イーグルスファンコミュの涌井－炭谷“10代バッテリー”が“30代バッテリー”で再結成＆楽天「鉄板トリオ」でソフトバンク斬り　３連戦は則本昂大→まー君→岸孝之

涌井－炭谷“10代バッテリー”が“30代バッテリー”で再結成

“10代バッテリー”が“30代バッテリー”として8年ぶりに再結成される。

巨人からトレードで加入した炭谷銀仁朗捕手が、移籍後本拠地初戦の
この試合にスタメン出場する見込みとなった。先発予定の涌井秀章投手とは
西武時代にともにプレー。
両者スタメンでは計84試合でバッテリーを組み、34勝31敗。
まさに酸いも甘いもともにかみしめてきた。

公式戦での初バッテリーは06年3月26日オリックス戦。
高卒2年目の19歳涌井と同1年目の18歳炭谷が手を取り合い、
清原、中村、谷ら名打者たちを攻めた。
7回4安打1失点で勝利を挙げ“10代バッテリー”での先発白星は17年ぶりとなった。

西武在籍が重なった06年からの8年間でリーグ優勝、日本一を1度経験。
涌井は14年からロッテへ、炭谷は19年から巨人へ。
最後にスタメンでバッテリーを組んだのは13年8月13日ソフトバンク戦。
時を経て、2888日ぶりに杜（もり）の都で名コンビが復活する。

楽天「鉄板トリオ」でソフトバンク斬り　３連戦は則本昂大→まー君→岸孝之

楽天が首位をたたいた「鉄板トリオ」で王者もたたく。
前半戦最終カードの12日からのソフトバンク3連戦（ペイペイドーム）を
則本昂、田中将、岸の順で、それぞれ今季初の中5日で先発見込み。

6日からのオリックス3連戦も同3投手で2勝1分けと勝ち越した。
またファーム再調整中の早川が、11日の2軍西武戦（森林どり泉）で先発し、
6月20日オリックス戦以来の実戦復帰を果たす予定

涌井秀章が横浜高の先輩、西武・松坂大輔から「託された」
名球会入りへチャレンジ

涌井秀章投手が１０日の西武戦（楽天生命）で“松坂魂”を胸に再スタートを切る。
７日に横浜高の先輩、西武・松坂が引退を発表。
かねてより「投げ合いたい、対戦したいという願いは誰よりも強く持っていた」という
憧れの存在の意志を継ぎ、「（日米通算１７０勝の）松坂さんから託された
名球会へのチャレンジを果たすことが恩返しになる」と
通算２００勝を目指すことを宣言した。

楽天移籍１年目となった昨季の開幕前。
「松坂さんに何か勝てる可能性があるとしたら勝ち星くらい」と
現役でいる間に先輩超えを目標に掲げていた。
「どれだけ背中を見てきたか、追いかけてきたか。
これは横浜高校の投手にしかわからないこと」と口調が熱を帯びたように、
“平成の怪物”から学んだものは数え切れない。
「ゲームを作る能力、修正力、投げることに対する貪欲さ」を背中を見て感じ取った。
これまでに受けた恩は計り知れない。

９日の前日練習では軽めのランニングやキャッチボールでコンディショニングを整えた。
元祖・松坂２世が、１５１勝目をつかみ、偉大な男に一歩近づく。