イーグルスファンコミュの【楽天】ドラ１早川隆久、４人で５３８勝の“黄金ローテ”に入る…キャンプ地・沖縄入り&「４本柱」に早川＆救援陣厚み／戦力分析・パ

涌井秀章、キャンプ前日に約３０球で調整　石井監督とも笑顔で談笑
楽天は３１日、２月１日のキャンプインを前に沖縄・金武町で自主練習を行った。

涌井秀章投手は、サブグラウンドで伊志嶺ブルペン捕手を相手に約３０球を投げ、
状態を確認した。投球練習後には視察した石井監督とも笑顔で談笑するなど
和やかムードが漂っていた。

昨季は１１勝（４敗）を挙げ、史上初となる３球団での最多勝を獲得。
今季は則本昂、岸、新加入の田中将らと開幕投手を争うベテラン右腕が
１７年目のシーズンに向けて徐々に調子を上げていく。

【楽天】ドラ１早川隆久、４人で５３８勝の“黄金ローテ”に入る…
キャンプ地・沖縄入り

楽天は３０日、仙台からのチャーター便でキャンプ地・沖縄入りした。
ドラフト１位・早川隆久投手は、この日入団会見を行った田中将（日米１７７勝）を
筆頭に涌井（１４４勝）、岸（１３２勝）、則本昂（８５勝）で形成されるであろう
通算５３８勝の“黄金ローテ”入りを不動心で狙うことを明かした。

１３年のシーズン２４勝無敗で伝説となった、バリバリのメジャーリーガーの加入。
早川にとっては目標の「新人王」に向けて先発枠を争う強力な“ライバル”が
出現した形となったが「開幕ローテは自分の実力を発揮した上で、
石井監督、スタッフの方々が決めること。意識せずに自分のペースでやっていく」と
自然体を貫く考えだ。キャンプイン後も
「まずは体づくり」と、己のパフォーマンスを発揮するために必要な取り組みを
最優先に進めていくことを強調した。

「絶対的存在」と崇拝する先輩について「（楽天との契約の）ニュースを拝見して、
入団したのは本当なのかな？という不思議な感じもあるけど、
日がたつに連れ現実味が湧いてきている。
合流したタイミングで質問させていただければ」と質問攻めで貪欲に
吸収するつもりだ。
“レジェンド”の力を借りて豪華な先発陣とのサバイバルに挑む。



「４本柱」に早川＆救援陣厚み／戦力分析・パ

まもなく球春到来。無観客でのキャンプインが2月1日に迫る中、
12球団の担当記者が各チームの戦力を紹介します。昨季パ・リーグ4位の楽天編。

【戦力分析】

先発陣には通算計538勝の「4本柱」がそびえ立つ。
筆頭はヤンキースから8年ぶりに復帰した田中将。
通算177勝右腕が24連勝を達成した13年同様の輝きを放てるか。
同144勝の涌井、132勝の岸、85勝の則本昂と球界屈指の右腕に加え、
最速155キロ左腕のドラフト1位早川にも注目だ。

新指揮官の石井GM兼任新監督は「後ろの投手から構築していくのがセオリー」と
話す。
昨季先発に挑戦した松井を守護神へ戻し、メジャーで実績のある
新外国人左腕のコンリーも加入。救援陣は厚みが増した。

攻撃面では「浅村頼み」脱却がカギ。辰己、田中和、小郷ら若手の台頭、
新外国人のディクソン、カスティーヨの働きも順位を左右する。



【予想スタメン】

1番遊撃　小深田

2番DH　カスティーヨ

3番三塁　茂木

4番二塁　浅村

5番左翼　島内

6番右翼　ディクソン

7番一塁　鈴木大

8番中堅　辰己

9番捕手　太田



【主力投手陣】

◆先発　田中将、涌井、岸、則本昂

◆中継ぎ・抑え　ブセニッツ、コンリー、牧田、松井


野球楽天ドラ1・早川　キャンプ地沖縄入り「先輩に対面して、
いよいよ始まるなと感じた」野球

楽天は1、2軍の選手全員が仙台空港発のチャーター便で沖縄入りした。
1軍（金武町）メンバーに入ったドラフト1位・早川（早大）は「（集合時に）
先輩方に対面して、いよいよ始まるなと感じた。
不安の方が強いけど、ケガをしないように技術を上げていきたい」と意気込んだ。
まだキャンプは始まっていないが、移動中も有意義な時間を過ごした。
飛行機では同じ左腕の松井が隣の席。
「松井さんと自分が持っている同じ球種について話をさせてもらった。
しっかり答えてもらえたし、松井さんからも質問していただいた」と明かした。
同期以外の選手と話をするのは始めてだったが「コミュニケーションが取りやすくて、
優しかったです」と感激していた。

出発前の仙台は雪。那覇の気温は約18度で「ブルペン入りは気温や調子を見て、
コーチともコミュニケーションをとって決めたい」と早川。
31日に合同練習を行い、2月1日にいよいよキャンプがスタートする。