イーグルスファンコミュの戸村は骨折していた、競技復帰まで３〜４カ月＆オコエ、右大腿二頭筋損傷で「復帰まで３〜４週間」と診断＆【ファーム情報】イースタン首位の楽天　１安打無失点リレーで快勝

【２４日の予告先発】

◆楽天・岸孝之―オリックス・西勇輝（１８時・東京ドーム）

　



戸村は骨折していた、競技復帰まで３〜４カ月


戸村が２３日、仙台市内の病院で精密検査を受け、下顎角骨折と診断された。

蒔田トレーナーによると、競技復帰まで３〜４カ月を要する見込みという。

前日２２日のオリックス１０回戦（楽天生命パーク）で打球が右あごに直撃し、

救急車で仙台市内の病院に搬送。当初は骨に異常はないとの所見だったが、

再検査で骨折が判明した。

また、オコエもこの日、同市内の病院で検査を受け、右大腿二頭筋の損傷と診断。

競技復帰まで３〜４週間かかる見込みとなった。

オコエは同試合で二塁打を放ったあと、代走を送られて途中交代していた。

戸村とオコエはこの日、出場選手登録を外れた。


.
オコエ、右大腿二頭筋損傷で「復帰まで３〜４週間」と診断


　楽天は２３日、オコエ瑠偉が「右大腿二頭筋損傷、競技復帰まで３〜４週間」と診断されたと発表した。

オコエは２２日のオリックス戦（楽天生命）で６回に二塁打を打った際に、右太もも裏に張りを訴えて

代走を送られていた。２３日に仙台市内の病院で診断を受けて、この日出場選手登録を抹消された。

開幕１軍は逃したオコエだったが、今季１軍出場となった４月５日の日本ハム戦（楽天生命）では

第１打席でホームラン。４月中旬から５月上旬にかけては打撃不振に悩んだ時期もあったが、

５月１９日の日本ハム戦（札幌Ｄ）で２点適時三塁打を放つなど、２８試合に出場し１本塁打３打点、

打率１割７分で復調の兆しを見せていた。

２３日のオリックス戦（楽天生命）前に取材に応じた梨田監督は「やっとバッティングがよくなって

きたけどしょうがないですね」と残念そうだった。



楽天、拙守で失点　梨田監督「まずは守り勝つこと」

楽天２―５オリックス（２３日・楽天生命パーク）

楽天は守りのミスで痛い失点を重ねた。一回１死三塁で前進守備を敷いていた二塁手の銀次が

正面のゴロを後逸して先取点を献上。

七回には細川の捕逸で得点を与え、九回には２死二塁で松井が暴投したボールを捕手が

見失っている間に走者の生還を許した。

打線が好調ではないだけに、無駄な失点を与えると勝利は遠くなる。

今季５度目の３連敗となり、梨田監督は「まずは守り勝つこと。

守ってしっかり攻撃を支えていくようにしないと」と嘆いた。



【楽天】守乱で３連敗…梨田監督「ミスで失点しちゃいましたね」

楽天２―５オリックス（２３日・楽天生命パーク）

楽天は守備の乱れが響いて、３連敗となった。

初回に先発・美馬が先頭の宮崎に三塁線を破る二塁打を浴びると、１死三塁から二塁手・銀次が

吉田正のゴロを後逸して先取点を献上。１点差に迫った７回２死三塁では高梨のボールを、

この日今季初マスクだった細川がキャッチできず（記録は捕逸）に１点を与えた。

さらに９回には松井の暴投で捕手・嶋がボールを見失い、二塁走者の生還を許した。

梨田監督は「初回の失点もそうですし、最後のワイルドピッチでもセカンドから戻ってしまった。

美馬がそれなりにいいピッチングというか、まずまずのピッチングをしてくれたのが救いですけどね。

ミスで失点しちゃいましたね」と頭を抱えていた。





美馬が復調気配　今季初勝利逃すも「駆け引きができていた」

楽天２―５オリックス（２３日・楽天生命パーク）

美馬はまたも今季初勝利を逃したが、復調を感じさせた。

援護に恵まれず５敗目を喫したものの直球には力があり、６回４安打２失点にまとめ

「球も良くなっているし、打者との駆け引きができていた。空振りも取れていた」と手応えを口にした。

反省したのは、一回に１番打者の宮崎に浴びた二塁打をきっかけに味方の失策で先取点を許した

投球。

今季は立ち上がりの失点が目立つだけに「いきなりビハインドだと難しい。

最初に点を取られないようにしたい」と話した。



美馬、１点ビハインドの６回１失点で降板「やはり初回の失点ですね」

楽天２―５オリックス（２３日・楽天生命パーク）

今季６試合目の登板で初白星を狙った美馬だったが、１点ビハインドの６回１失点で降板し、

またしても白星をつかむことが出来なかった。

初回、先頭の宮崎に三塁線を破る二塁打を浴びると、１死三塁から二塁手・銀次の失策で１点を失って

先取点を献上。

５回には宮崎にソロ本塁打を浴びた。これまでの５登板では毎試合３失点以上で、

試合前までの防御率は７・７７。白星こそ逃したが、６回４安打２失点（自責１）と安定した投球を見せた。

初回の失点は味方の守備の乱れがあったとは言え、これまで６試合中５試合で初回に失点。

美馬は「今日は良い時、悪い時ありましたけど、調子自体は良かったです。

やはり初回の失点ですね。毎回なのでこれを何とかしないといけないですね」と淡々と振り返った。





【ファーム情報】イースタン首位の楽天　１安打無失点リレーで快勝


イースタン首位の楽天は日本ハム戦（鎌ケ谷）に６―０で快勝。

３投手のリレーで日本ハム打線を１安打に封じた。先発・近藤は７回１安打無失点で４勝目（３敗）。

打線ではディクソンが２号ソロ、山田が２号ソロ、西巻が３号ソロ、八百板が３号３ランと４本塁打。




ディクソン、斎藤佑樹から特大２号

◆日本ハム―楽天（２３日・鎌ケ谷）

楽天に今季加入したオコエ・ディクソンが２３日、イースタンの日本ハム戦（鎌ケ谷）で、

斎藤佑樹投手（２９）から左翼フェンスに直撃する特大の２号ソロを放った。

前日の２２日の同カードの８回にも満塁弾を放っており、２打席連続アーチとなった。

マイナーリーグでは７年間通算で１１７本塁打を放った実績を持つディクソンは

今季、ドジャースから加入。

昨年１０月に左肩の手術を受けて出遅れていたが、５月１５日のロッテ戦（森林どり泉）からファームで

実戦復帰。２２日までに５試合に出場して１本塁打、７打点、打率３割１分３厘の成績を残していた。

また、この日の試合では２打席目でも斎藤の内角低めのボールに反応し、

左中間を破る二塁打を放った。