イーグルスファンコミュの大久保監督「ＣＳ照準、勝負は後半」

【２７日の予告先発】巨人・菅野、ＤｅＮＡ・久保と対決


◆セ・リーグ

巨人・菅野―ＤｅＮＡ・久保（東京Ｄ）

阪神・メッセンジャー―中日・山井（京セラＤ）

広島・前田―ヤクルト・小川（マツダ）

◆パ・リーグ

日本ハム・大谷―楽天・則本（札幌Ｄ）

西武・牧田―オリックス・ディクソン（西武プリンスＤ）

ソフトバンク・摂津―ロッテ・涌井（ヤフオクＤ）






大久保監督、開幕に向け悩みは「ラーメン」か「つけ麺」か！？


パ・リーグ 日本ハム―楽天 （3月27日 札幌Ｄ）


大久保新監督は、初陣を前にしても普段通りだった。「われわれは毎日全力投球。何ら変わらない」と

平常心を強調。験担ぎの予定もなく「あしたラーメンを食べるか、つけ麺にするか悩んでいるくらい」と

豪快に笑った。

開幕戦で対戦するのは日本ハムの大谷。球界屈指の投手と認めた上で「１４３分の１なので、

思い切ってやれば崩す道は出てくると思う」と話した。


大久保監督「ＣＳ照準、勝負は後半」

プロ野球東北楽天は２７日、日本ハムと札幌ドームで２０１５年シーズンの開幕戦に臨む。

悲願の日本一達成から一転、昨季はパ・リーグ最下位に沈んだ。チームの立て直しを託された就任

１年目の大久保監督に今季の戦略や抱負などを聞いた。


　昨年１０月に２軍監督から昇格した大久保監督は就任後、矢継ぎ早に独自色を打ち出した。

中でも、今季の戦い方の軸になりそうなのが機動力を生かした攻撃。シーズン２００盗塁の目標を

掲げ、今春のキャンプ、オープン戦で選手に走る意識付けを徹底し、「手応えはある」と語った。


昨季は開幕３連勝で始まったが、その後は失速した。新指揮官は開幕ダッシュがシーズンの成否に

つながるとは考えていない。「シーズンは長い。勝負の８、９、１０月をいい状態で迎え、プレーオフ

（クライマックスシリーズ＝ＣＳ）に進むことが一番大事」と述べた。中継ぎ投手が疲弊することが

ないよう細心の注意を払うという。


過去２シーズンで日本一と最下位を経験したことについては「常勝軍団になるには必ず踏まないといけ

ないステップ」と説明。リーグ優勝は当たり前、日本シリーズで勝ってこそ認められるチームをつくると

いう高い理想を掲げた。





聖沢、引っ張る覚悟「塁に出る」


大久保楽天の代名詞「超機動力野球」が、聖沢の打席で幕を開ける。オープン戦でいずれもチーム

トップの１４安打と５盗塁を記録したリードオフマンは「監督が目指す野球を先頭になって引っ張ってい

く」と固く決意し、開幕戦に臨む。


敵地・札幌で初練習した２５日、聖沢の目つきは鋭くなっていた。オープン戦で結果を残し、

奪い返した「１番・中堅」の座だが、「外野の選手層は厚く（レギュラー争いでは）ぎりぎりの立場。

アピールを続けないと外される」と懸命だ。


初戦の相手は最速１６２キロを誇る日本ハムの大谷。「安打でなくてもいい。塁に出るところから始め

ないと」と、開幕までに大谷の映像を見て対策を練る予定だ。


２０１２年にリーグ盗塁王のタイトルを手にしたが、今季は数字の目標を掲げない。

「一つ目の安打、一つ目の盗塁が大事。一試合一試合の積み重ねで結果を出し続け、使われ続けた

い」と意気込む。


１カ月前に公言していた開幕戦の「１番・中堅」。昨季６６試合の出場にとどまった悔しさを晴らすため、

１年間レギュラーを守り抜く


“大谷キラー”楽天・銀次、攻略に自信「速い球を利用する」


２７日の開幕戦で対戦する日本ハム・大谷との昨季の対戦打率．４７１と好相性の銀次は２５日、

フリー打撃で快音を響かせた。「速い球を利用して、その力を生かして打つ。力ずくで振るんじゃなくて、

バットのヘッドを効かせて打つ」と解説。練習後は、札幌市内で選手、スタッフによる決起集会が

行われた。


ペーニャ、本塁打＆打点で震災孤児らに寄付

楽天は２５日、ペーニャが本塁打、打点数に応じて東日本大震災で被災した岩手県、宮城県、

福島県の震災孤児や遺児に寄付すると発表した。本塁打１本につき３万円、１打点につき１万円。



昨季オリックスで３２本塁打、９０打点を挙げた主砲は「困っている人がいれば手を差し伸べたい。

チームが勝って優勝争いをすれば、おのずと本塁打、打点も付いてくると思う」と話した。








楽天　31日、本拠地開幕戦「ＷＯＲＬＤ　ＯＲＤＥＲ」の始球式を発表


楽天は２６日、本拠地開幕戦となる３１日の西武戦（コボスタ宮城）の始球式を、

元総合格闘家の須藤元気率いる７人組のダンスパフォーマンスユニット「ＷＯＲＬＤ　ＯＲＤＥＲ」が

行うことを発表した。

当日は、外周三塁側に新設した「イーグルスドーム」でオープニングライブを開催。東北初上陸の

「ＷＯＲＬＤ　ＯＲＤＥＲ」が華やかに盛り上げる。

今回の始球式に「ＷＯＲＬＤ…」は「名誉ある機会をちょうだいしました。ＷＯＲＬＤ　ＯＲＤＥＲの始球式

なんて最初で最後かもしれません。この貴重な機会を大いに楽しませていただきます。

皆さん、スタジアムで会いましょう」とコメントを寄せた。




マー君、３失点にも首脳陣「良くなる余地ある」ツーシーム高評価


オープン戦 ヤンキース２―７メッツ　 （3月25日 フロリダ州タンパ）


ヤンキースは２５日、メッツとオープン戦を行い、この試合で田中が先発した。

今オープン戦でこれまで失点のなかった田中だったが、３試合目の先発登板となったこの日は

４回２／３を投げ、４安打３失点という内容で降板した。

初回に味方守備の乱れからいきなり失点すると、４回にはメッツの４番・メイベリーに左越えソロを

被弾。５回には２死から二塁打を許し、その後に登板した２番手・ベタンセスが２ランを浴びた。

それでも田中は「一番、収穫のあった登板。自信を持ってツーシームを投げられた」と自身の投球に

手応えを感じていた。

ジラルディ監督も「ストレートはこれから開幕に向けてスピードが上がってくるだろうし、ツーシームも

磨きがかかるだろう。まだまだ投球内容が良くなる余地がある」と田中の５９球に納得し、

ロスチャイルド投手コーチも「あれは効果的な球に成り得る」とツーシームを評価していた