イーグルスファンコミュの則本昂大、現状維持３億「悔しさを力に変えて」&太田光が２５０万増の１７００万円でサイン　盗塁阻止率は甲斐を上回りリーグトップ「光山コーチのおかげで成長できている」

楽天石井ＧＭ監督　ＦＡ塩見、島内らの残留に手応え

楽天石井一久GM兼任監督が、国内フリーエージェント（FA）権を保有する塩見、島内、
岡島の残留に手応えを示した。

26日、秋季練習後に取材に応じ「ある程度、チームの方針だったり本人たちへの
期待は伝えている。納得してくれていると思う。
近々、そういう発表ができればと思っています」と説明した。


則本昂大、現状維持３億「悔しさを力に変えて」

楽天則本昂大投手が26日、仙台市内の球団事務所で契約交渉に臨み、
年俸3億円の現状維持で更改した。7年契約の2年目となる今季は開幕投手を務めたが、
18試合で5勝7敗、防御率3・96にとどまった。
開幕延期など異例のシーズンは本来の調子とはならずに苦戦を強いられた。

コロナ禍でのシーズンを振り返り「シーズン最初は無観客。
雰囲気だったり、声援がない状況で自分の本来のパフォーマンスというか、
あらためてファンの皆さんがいないと試合をやる意味、意義を感じ取れなかった」と
胸の内を明かした。自粛期間中は徹底したコロナ対策で球団の施設は閉鎖。
「球団の施設を使って練習できなかったので、キャンプから積み上げてきたものが
消えてしまったというのは正直あった。
ケガなく、大人数の離脱者がいなくてシーズンを終えられたのは良かった」と話した。

チームも2年ぶりのBクラス4位に沈んだ。
「今季は難しさもあった。その中でも結果を残していかないといけないというのもある。
悔しさを力に変えて全力で戦いたい」と来季の巻き返しを誓った。（金額は推定）


太田光が２５０万増の１７００万円でサイン　
盗塁阻止率は甲斐を上回りリーグトップ「光山コーチのおかげで成長できている」

楽天・太田光捕手が２６日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、
２５０万増の１７００万円でサインした。

大卒２年目の今季はチームの捕手で最多の６７試合に出場し打率２割、２本塁打、
１６打点。「前半戦はうまくいくこともあったんですが、それを１年間続けるのが
一番難しいことだなと感じました」。
９月下旬から「左肩関節唇損傷」で離脱していたが、
「来年（春）のキャンプには万全の状態で入れるように進めています」と
順調な回復ぶりを明かした。

盗塁阻止率はソフトバンク・甲斐の３割２分８厘を上回る３割３分３厘でリーグトップ。
「光山（バッテリー兼守備戦略）コーチと毎日スローイングの形を確認して
試合に入っていけた。プロに入ってから、光山コーチのおかげで盗塁阻止という
部分に関してすごく成長できていると思います」と感謝した。

球団からは「正捕手としてしっかり試合に出てほしい」と言葉を受けたという太田。
来季へ向けて「去年に比べて失点が増えているのは捕手の責任も多い。
そこは改善していく部分」と表情を引き締めた。（金額は推定）


菅原秀が４００万減の９００万円でサイン　今季１軍登板ゼロで
「悔しい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱい」

楽天・菅原秀投手が２６日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、
４００万減の９００万円でサインした。

今季はプロ４年目で、初めて１軍登板なし。
イースタンでは１３試合に登板し１勝０敗１セーブ、防御率６・３５で、
悔しいシーズンとなった。

菅原は球団を通じて「今季は１試合も１軍で投げることができず、悔しい気持ちと
申し訳ない気持ちでいっぱいです。もうケガをしないように、
オフシーズンの間は体づくりとフォーム固めに重点を置いて取り組みたいと思います」と
コメント。
来季へ向けては「今年の悔しさを晴らすためにも、１試合でも多く１軍で
投げられるように頑張ります」と意気込んだ。（金額は推定）

楽天ドラ1ルーキー、小深田は倍増以上の昇給にニンマリ
「思っていたよりも良い評価」

楽天の小深田大翔内野手が26日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、
1800万円アップの年俸3300万円でサインした。
即戦力内野手として大阪ガスからドラフト1位で入団し、ルーキーイヤーから
期待通りの活躍をみせた。シーズン後半戦は「1番・遊撃」に定着し、
112試合に出場して打率・288、3本塁打、31打点。リーグトップの17盗塁を
マークし「盗塁は失敗の数が多かったのは今後の課題。
来年は30盗塁を目標をやっていきたい」と話した。

人生初の契約更改で大幅昇給をゲットし「良い評価をしていただいた。
自分が思っていたよりも良い評価だったので、うれしかった」と笑顔だった。
（金額は推定）


楽天・寺岡が自己最多登板で昇給　育成からはい上がった不屈の右腕は
「飛躍の年になった」

楽天の寺岡寛治投手が26日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、
380万円増の年俸900万円でサインした。
3年目の今季は中継ぎで自己最多となる24試合に登板し、2勝1敗、防御率3・15という
成績を残した。9月13日の日本ハム戦（楽天生命パーク）ではプロ初勝利。
シーズン終盤には接戦の場面で起用されるなど、ベンチからの信頼を勝ち取り
「飛躍の年になった」と振り返った。

BCリーグ・石川から17年ドラフト7位で楽天入り。
右肩の故障で育成選手になったが、19年7月に支配下に返り咲いた。
強心臓を売りにする苦労人は「僕の球でも通用するんだと自信になった。
来季は今年の倍（の試合数）は投げて、防御率は2点台に抑えたい。
勝ちパターンのセットアッパーで投げることが目標」と高みを見据えていた。
（金額は推定）