イーグルスファンコミュのギッテンスとマルモレホス、３月上旬にも合流　東北楽天・新外国人選手

ギッテンスとマルモレホス、３月上旬にも合流　東北楽天・新外国人選手

東北楽天の新外国人選手、ギッテンス内野手とマルモレホス外野手の２人が、
早ければ今月上旬に来日して、８日から１６日までオープン戦を行う予定の
静岡でチームに合流する。
石井監督は政府の入国者数の制限が１日に緩和されて隔離期間も短縮されるのを
見越して「（来日が今月）１週目というのが現実的になってきている。
ベストプランだ」と話した。

制限が緩和されれば速やかに来日できるよう、日本本国内で手続きは済んでいるという。
「いつでも来られる準備はしておいてほしいと話してある」と石井監督。
両選手は来日に向けて自主トレーニングに励んでおり、
石井監督はビデオ映像で打撃や守備の状態を常にチェックしている。
「あくまでビデオなので分からない部分はあるが、それなりに体は動かせている」と
説明する。

順調に来日できれば、両選手を２軍には行かせず、１軍が滞在する静岡で
調整させる方針。指揮官が直接状態を確認する。

昨季は新たに獲得した外国人２人の来日が３月末までずれ込み、
日本野球に適応できずにシーズンを終えてしまった。
それだけに早期のチーム合流が待たれる。

【楽天】ドラフト３位の前田銀治が三島南高卒業式に出席

　
楽天にドラフト３位で入団した前田銀治外野手が１日、静岡・三島南高で卒業式に
出席した。
終了後、オンライン取材に応じ「まずは２軍で打ちまくる」と今季の目標を明かした。

トレードマークの笑顔がはじけた。２月２７日に２軍キャンプ地の沖縄・うるま市を
離れて帰静。２か月以上離れていた野球部の仲間やクラスメートと久しぶりの
再会を楽しんだ。式ではクラス代表として卒業証書を受け取る役目を託されたという。
「すごく充実していた。三南に来て良かった」と３年間過ごした仲間や校舎に
別れを告げた。

今年１月、入寮前のメディカルチェックで肺動静脈瘻が判明。
同月末に手術を受け、リハビリを経て２月１１日からファームのキャンプに合流した。
「自分の無力さにとことん気付いた。根本的に体力、（バットを）振り続ける
力が足りない」と実感しているという。
「まずは体力作り。試合で壊れない体を作っていきたい」と
自分に言い聞かせるように話した。

キャンプ中に行われたシート打撃では三遊間へ“プロ初安打”をマーク。
「ストレートにアジャストするのが難しい」と試行錯誤を続けている。
「まずは２軍で打ちまくること。３割とホームラン５本」と掲げた
１年目の“公約”達成に向け、黙々とバットを振り続ける。