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イーグルスファンコミュの楽天滝中好投、昨年ドラフト当日の勘違いとは&中学時代は3番手投手 楽天滝中が初先発で勝利貢献

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野球藤田、1軍昇格に三木監督「守りの超プロがいてくれた方がいい」野球

(パ・リーグ、ソフトバンク−楽天、18回戦、20日、ペイペイドーム)

藤田一也内野手が、1軍に昇格した。
三木監督は、昇格理由について「守りの超プロがいてくれた方がいい。
チームとこの世界を知っているベテランが、ベンチにいるのは大きな力となる」と
説明した。
同内野手は、8月31日に再調整のため出場選手登録を抹消された。
指揮官は「1打席(1軍公式戦)の代打で試合勘をつかむのは難しい。
ファームで(打撃の状態が)戻ってきた」と明かした。

野球楽天滝中好投、昨年ドラフト当日の勘違いとは野球
<ソフトバンク1−3楽天>◇19日◇ペイペイドームより

“ほぼ金星”の上々デビューだ。楽天ドラフト6位右腕の滝中瞭太投手が
プロ初登板初先発に臨み、ソフトバンク打線を相手に6回途中5安打1失点と好投。
プロ初勝利はお預けとなったが、力を見せた。
チームの同カードの連敗は5でストップ。
前夜に自力優勝の可能性が消滅も41試合を残し、望みはある。
楽天と“縁”のある社会人卒右腕が反攻への光をさした。

  ◇   ◇   ◇  

黄色に染まるスタンドの一片から、小さな拍手音が聞こえた。
1点リードの6回1死三塁。マウンドを降りた滝中が左翼席上段に陣取る30人ほどの
楽天ファンからねぎらわれた。三塁側ベンチ前にも大勢のチームメートが手を出して
出迎えてくれた。
「緊張感はありました。神経を使いながら投げたので疲れはありましたけど、
あの6回は行きたかったです」。ピンチを残して降板も“ドアウェー”の空気感に
のまれず、堂々と強打者たちと渡り合った。

“金星未遂”への道は不思議? な縁からつながる。
昨年10月19日、ドラフト会議当日。
社会人ホンダ鈴鹿の寮の自室にいた滝中の興味は「楽天」にあった。
1度の指名漏れを経て、ついにつかんだプロ入り…ではなく、ポストに届いた
「楽天ゴールドカード」。「やっときたな」。10日前に申請。
ワクワクしながら封を開けた。

とたんに、同期の声がとんだ。「お前、楽天だぞ!」。
え? ゴールドカードが届いたのがばれてる? 違った。
「楽天イーグルス」からドラフト6位指名。
急いで寝癖を直し、ジャージーから正装へ。
4階の自室から1階の特設会見場へ駆け降り、花束を受け取る。
「まさか指名されるとは…」。人生が変わった。

失うものはない。「勝負できることに喜び、楽しんで、打たれたら仕方ない」と
割り切り思考で、王者の胸を借りた。
最速148キロの直球、100キロ台の縦割れカーブ、カットボールにツーシーム、
フォーク、ややシュート気味に落ちるチェンジアップと多彩な球種をフル活用。
5安打中、長打はゼロ。「四球は何も起きない」と1四球にとどめ、
とことん勝負に挑んだ。

小学、中学時代は控え選手。消防士になろうとも考えた。
前日に人生で初めて訪れたペイペイドームで立った1軍マウンド。
「チームの勝利に貢献できたかなという部分が大きかった。
投げきれて抑えられた部分は自信にしたいです」。力で白星を。
金星とは、言わせない。

野球中学時代は3番手投手 楽天滝中が初先発で勝利貢献野球


<ソフトバンク1−3楽天>◇19日◇ペイペイドームより

かつて「普通」の野球少年だった右腕が、晴れ舞台に立った。
楽天ドラフト6位の滝中瞭太投手が19日、ソフトバンク17回戦(ペイペイドーム)で
プロ初登板初先発に臨んだ。6回途中1失点で自身に勝敗はつかなかったが、
チームの勝利に貢献。小学、中学時代は控え選手。
地元で消防士になろうと考えていた幼少期から、プロの1軍マウンドまでたどり着いた。

   ◇   ◇   ◇

ピークは試合前に訪れた。宿舎からバスで球場入り。
グラウンドでウオーミングアップ。いつも時の流れを過ごしても
胸の高鳴りが止まらない。「試合前の方が緊張しました」。
三木監督から「今日しか初登板はないぞ。楽しめよ」と言葉をかけられた。
「徐々に楽しめたところもありました」。1点リードの4回2死一塁。
怪力自慢のデスパイネへ初球から真ん中へチェンジアップを投げ込み、
中飛に仕留めた。置かれた環境で、力を出しきった。

無邪気に白球を追っていた時は、今の自分が想像できていなかった。
兄、姉が所属していた「新旭スポーツ少年団」で小学3年から野球を始めた。
小学校低学年まで運動会の50メートル走はいつも1位。運動神経には自信があった。
だが、いきなりの挫折。
「エースの子がすごくて『こういう人がプロ野球選手になるんだな』と」。
1学年14人のチームで「試合にはぎりぎり出られるレベル。
とにかく守備が下手でした…」。

中学の野球部でも主力ではなかった。同学年は10人。
三塁手兼投手でスタメン入りは危うい立場。紅白戦では3番手投手。
最速は100キロで70キロのカーブも投げた。
「ストライクが入ることくらいしか、いいところはなかったです」。
小学校の卒業文集では将来の夢に「プロ野球選手」と書いたが
中学校では書かなかった。地元で消防士になろうと、ぼんやり思っていた。

人生、何があるか分からない。地元の公立高に進むと145キロまで球速が伸びた。
龍谷大1年時に右肘靱帯(じんたい)再建手術を受けたが、
リハビリの一環で投げたカーブの感覚を磨かれ、今も活用している。

社会人野球を経て、プロの扉を開いた。
開幕から2軍暮らしが続いたが、結果を残し続け、1軍切符をつかんだ。
三木監督も「若い選手に背中でいろんなことを伝えられるような選手に
将来はなってほしい。初登板の気持ちは一生忘れずに、次は勝ち投手になれるように
頑張ってほしい」と期待を込める。
「やってきたことが出せてよかったです」と滝中。
「普通の野球少年」がスタートラインに立った。

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