室内はビジターで来た時に

練習したことはあるけど、ホームとなってからは初めて。いい施設だと思います」と笑顔。

この日に関東から仙台に入っただけに「やっぱり仙台は寒いですね」と苦笑いも浮かべていた。


釜田マー君から太鼓判　完全復活へ自信深める

マー君と過ごした時間を完全復活への糧にする。

釜田が２２日、３年ぶりにヤンキース田中らと行った沖縄での合同自主トレから戻り、コボスタ宮城で

練習を公開。鋭い軌道のキャッチボールや、軽快なダッシュで調整の順調さを伝えた。

田中から受け取った１つ１つの言葉を支えに、年間を通じてローテを守りたいと意気込みをみせた。

高く上げた右腕から放たれたボールが、室内練習場の冷たい空気を切り裂いて伸びる。

田中と同じ紺色のＴシャツを着た釜田は、１球１球を楽しむようにキャッチボールを続けた。

目標の先輩と過ごした日々が、充実していた証しだった。

釜田　沖縄では砂浜を走ったり、フォームのアドバイスをもらったり。

田中さんと一緒に生活するのは３年ぶりでしたから、全てが自分のためになりました。

合同自主トレの参加は、自己最多の７勝を挙げた１年目の１２年オフ以来。

以前から「ああいう投手になりたい」と背中を追いかけてきた先輩と、久しぶりに長い時を過ごした。

練習で目の当たりにした厳しい姿勢に、食事中に交わした何げないやりとり。

何もかもが貴重な教材になった。

うれしいサプライズがあった。ブルペンで、田中が自分のボールを受けてくれた。

「初めてだったので力も入ったし、すごく緊張しました」。かつて少年野球チーム「昆陽里タイガース」で

巨人坂本とバッテリーを組んだ先輩からは「この時期にしてはいいボールが来ている」と

太鼓判を押してもらった。ボールの質、回転などを直接確認してもらった上での言葉。

「やってきたことが間違いでなかったと確認できました」と自信を深めるきっかけになった。

誰よりも今年にかける思いは強い。「もう５年目。ケガなく１年を過ごして、胸を張れる結果を残したい」と

誓った。右肘靱帯（じんたい）再建手術から復活を果たした昨年の勝利は、ほんの序章。

ローテの柱として１年間活躍を続け、オフには田中先輩へ笑顔の報告をする。







＜ガッツ若ワシ＞社会人の経験強みに

足立祐一

頭脳的な配球に加え、素早く正確な送球に定評がある。新人最年長の２６歳。

比較的長いアマ球歴を遠回りとは捉えておらず「大学、社会人と全ての段階で経験を重ねたことが

大きな強み」と自負する。

社会人野球の４年間が転機になった。最初のころは、３０代の経験豊富な先輩が多く、

捕手として活路を見いだせず苦しんだ。投手をうまくリードできず大量失点を喫した試合もあった。

それでも「球の緩急や高低、内外角のコースの使い方をいろいろ試して学んだ」。

一つ一つの経験を力に変え、３年目に正捕手の座をつかんだ。「４年間を通して視野が広がり、

成長できた」と振り返る。

打撃では初球から積極的に狙う思い切りの良さが持ち味だ。昨年は社会人野球の日本代表メンバーに

選ばれ、９月のアジア選手権では打撃の良さを買われて一塁手や外野手としても起用された。


「家族を支えるため稼がないといけない。この１年で今後が決まる感じがしている」。

入団に際し、大阪に妻子を残して仙台で単身の寮生活を選んだ。

一人の時間、梨田監督や野村元監督の著作から名捕手の考えを学び、野球観の幅を広げようとも

している。野球人生の集大成となるプロの世界で「悔いが残らないよう頑張りたい」と持てる力を

全て出し切る覚悟だ。