イーグルスファンコミュの楽天、新人１０選手が被災地・閖上地区訪問　神戸出身の辰己「プロとしてできることを」

楽天、新人１０選手が被災地・閖上地区訪問　神戸出身の辰己「プロとしてできることを」

楽天の新入団１０選手が１５日、東日本大震災で甚大な被害のあった宮城県名取市の閖上地区を

https://www.rakuteneagles.jp/news/detail/00001724.html

訪れた。昨年４月に小中一貫校として開校された閖上小中学校を訪問し、見学して回った。

震災で名取市では９１１人が命を落としたが、うち７５０人は閖上地区が占めた。

現在でも４０人が行方不明となっている。地区全体を３メートルかさ上げして海抜５メートルとし、

真新しい校舎の周辺には新築住宅も並び始めたが、まだ何もないまっさらな土地が多く、

以前の町並みにはほど遠い。

ドラフト１位の辰己涼介外野手は兵庫県神戸市出身。

生まれた前年の９５年１月１７日に、阪神・淡路大震災が起きた。

直接被災したわけではないが、２０年以上経った今も残る震災の爪痕を見ながら、

被災地という環境下で育ってきた。

「家の周りに避難してきた方もおり、仮設住宅で生活している方だったりを見てきた」と

当時を振り返る。神戸復興を願う「しあわせ運べるように」を歌い続け、プロ野球選手となった。

「何かの縁があって東北に唯一あるプロ野球チームに入団できた。

子どもの時は地元に何もできなかったですが、これからはプロ野球選手としてできることがあると

思っています」と気持ちを新たに。

まだ傷の癒えない閖上地区を前にして「まだ復興途中と改めて目の当たりにし、

元気や勇気を与えられるように、一生懸命背番号７を背負い頑張っていきたいです」と誓った。

嶋に頼もしいサポーター、引退した枡田氏が激励訪問

粋な計らいに感謝－。嶋が１０日から、沖縄県内で合同自主トレーニングを行っている。

初日には、昨季限りで現役引退した枡田慎太郎氏が“球拾い”に訪れた。

「おっと！　慎太郎じゃないか！　どないしたんや！　一時よりも、おなかがスッキリしたな。

だいぶ痩せたんじゃないか！？」

外野でアップ中の嶋が、思わず大声で叫んだ。昨年１２月８日に行われた

「嶋基宏とゆかいな仲間たち大運動会２０１８」で、共演して以来の再会。

お互いガッチリ握手を交わした。

枡田氏はバットを握ると、嶋にノックを開始。お手玉をすると「プロなら、そんな簡単なゴロは

捕らなきゃ！」とげきを飛ばした。枡田氏は、手の皮がむけるほど、闘魂を注入した。

枡田氏は前日９日にも、沖縄県内で同トレを開始した銀次の練習場を電撃訪問。

男気があり、礼節を重んじる男らしく、同期入団で仲良しの盟友をサポートした。

「お世話になった嶋さんと、銀次にサプライズをしたかった。ちょっと前までプロ野球選手だったのに、

この２日間で体がバキバキです」

嶋は「あいつらしいですよね。本当に助かりました。来てくれるなら、いつでも大歓迎ですよ」と感謝。

２月の沖縄・久米島キャンプに向けて、上々のスタートを切った。