イーグルスファンコミュの【楽天】３位で残り１６戦　カギ握る若手、ベテランの今･･･青山浩二の「一投両談」

10月7日(木)の予告先発投手

東京ヤクルトスワローズ 原　樹理VS読売ジャイアンツ 菅野　智之

神宮18:00開始


横浜DeNAベイスターズ Ｆ．ロメロVS阪神タイガース 伊藤　将司

横浜17:45開始


中日ドラゴンズ 大野　雄大VS広島東洋カープ 玉村　昇悟

バンテリンドーム18:00開始


千葉ロッテマリーンズ 佐々木　朗希VS東北楽天ゴールデンイーグルス 則本　昂大

ZOZOマリン17:45開始

埼玉西武ライオンズ 松本　航VS福岡ソフトバンクホークス 杉山　一樹

メットライフ時計17:45開始


オリックス・バファローズ 増井　浩俊VS北海道日本ハムファイターズ 伊藤　大海

京セラD大阪18:00開始



【楽天】３位で残り１６戦　カギ握る若手、ベテランの今･･･
青山浩二の「一投両談」


３位の楽天は、終盤戦残り１６試合の佳境に入った。
青山浩二アカデミーコーチの「一投両談」では、９月の戦いぶりから見た
若手の成長具合を診断。さらにクライマックスシリーズ（ＣＳ）圏内確保へ
積極的な継投の必要性を説いた。

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９月はなかなか勝ちきれない試合が多かった印象です。
離脱中の松井の影響が出てしまった。
ただ、先発陣は安定しているし、滝中が８勝４敗と頑張っているし、
則本昂も調子を上げてきているのは頼もしいです。

ベテラン組は田中将が４勝目以降、白星こそついていないが踏ん張っていた。
９月２０日のソフトバンク戦（楽天生命）では、序盤に３点の援護をもらうも、
その後に５失点し敗戦。本人も相当苦しいと思うが、チームとしても、
モヤモヤしている部分はある。
特別すごい投球ではないが、常に丁寧に投げようという意志がブレない。
自身の『ＹｏｕＴｕｂｅ』でも話していますが、ブレずに貫く姿勢が見えてきます。
今後も続けてもらいたいですね。

打線は小深田に代わって、遊撃を守るようになった山崎剛の活躍が目を見張ります。
守備でも、強烈な打球を処理できていますし、スチールもできる。
打撃も積極性があっていいですね。
最初は浅村の代わりに守備で起用されていましたけど、今ではスタメン。
このまま定位置を奪う勢いです。
若手で言えば、オコエも積極的な打席が目立ちます。
集中して打てていますし、若手の頑張りは中堅やベテランのいい刺激になる。
この先の厳しい戦いが続くなかで、チームを引っ張っていく存在になってほしいですね。

１０月は首位のオリックスとの試合が３試合残っていて、最後の最後まで
もつれる可能性が高い。
松井がいない分、どれだけ野手が点を取って、リードした状況で中継ぎにバトンを
渡せるかにかかかってきます。
欲を言えば、３点ほしいですが、極端な話、１点でもいい。
中継ぎ陣は安楽、酒居、宋と安定しているので、とにかく先行逃げ切り。
このパターンに持っていけるかがカギとなるでしょう。

ＣＳがかかるチームは出し惜しみもせずに、早ければ６回から継投に入る。
先発後の投手をワンポイントでもどんどんつぎ込んできます。
１０月はそういう時期です。
ウチにとっても継投のタイミングはすごく大事になってくる。
ブルペン陣はラストスパートだと思って頑張ってもらいたいです。

９月２９日の日本ハム戦（楽天生命）では、浅村が死球を受けた際に、
相手投手に向かっていく強い気持ちを見せました。ああいう闘争心はすごく大事です。
ブルペンからも急いで選手たちがグラウンドへと出てきましたが、
気持ちが一つになるようなきっかけにもなると思います。

上位以外との試合では１０月９、１０日の西武戦（メットライフ）が
大きな山場となりそうです。
ただ、西武は簡単には勝たせてくれず、最後まで諦めない姿勢がすごい。
この２試合で勢いに乗る勝ち方ができれば、ＣＳ争いをするソフトバンクにも
プレッシャーを与えることができるでしょう。
泣いても笑っても残り１６試合。選手たちには最後の力を振り絞ってもらいたいです。