イーグルスファンコミュの岸が自主練、腰の張り回復も肩は「落ちたなと」 &盗塁成功率.833　鷹・周東を止めた楽天新人にファン 「爆走問題を解決した太田光」

茂木　1軍グループで自主練参加　右リンパ節炎回復「開幕へ大きな一歩」

新型コロナウイルスの感染防止を徹底して12球団で唯一、チームの活動を
休止していた楽天は8日、希望者を対象に球団施設を使用した
自主練習をスタートさせた。　
活動休止前に2軍で調整していた数選手が自主練習スタートのタイミングで
1軍のグループに振り分けられた。
2月12日に右リンパ節炎を発症してから別メニュー調整を続けていた茂木は状態が
回復し「野球をやりたい気持ちを抑えつつ調整するのはとても大変だった。
球場で練習できたことは開幕に向けて大きな一歩だと思う」とコメント。3
月中旬に腰の張りを訴えて離脱した岸もキャッチボールなどで調整した。


岸が自主練、腰の張り回復も肩は「落ちたなと」

岸孝之投手が9日、本拠地楽天生命パークで2日続けて自主練習を行った。
3月30日の活動休止前には、腰の張りでファーム調整。
キャッチボールなどで状態を確認し「自粛期間前もちゃんと動けていました。
昨日も今日もキャッチボールをやりましたけど、腰に関しては問題ない」と
手応えを示した。
肩の状態に関しては「影響はだいぶあります。特にキャッチボールは
全然できていなかったので、肩、投げる方に関してはすごく落ちたな、というのは
感じています」とブランクの影響を口にした。
チームは12球団で最後に活動を再開。
「他の球団がやっているのを見て、若干焦る気持ちがあった。
でも、普段この時期に一緒にいられない家族とずっと一緒にいられたことは、
よかったと思います」と率直な思いを話した。



則本昂大、自主練習再開後、初の本拠地練習「普段使っている球場で
練習ができて楽しかった」

則本昂大投手が９日、楽天生命パークで行われた自主練習に参加。
新型コロナウイルス対策として午前、午後、休みの組に分かれる中、
球団施設が開放された前日は休みのグループだった右腕にとって３月２９日以来の
本拠地での練習となった。
キャッチボールや約８０メートルの遠投、ウェートトレなどで汗を流した選手会長。
練習後はオンラインで取材に応じ、「久しぶりにユニホームを着て練習をして、
普段使ってる球場で練習ができて楽しかったです。
あまり飛ばしすぎないように、気をつけながらできたと思います」とうなずいた。
チームが活動休止となった３月３０日からは自宅などでのトレーニングが続いた。
それだけに「今まで普通にグラウンドで練習をしたり、試合をしたり、
野球ができていることが改めて普通じゃない。
それができているということに改めて感謝しましたし、こういう状況の中で
そういうことに気づけたことは良かったことかなと思います」と真剣な表情で語った。


４０日ぶり練習再開で浅村栄斗「逆に会話弾まず新鮮」

―活動休止となった３月下旬からは、どのような練習を行ってきたか？
　
「とにかくやれることをやっていました。ランニングをして、体幹だったり」

　―当時の心境は？

「もどかしい気持ちでいっぱいでした。（今までは）普通に野球をやることを
当たり前に思っていた。できないつらさも感じました」

　―練習以外ではどんなことをしていた？

「お風呂に結構入りました。汗をかく量も少なくなっていたので、
１時間を２、３セットぐらい毎日（お風呂に）入っていました」

　―４０日ぶりに球場の施設を使ったが？

「やっぱり気持ちいい。広い球場でできるのは気持ちいいものだな、と改めて
思いました。（８日は）ウェートをやって、ティーをやって、ロングティーをやって。
あとはランニングをやってという感じです」

　―感覚的な部分ではどうだった？

「久しぶりにやった割には打てたし、いい感じに打てたので、割とできたかなと
思いますけど。まだまだな部分が多いので、それは詰めてやっていきたい」

　―開幕が見通せない状況は続く。

「楽天だけではなくて、プロ野球全体でもそうですし、世界全体でもそう
（厳しい状況）なので、仕方がない部分はある。
とにかく一日でも早く、ファンの皆さんの前に立って、野球をやりたいと思うし。
やはり喜ばせてあげたいなとは思いますね」

　―久しぶりに仲間と会って、会話も弾んだか？

「逆にあまり会話は弾まなかった。緊張している部分もあるのか。新鮮でした」

　―例年と比べるなら、今は何月ぐらいの状態か。

　「本当に正直に言ったら、１月のような感じに近いかなと思いますね」

　―開幕に向けてのプランは思い描いているか？

「例年に比べたら試合数も減ると思う。ある意味、短期決戦になるのかなという
気もしているので、とにかく今年はスタートが肝心になる。
そこ（開幕）に集中して、そこだけ見てやりたい」

　―ファンにメッセージを。

「ずっと野球が見たいと思って、待ってくれていると思う。
僕らもその期待に応えられるように、また必死にやっていきたい」




盗塁成功率.833　鷹・周東を止めた楽天新人にファン
「爆走問題を解決した太田光」

足のスペシャリストを止めた、眼鏡のルーキー・太田光の強肩
　
2019年9月5日に行われたソフトバンク対楽天の一戦。7回2死で一塁には
代走・周東。“わかっていても刺せない”韋駄天男が2球目でスタートを切ると、
一瞬バッテリーに目をやり二塁めがけて加速する。
そんな足のスペシャリストを止めたのは、楽天のルーキー・太田光捕手。
素早い二塁送球でアウトにすると、控えめにガッツポーズ。
一方、刺された周東はガックリとうなだれた。
2019年の周東の盗塁数は25で、30回の盗塁企図のうち盗塁失敗は5回。
20盗塁以上の選手ではパ・リーグトップの成功率.833を誇る。
その周東を阻んだルーキーの強肩に、ファンからは「甲斐拓也移籍以外の答え」
「美しすぎる…捕球から送球への速さ、送球の正確さ、高さ、スピード、
すべてが完璧で美しい。これは永久保存」「俊足出てきて　強肩出てきて　
またものすごい俊足出てきて…またもっとすげぇ肩のやつ出てきて。オモロイ」
「とうとう周東さんを止める男が現れたか……！」
「爆走問題を解決した太田光」と驚きの声が上がっていた。