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イーグルスファンコミュの「3年以内の支配下登録」達成 激戦区に挑む楽天20歳外野手への期待

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野球釜田先生「頭が真っ白になりました」中学生に夢を持ち続ける大切さ訴える野球


釜田が18日、トリノ五輪女子フィギュアスケート金メダリストの荒川静香氏の母校でもある

宮城・利府町立しらかし台中学校で「夢先生」を務めた。

日本サッカー協会が子供の育成を目的に展開する「こころのプロジェクト」の一環で教壇に立ち、

中学2年生の生徒に対して夢を持ち続けることの大切さなどを訴えた。

はじめは体育館でともに体を動かしてリラックスモードだった釜田だったが、

スーツに着替えて生徒の前に立つと「めっちゃ緊張しました。頭が真っ白になりました」と硬い表情に。

それでも「自分の選択に後悔して欲しくない」

「夢への強い気持ちを持ち続けて欲しい」などと自らの人生を振り返りながら、約1時間熱弁した。

ピンと張りつめた空気だったが、最後にはたまたま数日前に理髪店で、

授業をしたクラスの担任の先生と会っていたことを告白し

「担任の先生と髪を切る場所が一緒なんですよ。本当に世間は狭いですね」と

しっかり中学生の心をつかみ、爆笑も誘った。

狙い通りの反応に「笑いが取れたので良かった。あのネタは絶対受けると思ったので、

いつぶっ込もうかずっと考えていた」と満足そうだった。



野球釜田が「夢先生」 自らの経験に触れ「後悔のない選択をして」野球


釜田が18日、日本サッカー協会が子どもの育成を目的に展開する「こころのプロジェクト」で

「夢先生」となり、宮城県利府町の中学校を訪問した。

2年生に授業を行い、石川・金沢高時代に大学進学と悩んだ末にプロ入りを決断した自身の経験に

触れ「後悔のない選択をしてほしい」と語りかけた。

自らの夢については「2018年に楽天日本一の中心にいたい」と話した。

年明けには米大リーグ、ヤンキースの田中と自主トレーニングを行う予定で

「いいものを吸収できれば」と意欲的だった。
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野球「3年以内の支配下登録」達成 激戦区に挑む楽天20歳外野手への期待野球

ぴかぴか(新しい)今季途中に支配下登録勝ち取った八百板ぴかぴか(新しい)

 7月31日。シーズン中に育成選手が支配下登録を受けられる期限だ。

この日が迫ると、各球団の育成選手たちは、より一層激しく首脳陣へのアピール合戦を繰り広げる。

今季4年ぶりにAクラス入りを果たした楽天においては、まさにその7月31日に朗報を受けた

若手選手がいる。高卒3年目の20歳、八百板卓丸(やおいた・たくまる)外野手だ。

福島県出身の八百板。「卓丸」という珍しい名前だが、「卓」は江川卓氏(元巨人)から、

「丸」は野球ボールからきているらしい。

「『球』という字を使ってしまうと『卓球』になるので」とのことで、実に覚えやすい名前からも、

野球への熱い思いが感じられる。

小学1年から野球を始めると、中学時代は投手・内野手として全国大会を経験した。

地元の強豪・聖光学院高校に進学し、3年夏に甲子園に出場。

準々決勝で日本文理高校に敗れたが、相手エースの飯塚悟史投手(横浜DeNA)から唯一3安打を

放っている。

全4試合でリードオフマンを務めて打率.533、左翼手としても無失策と、攻守で母校の8強入りに貢献。

2014年のドラフトで育成1巡目指名を受け、楽天に入団した。

「3年以内の支配下登録」を目標に掲げて、プロの世界に飛び込んだ八百板。

1年目はファームで43試合に出場して打率.230だったが、出塁率.400を叩き出した。

2年目の昨季は出場試合数を増やし、少しずつだが着実にステップアップを果たしていく。

そして自身が「勝負の1年」と定めた3年目の今季、7月31日。ついに念願の支配下登録を勝ち取り、

背番号は「122」から「95」に変更となった。




ぴかぴか(新しい)「守備と走塁を生かして」―来季目標は「開幕1軍」ぴかぴか(新しい)

この時点におけるファーム成績は、72試合3本塁打30打点5盗塁、打率.249。

しかし、背番号が軽くなったことがいいきっかけとなったのか、以降さらに成績を上げていく。

最終的に105試合に出場し、102安打5本塁打40打点9盗塁、打率.281。

102安打はイースタン・リーグトップの廣岡選手(東京ヤクルト)に次ぐ数だった。

また、アマチュア時代から定評のある外野守備においてはわずか3失策と安定。

リーグトップタイの補殺9も記録している。

今季の楽天は激しい2位争いを繰り広げ、クライマックスシリーズファイナルステージに

進出したこともあり、1軍の試合出場は叶わなかった。

しかし、10月に宮崎で行われた「第14回みやざきフェニックス・リーグ」では打率.412と打ちまくる。

自身初の秋季キャンプにも参加し、持ち前のバットコントロールを披露して

梨田監督から高評価を得た。

11月29日の契約更改では「守備と走塁を生かして来年は開幕1軍を目指します」と語った八百板。

背番号も再び「95」から「57」へ変更となり、チームが八百板のさらなる成長に期待を寄せていることが

うかがえる。

しかし、楽天の外野は相変わらず激戦区だ。全試合出場を果たした島内選手や強打者の

ペゲーロ選手は不動のレギュラーであり、

田中選手やオコエ選手など、八百板同様に機動力のある若手も台頭してきた。

つまり八百板は来季、「開幕1軍」の目標を達成するために、まずはチーム内の激しいポジション争いに

勝ち抜かなければならない。

思えばプロ野球の世界は、常に数少ない「枠」を巡る競争の連続だ。

ごく一握りの選手だけがプロの世界に入ることを許されるが、その後もファームのスタメン、

1軍の選手登録、レギュラー、スタメンなど、チーム内でさえどんどん「枠」は絞られ、

競争は激化していく。

そして八百板は3年前、育成選手として指名を受けた。

17歳の少年の前に伸びる道は、他の支配下選手よりもさらに長く、険しいものだったに違いない。

それでも、最初に掲げた目標通りに支配下登録枠を勝ち取ってみせた。

入寮の際には、左手に兄からの贈り物であるグラブをはめ、右手でくまのプーさんのぬいぐるみを

抱きしめ、素朴な笑顔を浮かべていた八百板。

穏やかな表情の下に、静かな闘志を秘めて。

2桁の背番号で、4年目の来季はまた新たな一歩を踏み出す。



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