イーグルスファンコミュの田中和　目標は２５発「“田中は本塁打があるから怖い”と思わせたい」

楽天がスタッフ会議　平石新監督「本気で日本一、優勝狙う」

楽天は８日、仙台市内でスタッフ会議を行った。平石新監督は会議後に

「やるからには本気で日本一、優勝を狙う。まずは戦う集団にみんなでなっていく」と抱負を述べた。

例年とは違い、春季キャンプ後、３月上旬に一度、本拠地の仙台に戻ってからオープン戦の

遠征に出ることを決めた。

「開幕直前まで帰れないのはストレスがかかる。気分的にリセットして、という方法を

取ろうかなと思う」と説明した。

田中和　目標は２５発「“田中は本塁打があるから怖い”と思わせたい」

昨季のパ・リーグ新人王に輝いた田中和が、楽天生命パーク室内練習場で自主トレを公開。

「相手に“田中は本塁打があるから怖い”と思わせたい。（８月に）２５歳になるので」と話し、

３年目の今季は背番号と同じ数字の２５本塁打の目標を掲げた。

日本人のスイッチヒッターで２５本塁打以上を放ったのは、昨年１月に合同自主トレを行った

松井稼頭央（現西武２軍監督）が西武時代の０２、０３年に２年連続でマークしたのが最後。

他にも柴田勲、松永浩美しかいない。

この日も打撃練習で角度のついた飛球を意識しながらバットを振った。「

当てにいくより、振った方が相手バッテリーに重圧がかかる。相手が怖がれば、四球で出塁して

盗塁も狙える。１番・中堅を全力で取りにいく。１４３試合全部出る」と意気込みを語った。

Ｄ５位・佐藤、同じ東北出身左腕・雄星の言葉を胸にプロへ

楽天のドラフト５位、佐藤智輝投手が、仙台市内の泉犬鷲寮に入寮。

西武からポスティングシステムで、マリナーズに移籍した菊池雄星投手の“金言”を胸に、

所信表明した。

「目標は菊池投手。初めてお会いしたとき、オーラがありました。

『最初の一年が勝負だ』といってもらったので、最初から頑張りたいです」

初対面は２０１８年１２月、岩手県盛岡市で行われた菊池の野球教室に足を運び、実現した。

憧れの存在で、同じ東北出身の左腕。アドバイスにじっくり耳を傾けた。

　「投球フォームや練習の仕方など、いろいろ細かいところも教えてくださった。

『ランニングでは一歩一歩、地面を押す感覚を持って』といってもらいました」

１９年シーズン後、菊池が米国内で行う合同自主トレに参加する予定。「約束をしていただきましたが、

自分はまだそのレベルではない。

この一年で、一緒にやらせていただいても恥ずかしくないようにしたい」と前を見据えた。

石井一久ゼネラルマネジャー（ＧＭ）が、１０人以上いた高校生左腕の映像から

「この子が一番」と認めた逸材。「自分も球界を代表する投手になりたい」という佐藤が、

９日に始まる新人合同自主トレに挑む。