イーグルスファンコミュの島内宏明が再調整で５年ぶりに２軍へ　西川遥輝が１軍昇格

島内宏明が再調整で５年ぶりに２軍へ　西川遥輝が１軍昇格

島内宏明外野手が６日、２軍へ合流。
再調整での出場選手登録抹消は右脇腹痛の影響で２０１８年４月２０日にされて以来約
５年ぶりとなった。

島内は今季、６１試合に出場。開幕から調子が上がらず打率１割７分７厘、４本塁打、
１５打点と不振にあえいでいた。
石井一久監督は「調子は少しよくなっているというのはある。
だけど、なかなか結果が出ていないので打席をたくさん踏んでもらいたい」と説明。
「これで終わりではない。しっかりやってきてほしい」と背中を押した。
西川は５月２６日以来の昇格となった。

楽天・荘司のプロ1勝支えた北川トレーナー　
出会いから2年後にドラ1指名“運命の10・20”

パ・リーグ楽天6―1オリックス（ 2023年7月5日楽天モバイル）

20年10月20日。楽天・荘司はわらにもすがる思いでパーソナルトレーナー・
北川雄介氏の元を初めて訪ねた。

「強く投げると右肩が痛くて投げられなくなるんです。病院では異常なしと
診断されたんですが…」。8カ月前から激痛に悩まされ、精密検査でも原因が分からず。
大学の先輩の話やSNSの情報から、DeNA・今永ら約40人のプロ野球選手のケアを
担当する北川氏にたどり着いた。

改善しなければ、選手を辞めてマネジャーになる道を選ぶ可能性もあったが、
約10分の施術で痛みは完全に消えた。
「肩で投げていて、指に球がかかっていなかった。
体に合った投げ方ができるように肩甲骨のポジションを修正したらすぐに治りました」。
その後も指導を受けると全ての歯車がかみ合い始めた
11月の大学野球オータムフレッシュリーグでは140キロだった最速が149キロに。
3年春のリーグ戦初登板で151キロを計測した。

4年になる直前の22年3月、同氏に「どうせならドラフト1位を目指そうよ」と
言葉をかけられた。同年ドラフト会議で荘司は楽天とロッテの2球団から
1位指名された。
くしくも当日は、2人が初めて出会った日と同じ10月20日。
運命を感じないはずがなかった。