イーグルスファンコミュの楽天が秋季練習打ち上げ　石井新監督「ここからが大事」

楽天が秋季練習打ち上げ　石井新監督「ここからが大事」

楽天が２９日、楽天生命パーク宮城で１６日から行った秋季練習を打ち上げた。
石井新監督は「個々が課題を持ってやってくれた。ここからが大事。
しっかりとオフを過ごして２月（のキャンプ）に備えてもらいたい」と求めた。

来春のキャンプでは最初の休日明けから実戦形式の練習を行い、
実戦も数多く組む予定で、選手は早めに仕上げる必要がある。
石井監督は「練習の中でやる練習より、実戦の中で起きうる失敗や成功を確認する。
緊張感を持ちながらやってほしい」と説明した。

ゼネラルマネジャー（ＧＭ）を兼任して指揮を執る。
「僕の強みはこのチームを見てきたこと。冷静に欠けている部分を意識付けしていく」と
意気込んだ。


楽天のルーキー右腕・滝中は400万円アップの1300万円でサイン
「評価に見合った結果を」

楽天の滝中瞭太投手が28日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、
400万円アップの年俸1300万円でサインした。
人生初の契約更改を終え「良い評価をしていただいたので、評価に見合った結果を
出していきたい」と納得顔だった。
ルーキーイヤーの今季は2軍で開幕を迎え、9月に1軍昇格。
10月11日の西武戦（楽天生命パーク）でプロ初勝利を挙げるなど、
8試合に先発して2勝1敗、防御率3・40という成績だった。

「（コロナ禍で）イレギュラーなシーズンだったけど、これまでのシーズンを
僕は知らなかったので、違和感なくやれた」

2年目のシーズンに向けて「今年の結果には満足していない。シーズンを通して
ローテーションを守り抜くスタミナが今後の課題。変化球の精度にも取り組みたい」と
意気込んだ。（金額は推定）


楽天・下妻が300万円増の850万円でサイン　育成を経験した苦労人は
「激動の1年だった」

楽天の下妻貴寛捕手が28日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、
300万円アップの850万円でサインした。

春季キャンプ中だった2月下旬に育成から支配下に復帰。3年ぶりに1軍の舞台で
プレーし、自己最多の43試合に出場した。
「激動の1年だった。チームが苦しい時に1軍に上がって、少しはチームの力に
なれたかなと思う」と振り返った。

印象に残った試合には10月15日のロッテ戦（ZOZOマリン）を挙げた。
好リードで岸孝之の2年ぶりの完封勝利をアシスト。
「嬉しかったですね。岸さんにも“ありがとう”と言ってもらえて、満足です」と
笑った。

一方で課題も明確になった。盗塁阻止率は・139。
打撃では、9月24日のロッテ戦（楽天生命パーク）でプロ初本塁打を放ったものの、
打率・156と低調な成績に終わり「打撃はミート力を上げて、打率・220打ちたい」と
目標を掲げた。（金額は推定）


【楽天】福井優也が３００万減の２０００万円でサイン　
早大の後輩・ドラ１早川には「サポートしたい」

楽天・福井優也投手が２８日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、
３００万減の２０００万円でサインした。

開幕２軍スタートだった今季は８月２日・ロッテ戦（ＺＯＺＯ）で初先発。
５回２安打１失点と好投したが、勝敗は付かなかった。
計７試合に先発し０勝４敗、防御率５・４６。
「実質１か月ぐらいしか（１軍に）いなかったですが、その１か月は
しっかり投げられたかなと思います」と振り返り、
球団からは「勝ち負けと言うよりはしっかり評価している。
しっかりローテーションを回れるようにやってください」と期待の言葉を受けたという。

来季からは早大の後輩でもあるドラフト１位・早川が加わる。
「いい投手だと思う。しっかり結果を出せるように自分のできる限りの
サポートはしたい」とし、
「一先発投手なので、自分も負けないようにと思っています」と力を込めた。
（金額は推定）