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イーグルスファンコミュの3兄弟で“甲子園球児”…唯一プロ入り遂げた資質 量がズバ抜け「テレビ壊した」

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野球3兄弟で“甲子園球児”…唯一プロ入り遂げた資質 量がズバ抜け「テレビ壊した」
野球

ぴかぴか(新しい)楽天・黒川の父・洋行さんの目標設定…3兄弟を育てた“野球だらけ”の日常生活ぴかぴか(新しい)

息子を甲子園球児に育てた父親には、共通点があった。
野球育成技術向上プログラム「TURNING POINT」のオンラインイベントが13日開催され、
楽天・黒川史陽内野手の父・洋行さんと滋賀・多賀少年野球クラブの辻正人監督が対談。
息子が“野球に没頭する”子育てを明かした。

高校野球で活躍するために大人がすべきこと」をテーマとしたイベントには、
少年野球の指導者や保護者らがオンラインで参加した。
黒川さんは選手として大阪・上宮で選抜優勝。
3人の息子は、長男が日南学園(宮崎)で春夏連続甲子園出場、次男の史陽さんが
智弁和歌山で5季連続甲子園に出場、三男は星稜(石川)で選抜切符をつかんだが、
新型コロナウイルス感染拡大によって大会中止となった。

黒川さんは、息子3人を甲子園でプレーさせたい思いで子育てをしていた。
子どもたちが物心つく前から、自宅では自身が甲子園でプレーした時のビデオや
野球中継を流し、リビングの手に届くところにはグラブ、ボール、バットを置いていた。
高校野球で活躍するには、幼い頃から目標を明確に持つことが重要だと考えたからだ。

「息子たちが小さい時に甲子園にも連れて行って、甲子園出場は遠い目標ではないと
認識させました。この場所でプレーしたい、目標は近くにあると思うことが大事です」

3兄弟の中でも、智弁和歌山から楽天に入団した史陽さんは、特に目標への意識を
強く持っていたという。練習量も、長男や三男と比べてズバ抜けていた。
「もう家に帰ってきなさいと言うくらい、自分で練習していました。
帰宅したら新聞紙を丸めて打撃練習をして、テレビを壊したこともあります。
『甲子園に行きたい』『プロに行けたらいいな』という気持ちだけでは、
目標は実現しません。
次男は、自分がプロ野球選手になることを疑っていませんでした」と振り返る。

ぴかぴか(新しい)息子2人が甲子園出場…多賀少年野球クラブ・辻監督は「部屋中にボール」ぴかぴか(新しい)

また、息子たちが弱気になった時には「黒川家はチャンスに強いから絶対に大丈夫」と
いった暗示をかけ続けた。
すると、不思議とサヨナラ安打が生まれるなど好結果につながった。
黒川さんは「常に言葉にしていると実現します」と力を込める。

2人の息子がともに甲子園に出場している辻監督も、黒川さんの話にうなずいた。
自宅では常に野球アニメのビデオを流し、部屋中をボールだらけにしていたという。

目標に向かって人一倍努力する野球少年を育てるには、
「小学生でチームに入る前の段階で、子どもから『野球をやりたい』と言わせることが
鍵になると思います」と話す。
選手が高校まで野球を続け、さらに活躍するには、保護者の接し方が大切になる。

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