イーグルスファンコミュのブラッシュ「ファンのため戦う。イーグルス愛でサポートして」 &球団13年ぶり2人目なるか　楽天・小深田「近本2世」へ目指す20盗塁

ブラッシュ「ファンのため戦う。イーグルス愛でサポートして」

ジャバリ・ブラッシュ外野手が３日、球団広報を通じて近況を明かした。
来日１年目の昨季はチーム最多タイの３３本塁打、チーム最多の９５打点の活躍。
寿司が大好きなことでも知られているが、「ステイホーム」が求められる
現在は自炊に挑戦中。改めて楽天に在籍できることの喜びも語った。
　
―日本国内では現在も新型コロナウイルスの感染拡大が続きますが、
気分転換の方法や心の支えになっているものは？

「今回のコロナは世界中が大変な状況であり、愛する人を失う人々も少なくありません。
その中で、みんなが安全に生活できるよう、ウイルスが蔓延（まんえん）しないように
協力できている日本に今いられることは、とてもありがたいこと。
ここまでは自分の時間をうまく使って、心と体を前向きに保てるようにできていると
思います」

―制限がある中で現在行っているトレーニングは？　
「緊急事態宣言も出て、思うように外出できないので、今は基本的に自宅に
いるようにしています。野球をプレーすることができませんが、
週４日はバンド（チューブ）を使ったトレーニングとコアトレーニングをしています」

―好物の寿司を食べに行けないが、食事はどんなものを食べているのか。

「自分にとって食事はイコール身体のための薬みたいなもの。
普段から身体の臓器や、それこそ細胞レベルまで活性化できるような意識で食べ物を
常に摂取しようとしています。
料理を作ることというのは自分のルーツであるカリブ文化の一部なので、
食べたいものをいつ、どのような時でも自分で作れるということは嬉しいことです」

―開幕を待つファンへのメッセージとシーズンへの意気込みを。

「この厳しいシチュエーションをみんなで我慢し、乗り越えて、常にイーグルス愛で
サポートしてもらいたいです。
それが本当に選手の力になりますし、ファンの方のためにも戦えます。
今、楽天イーグルスにいることができて本当にハッピーなので、
みんなに笑顔を届けられるよう、今シーズンも頑張ります」

ブラッシュ、自己啓発本読んで歴史映画見て…自粛期間中のオススメ紹介

ジャバリ・ブラッシュ外野手が３日、球団を通じて自粛期間中オススメの本と映画を
明かした。
活動休止中は体幹トレーニングなどを続ける助っ人。
「ウイルスのまん延が爆発しないように協力できている日本に今居られることは
とてもありがたい」と感謝しつつ、推薦作品を挙げた。
読書が趣味で、ともに自己啓発本のドン・ミゲル・ルイス著「四つの約束」や
ジョージ・Ｓ・クレイソン著「バビロンの大金持ち」などを紹介。
また「トロイ」「グラディエーター」といった外国の歴史を描いた米映画も、
長距離砲の心をくすぐる作品だ。
来日２年目で現在は自炊もするようになり「心と体を前向きに保てるように
できている」という。
この日は球団公式ＳＮＳでファンへメッセージ動画も公開し
「とにかくできるだけ（コロナに）感染しないように、させないようにエブリバディーと
距離を取るようにしよう！」と呼びかけた。


球団13年ぶり2人目なるか　楽天・小深田「近本2世」へ目指す20盗塁

ドラフト1位で楽天入りした小深田。ポジションこそ内野と外野で違うが、
昨年のセ盗塁王の近本（神）と同じ大阪ガス出身で「近本2世」の呼び声も高い。
オープン戦では14試合全てに出場し、今季のルーキーで唯一規定打席に到達した。
スタメン12試合のうち8試合で安打を放ち、実力を見せつけた。
チームでは最も小柄な1メートル68ながら、3月13日の巨人戦では本塁打を放つなど
パンチ力もある。さらに、50メートル5秒9の俊足も大きな武器だ。
オープン戦でも6盗塁の辰己に次ぐチーム2位の3盗塁をマークした。
新人盗塁最多記録は97年に小坂誠（ロ）が記録した56盗塁。
球団記録は07年渡辺直の25盗塁となっている。
過去にパで20盗塁以上を記録した新人は20人。
楽天では渡辺直しかおらず、小深田が達成すれば13年ぶり2人目となる。
楽天の新人2桁盗塁は前記の渡辺直と16年の茂木（11盗塁）、
昨年の辰己（13盗塁）の3人だけ。
今季は試合数が削減されるため、記録を伸ばすには厳しいシーズンとなるが、
小深田の「足攻」は見逃せない。


高梨雄平、嫌な打者は「ブラッシュかな」松井裕樹とともにファンと交流
松井裕樹と高梨雄平が球団公式インスタグラムの「インスタライブ」に登場し、
ファンと交流した。
対戦して嫌な打者の質問には高梨が「ブラッシュかな」と身長１９６センチの同僚を
挙げた。昨年のＣＳ前にシート打撃で対戦し、
「でかすぎる。リトルリーグが（マウンドから本塁まで）１４メートルぐらいで、
小学生の時を思い出した。（西武の）メヒアかブラッシュか」と驚いたという。
松井も「メヒア、でかいよね」とうなずいていた。