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イーグルスファンコミュの元楽天横山貴明さんの新たな道に思う「節目」という言葉の意味

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野球パ・リーグも1試合延期 29日オリックス−楽天、緊急事態宣言を受けて野球

パ・リーグは26日、緊急事態宣言を受けて29日のオリックス―楽天(京セラドーム)を
延期することを発表した。振替日程は後日発表される。

4都府県への緊急事態宣言発令に対して、プロ野球は原則無観客開催とすることを決めた。
ただし日程変更が可能な場合は、延期とするため、検討を進めていた。

既にセ・リーグは、前日25日に5試合の延期を発表。
5試合は、ヤクルト主催3試合(29日巨人戦、5月3日阪神戦、11日広島戦)と、
巨人主催2試合(5月2日中日戦、8日ヤクルト戦)。
ヤクルト主催の11日広島戦は13日に組まれ、
巨人主催の2日中日戦は7月8日に組み直された。残り3試合は後日発表される。

野球元楽天横山貴明さんの新たな道に思う「節目」という言葉の意味野球

1カ月半ほど前になる。東日本大震災から10年の連載で、
元楽天横山貴明さん(30)が現役引退を決意という原稿を書いた。悩んだ。
10年の「節目」という言葉を使うかどうか。

3月11日前後に読んだ多くの記事がその言葉であふれていた。
逆に、被災された方の「節目と呼ぶな」というインタビューも見た。
その通りだと思う。連載の企画段階で私自身も
「ただ10年たっただけで何も終わってないのに」と思った。
簡単に節目と言えるのは外側にいる人だ。ものすごく温度差がある。
横山さんに取材を申し込んだのは自分と同じ福島・浪江町の出身で、
同じ温度で話せるからでもあった。

福島の中にも「差」はある。横山さんと私の実家は原発地帯にあるが
建物自体は残っている。ともに知人を津波で亡くしたが親兄弟ではない。
家も家族も流された人の痛みは完全にはわかり得ない。
10年前、横山さんは早大野球部の合宿で、私はその取材で沖縄にいた。
あの地震を経験していない。でも地元がなくなったかのように感じた
10年間は私たちにもあった。「当事者」ってどこまでだろう、とよく考える。

言葉はとても繊細だ。避難先の親に会いに行く時、「帰省?」と聞かれると
もやもやした。帰れないだけで実家は浪江だと思っていたから。
同じように「節目」と表現することで不快に感じる人がいるかもしれない。
誰かに寄り添えば誰かに寄り添えない。

では横山さんの10年はどうか。連載に書いたので詳しくは記さないが、
野球選手として波瀾(はらん)万丈な経験をしていた。
何度も転びかけて起き上がり、チャレンジしていた。
「常にこう、辞めなきゃいけない時はくるなと思ってたんで。そろそろかなと。
もう30歳にもなるんで」。小2から20年以上続けたプレーに区切りをつける。
前向きなアクションは間違いなく「節目」だ。だから原稿の1行目に、節目と書いた。

人生80年として、何歳の時にこういう決断をしたな、と振り返ることのできる
選択はそんなに多くない。10年で終わりじゃないけれど、
10年を機に新たな道を進み始めた。横山さんに限らない。
人より重い荷物を背負う全ての「当事者」を応援したいと思うし、
機会に恵まれれば取材に赴いて、ありのままを伝えたい。

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