ヤクルト小川−中日小笠原、楽天田中−オリックス宮城ほか／19日予告先発 19日のプロ野球予告先発は以下の通り。
＜セ・リーグ＞
ヤクルト小川泰弘−中日小笠原慎之介（神宮＝
14時） DeNAピープルズ−広島森下暢仁（東京ドーム＝
14時） 阪神伊藤将司−巨人戸郷翔征（甲子園＝
14時） ＜パ・リーグ＞
楽天田中将大−オリックス宮城大弥（楽天生命パーク＝
14時） 西武今井達也−ロッテ中村稔弥（メットライフドーム＝
14時） ソフトバンク・マルティネス−日本ハム立野和明（ペイペイドーム＝
14時） 侍対決に燃える楽天・浅村！！オリックス山本は「パ・リーグでナンバーワン」 東京五輪の日本代表に選出された楽天・浅村栄斗内野手が１７日、
楽天生命パークで全体練習に参加。
リーグ戦再開となる１８日から交流戦で優勝したオリックスとの３連戦
（楽天生命パーク）に挑む。
「チームとして、内容はどうであれ、しっかり勝ちたい。
同一カードの頭を取れるように、しっかりと頑張りたいです」
いきなり、�犹�対決�瓩�実現する。
１８日の相手先発は、交流戦ＭＶＰで、侍ジャパンでも大車輪の活躍が期待される山本。
今季は２打数無安打１四球で「球の質は全ていい。
パ・リーグではナンバーワンの投手だと思っています。
これから先も対戦するので、しっかり倒したい」と口元を引き締めた。
チームは貯金７で首位。五輪開催で７月１４日のソフトバンク戦（ペイペイドーム）を
最後に、公式戦は一時中断となるが、
「オリンピックも大事ですけど、やはり楽天として優勝したいという気持ちも強い。
首位のままオリンピックブレークに入れれば最高かなと思います」と前を見据えた。
今カードは「がんばろう東北シリーズ」と銘打たれ、３戦目の２０日は親交のある、
お笑いコンビ「サンドウィッチマン」が始球式を務める。
「（活躍を）見せられればいいけど、あまり（サンドが）来た試合で
打っていないんで」と苦笑いを浮かべた。まずは１戦目の強敵をたたく。
リーグ再開後のキーマンは辰己涼介 出塁率が上がれば… 青山浩二の「一投両談」
楽天は交流戦を９勝８敗１分けの６位で終えた。
青山浩二アカデミーコーチがチームの戦いぶりを「一投両談」で振り返った。
また、１８日から再開するリーグ戦最初のカードとなるオリックス戦（楽天生命）の
展望も予想。打線のキーマンに辰己涼介外野手を指名。
投手では、初戦に先発する涌井秀章投手の投球術に期待を寄せた。
交流戦は開幕カードの巨人戦で２連敗するなど、序盤は波に乗れず、
なかなか勝ちきれない試合もありました。
最後に対戦した阪神に３連敗が少し痛かったですね。投手陣では滝中が３戦３勝と
結果を出し、早川も粘って勝ち星を伸ばしました。
岸も一度は離脱しましたけど、１軍に戻って来て勝ち星を挙げられた。
全体的に見て先発陣の大きな崩れはなかったと思います。
打線はセ・リーグの左投手に苦戦していた部分が見受けられました。
そのなかでも、交流戦の打率が全体５位の３割７分５厘だった岡島をはじめ、
中軸の浅村、島内もチャンスでは打っていたなという印象です。
実績のある主力だけでなく、若手の成長も見て取れました。
広島戦では黒川がプロ１号を放つなど、２１打数７安打、打率３割３分３厘、
１本塁打、５打点。
茂木の代役としてスタメンで出るようにまでの選手になってきました。
少ないチャンスですけど、ファームで結果を残して上がって来て、
１軍でも結果が出せている。これは好材料です。
今後も打線の空いた穴を埋められる活躍ができると思います。
気がかりだったのが、９番に入っていた辰己に元気がなかった点です。
開幕直後は初球を狙い打って思い切りのいい打撃ができて好結果が出ていましたけど、
最近はミスショットが多い。
多少疲れも出ているのかなと思いますが、チーム的には辰己が出塁することによって
得点力も爆発的に上がってくるはずです。
１番に入る小深田に回すことができれば、ヒットエンドランなど作戦面でも
いろんなバリエーションが増えるでしょう。
辰己の出塁率が上がればもっと得点に絡めるはずです。
打線のカギは辰己の奮起次第ではないでしょうか。
投手陣は田中将がなかなか勝ち星に恵まれていないですが、常に丁寧に投げている。
調子自体は正直、全然良くないと見えます。
試合中に首をかしげるシーンも結構あるので、ギリギリで粘っている印象を受けました。
援護点とのかみ合いもありますけど、先制を許してしまうと勝ち切れていないので、
自分のチームが先制するまで、相手に先行されない投球をしてもらいたいなと思います。
交流戦は６連勝もあって貯金を１つ増やせたことはよかったですが、
最後に３連敗で終わっているので、気持ちの切り替えが大事になってきます。
再開後の初戦の相手は交流戦優勝のオリックス。
僕が現役の時から感じていたことですが、投打のバランスがはまれば、
すごく強いチームです。好調のまま来ますし、なかなか波に乗っているチームを
打ち崩せない。初戦に先発する交流戦３戦３勝でＭＶＰを獲得した山本をたたけば、
動揺すると思う。その勢いで３つ勝てる可能性も高まるはずです。
初戦に先発する涌井はオリックス戦の防御率が５・４０と、あまり相性が良くないので
プレッシャーはあると思います。
好投手相手にロースコアの戦いが予想されるなかで、いかに四球を出さないかが
大切です。
Ｔ―岡田も、吉田正も調子を上げている。
涌井の持ち味である熟練の投球術で打たせて取ってほしいです。
２度目の開幕ダッシュというか、ここで３つ取れるかどうかで今後の流れも
大きく変わって来る。最悪でも何とか勝ち越しておきたいところです。
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