イーグルスファンコミュの「選手と腹をくくる」平石監督一問一答

オコエが「９番右翼」平石監督がスタメン発表



平石監督が29日、ロッテとの開幕戦（ZOZOマリン）を前に報道陣に対して口頭でスタメンを発表した。

選手たちにはチーム宿舎を出発する直前の出陣式の場で伝えた。

最後のピースとなっていた「9番右翼」には、4年目で初の開幕スタメンとなるオコエを起用。

「（ドラフト1位の）辰己がダメというわけでは、決してない。決め手はインスピレーションというか、

3、4日前には決めていた。プロとして（オフから）取り組んできたことが明確で、ぶれずにやっている。

その姿であったり、発言ひとつからも成長を感じる」と期待を込めた。

発表したスタメンは以下の通り。

1番（中）田中

2番（遊）茂木

3番（二）浅村

4番（左）島内

5番（三）ウィーラー

6番（一）銀次

7番（指）ブラッシュ

8番（捕）嶋

9番（右）オコエ

先発は岸


岸　過去12勝3敗“マリンの鬼”だ！移籍後初大役に快投誓う



楽天移籍3年目で初の開幕投手を務める岸が、抜群の相性を誇るZOZOマリンスタジアムでの快投を

誓った。

過去18試合で12勝3敗、防御率2・15と圧倒的な成績を残してきた「マリンの鬼」。

前日練習で改修された球場に足を踏み入れ「狭くなったとは思う。低めは意識するけど、

そこを意識しすぎて思い切っていけないことが一番ダメ」と話した。

西武時代の14年5月2日、同球場でノーヒットノーランを達成した。

「特別なイメージは持っていない。一番の思い出はそれですね」と岸。07年5月16日〜14年9月8日に

9連勝をマークしている。「ベストを尽くす。開幕を待ち望んでいたファンのためにも勝ちたい」。

クールに「平成最後の開幕戦」のマウンドに上がる。



サインが出せない！？平石監督　開幕前日に“リクエスト”成功

就任1年目の楽天・平石監督が、開幕前日に「リクエスト」に成功した。

ZOZOマリンの新しいベンチで本塁寄りの最前列に立つと、グラウンドの三塁コーチからは

監督の胸から下がフェンスで隠れて見えなくなる。

すぐ横にある階段を上ってサインを出すと周囲から丸見えになるだけに「どこからサインを出せば

良いのか…」と困惑。ロッテの一塁側には監督が立つ位置に台が置かれており、

球団を通じて三塁側にも同じ台を設置するよう要望。一件落着した。






「選手と腹をくくる」平石監督一問一答



−監督として初めて開幕戦を迎える。

「いよいよ始まるという気持ち。春季キャンプからオープン戦までやれることはしっかりやれた。

（初采配という）意識はないわけではない。いろいろなことを想定するし不安な面もある。

ただ思っていたより大きな心境の変化はない」


−球団１年目の開幕戦もこの球場だった。

「あまり意識していないが、２戦目で（自身が）初めて先発出場したのも、東日本大震災後の開幕戦も

千葉だった。何か縁を感じる」


−采配で意識するポイントは。

　「迷いながらやってもいい結果は出ない。野球は失敗が多いスポーツ。同じミスをするとしても、

迷いがあっては後悔が残る。やりたいことを遠慮していたら次につながらない。

選手と腹をくくってやりたい」


−新人の辰己が開幕１軍メンバーに残った。

　「初めての世界でうまくいかないこともあるが、自分の持っている力を思い切って出してもらいたい。

もともと能力は高いし、これまでしっかりとしたプレーを見せてくれた。戦力として当然考えている」


−チームに求めることは何か。

「勇気を持ってプレーをしてほしい。そのための準備もしっかりしてもらいたい。

とにかく明るく元気に活気のあるチームでいたい。最後の最後までイーグルスは何が起こるか

分からないと思われるように戦い抜いていく」