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イーグルスファンコミュの【楽天】四球数と出塁率はリーグトップ 今季の収穫と課題を担当記者が振り返る「打者編」

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野球石井監督 「BIG BOSS」と共闘宣言 
「野球界を変えていただける可能性がある方」野球

石井監督が「ビッグボス」こと日本ハム・新庄新監督との共闘を誓った。
現役時代はヤクルト、阪神でしのぎを削ったライバル同士で、
新庄監督が2学年上の同世代でもある。
ともにメジャーを経験し、常識にとらわれない発想の持ち主でもある
2人が球界を盛り上げていく。

話題に事欠かない「ビッグボス」の持つ類いまれなパワーに、
石井監督も大きな可能性を感じていた。
「野球界を変えていただける可能性がある方。注目度が高いほど大変だけど、
それを力に変えるパワーを持っている。同じリーグでできるのは凄く良いことですね」。
指揮官という立場で来季から再び相まみえることを心待ちにしている。

各球団が協力しコロナ禍の影響を乗り越えることはプロ野球界の共通テーマ。
「コロナ禍でお客さんの足が遠のいている部分は間違いなくある。
新庄さんにはお客さんをもう一度球場に足を運ばせてくれる力がある。
楽天も仙台の球場が満員になるような野球をやっていく」。
熱戦を繰り広げながら野球ファンの裾野を広げていくつもりだ。


野球【楽天】四球数と出塁率はリーグトップ 今季の収穫と課題を
担当記者が振り返る「打者編」野球

楽天担当記者が今季の戦いぶりを振り返る後編は「打者編」。
今季のチームの打撃成績は打率、本塁打、打点、得点などが
120試合制の昨季に比べ、下がっていた。助っ人外国人選手の不振など誤算もあった。
終盤まで優勝争いができた要因を分析すると、来季に向けた課題なども見えてきた。

***

開幕前恒例の順位予想。記者はCS進出圏内にギリギリ届かない4位と踏んでいた。
投手陣は勝ち星が計算できるベテラン陣に加えて、
ドラフト1位・早川が10勝を挙げると見立てていた。結果は3位で予想は外れた。
まずは謝罪から入りたい。石井監督、すみませんでした!

さて、本題に入る。今季の打線は“誤算”が数多く見られた。まずは新外国人。
元レッドソックスのカスティーヨと前タイガースのディクソン。
メジャー経験もある助っ人コンビの活躍次第で「大きく順位が変動する。
大化けなら優勝に近づく」と読んでいたが、結果は悪い方に転がった。

元キューバ代表で中距離打者のカスティーヨは来日初出場となった
4月23日西武戦(楽天生命)の初打席で左腹斜筋を損傷しすぐさま離脱。
188センチの大型スラッガータイプのディクソンは、この試合で来日1号を放ち、
期待を抱かせたが、変化球に対応できずに2軍落ち。
その後も昇降格を繰り返し、最終的には38試合で打率1割6分7厘、4本塁打、
15打点に終わった。カスティーヨは6月に1軍復帰も、
33試合で打率2割2分5厘、1本塁打、3打点と鳴かず飛ばず。
両選手とも今季限りの退団が決まった。

「隣の芝生は青い」と言うが、ロッテとのCSで感じたのは「助っ人の差」だった。
第1戦では4―3の8回に松井がエチェバリアに同点ソロを被弾。
試合の流れを持って行かれ、最後はサヨナラ負けを喫した。
第2戦では4―3の7回に酒居がマーティンに痛恨の同点ソロを被弾。
コールドドローで下克上の道は閉ざされた。

レギュラーシーズンのほとんどは助っ人不在の打線で戦ってきたが、
その分マークが厳しくなった浅村が不調に陥った点も響いた。
昨季32発の本塁打王は3月30日のロッテ戦(ZOZO)で今季1号を放つも、
5月9日の日本ハム戦(札幌D)で2号が出るまで140打席を要するなど、
本人も納得する本来の打球が飛ばない日が続いた。
5月以降から夏場にかけてペースは上がってきたものの、9月は打率1割8分8厘、
4本塁打、10打点。首位争いのなか、爆発力は影を潜め、打率2割6分8厘、
18本塁打、67打点でシーズンを終えた。

一方で不振の浅村をカバーしたのが、4番に座った島内だった。
「自分は4番タイプじゃない」と訴えていたが、
石井監督は「島内は4番じゃなくて3・5番」と“つなぎ役”として期待した。
勝負強さを買っての起用だったが、これが奏功した。
得点圏打率は規定打席到達者ではチーム1位の3割2分8厘をマーク。
96打点で自身初の打点王のタイトルを獲得し、打線をけん引した。

近年は故障に泣いていた岡島の復活も目を見張るものがあった。
一時は打率3割3分を超え首位打者争いを演じた。
16年以来となる規定打席に到達し、打率2割8分、本塁打(8)と打点(56)は
自己最多。守備でも右中間に抜けそうなライナー性の打球を好捕していたシーンは
一度や二度ではなかった。
「ベテラン」と呼ぶにはまだ早い32歳に個人的に“カムバック賞”を贈りたい。

近年は夏場以降に急激な失速を見せていたが、今季はシーズン終盤まで優勝争いに
加わることができたのは「つなぎの意識」が浸透していたからだろう。
四球数は538、出塁率は3割2分9厘でリーグトップだった。
ただ、二塁打数はパ最下位、本塁打数は同5位と、得点数は120試合制だった
昨季よりも少ない532にとどまった。
石井監督は「塁にランナーをためた時にどれだけ得点を取れるかだと思う」と指摘。
上位陣でチャンスを作っても、下位打線で仕留め切れない“弱み”が露呈した形となった。

もう一つの課題は「右の代打」の層の薄さだ。シーズン途中に日本ハムからトレードで
横尾を獲得するも、代打時の打率は12打数2安打、1割6分7厘。
他の右打者では和田、内田、下水流を起用してきたが、思うような結果は出せず。
左打者ではコロナに感染し長期離脱していた銀次が9打数5安打の打率5割5分6厘と
勝負強さを発揮したが、代打で挙げたチームの打点はパ最少の8。
終盤のチャンスをものにできる打者の成長が求められる。

投手陣と合わせたチームの成長部分は僅差で負けない試合が増えた点だ。
1点差のゲームが19年が16勝26敗、20年が11勝15敗ときて、
今季は18勝16敗と勝ち越した点は大きく評価できる。

冒頭で順位予想が外れたことをおわびしたが、来季の開幕前には「優勝候補」と
自信を持って言いたい。担当記者として飛躍を願う。


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