イーグルスファンコミュの【楽天】和田恋が目指す巨人・岡本和真への道「ホームランを打ちたい。そこで他の人に勝っていかないと」

浅村栄斗が自主トレ公開　「２０本塁打以上は打ちたい」
通算２５０号＆全試合スタメン出場を公約

浅村栄斗内野手が１３日、愛媛県内での自主トレを公開。
オンラインで取材対応し、残り２０本に迫った通算２５０号と７年連続となる
全試合出場を誓った。

昨季は全１４３試合に出場し、打率２割６分９厘、１８本塁打、６７打点。
コンディション不良によりスタメンを外れる時期もあった点を踏まえ、
「自分でも悔しい気持ちもあったし、申し訳ない気持ちもあった。
とにかく今年は全試合スタメンで出ることを目標にやりたい」と気合十分。
現在は「１年間戦い抜ける体作り」をテーマに昨年よりも体幹や
下半身の強化のメニューに多く時間を割いて体をいじめている。

「数字としては去年は全部の部門でよくなかった。とにかく打率、本塁打、
打点は自分が納得いく成績が残せるようにやります。
具体的な数字を設定してしまうとちょっときつくなるので一日一日を頑張りたい」と
した上で、「２０本以上は打ちたいですね」と、通算２５０号にも意欲を示した。



【楽天】和田恋が目指す巨人・岡本和真への道
「ホームランを打ちたい。そこで他の人に勝っていかないと」


和田は冷静にプロ９年目の現状を口にした。

「西川遥輝さんとか、外国人も２人、新しく野手がチームに加入して、
一段と層が厚くなって、レギュラー争いも難しくなってくる。
まずは代打というところからのスタートだと思うので、
１球で仕留める勝負強さを高めていきたい」

いきなりレギュラーを目指せる立場ではないことはわかっている。
１９年７月にトレードで巨人から楽天に移籍するも、プロ８年間の１軍通算成績は、
５０試合１３９打数３２安打２本塁打１２打点。
「戦力外」の３文字は「ずっと３軍だった」１７年から今まで常に頭にある。

「８年やってきて、成長したのかなって…。あまり成績を残していないので、
いつ切られてもおかしくないなとは思ってます。危機感は常にありますね」

そんな状況の中、誰かに弟子入りするわけでもなく、自主トレは独りで行う。

「シーズン中、先輩に打撃を聞きますよ。
巨人時代は（岡本）和真にも色々聞きました。でも練習は一人がいいです。
結局、自分でつかまないと。
自分でなんとかするしかないんです」

自身の原動力は「プロ野球選手らしくなりたい」という思いだ。

「プロ野球選手らしいことって、成績だと思いますね。数字を求めてやっています」


どの数字が一番、自身が目標としているものなのか。

「言って達成したことがないので、あまり言いたくないんですけど」と
苦笑いを浮かべながら言った。

「ホームランを打ちたい。そこで他の人に勝っていかないと難しいんじゃないかなと
思います。２ケタを目指したい」

昨年対戦したオープン戦試合前、巨人・原監督から「引っ張れるようになったか」と
声を掛けられた。その時はその重要性を理解できなかった。

「僕、後から気づくタイプなので（笑い）。
僕は結構、右方向に飛ばすんですけど、それだと限界がある。
本塁打を打てる選手は引っ張りも強い。僕は引っ張りが弱いので、
そこを高めていきたいなと」

昨年のフェニックスリーグから左方向への打撃に徹底的に取り組んでいる。

「僕の感覚ではフェアゾーンに入れないと、ファウルばかりになると苦しくなる。
何とか１球で前に飛ばす、パ・リーグの投手の速いストレートに負けないように
振ることを意識しています」
　巨人時代、１つ年下の岡本和とは自主トレも共にするなど、しのぎを削ってきた。

「最初はずっと２軍で成績もどっこいどっこいだったんですけどね。
今は雲の上のはるか見えないところまで行ってしまった。
本当に一緒にやってたのかな（笑い）」

だが今でも、目指す先は岡本和の道。右の長距離砲として、
チーム内での地位を確立することだ。

「それを目指してやってきたし、そうしないと生きていけないと思います。
右の長距離打者でレギュラーで出ているのは浅村さんだけ。
球団からは、浅村さんに次ぐ選手がいないと契約更改で毎年言われるので、
なんとかその枠に入れるように頑張っていきます。自分に期待していますよ」