イーグルスファンコミュの則本の成功導いた岸の“金言”／東北スポーツ

則本の成功導いた岸の“金言”／東北スポーツ

則本は今季、自己最多タイの１５勝を挙げ、４年連続で最多奪三振のタイトルを手に入れた。

成功の裏に、４日で３３歳となった岸孝之投手の助言が、大きく役立ったことを明かした。

「岸さん自身、けがで苦しんだシーズンが何度かあった。だからこそ、僕らへのアドバイスが本当に

生きた。あのときの話があったからシーズンを通して投げられた」

６月１５日のヤクルト戦（神宮）の試合前練習で、２人はキャッチボールを行った。

直後に先輩から「俺もそうだった。（交流戦を終えて）リーグ戦に戻るとき（次回登板）は、]

期間を空けてもらった方がいいよ」と、“金言”を授かった。

則本は首脳陣と相談した結果、リーグ戦再開後の先発は、中１０日の登板間隔となる６月２６日の

オリックス戦（Ｋｏｂｏパーク）に至った。

通常の中７日で、２３日の日本ハム戦（札幌ドーム）に先発していたら、疲労は蓄積されたに違いない。

今季は３月のＷＢＣに備えて、通年より早く体を作った。

目に見えない疲れはたまる一方。

経験豊富な岸だからこそ、キャッチボールのわずかな時間で、則本の投球フォームから、

微妙なズレと体の異変を感じとっていた。

「岸さんは今季、定期的に若手を食事に誘ってくれた。本当に男前なんです。風貌も、行動も、

気づかいも。要所で気がついたことをいってくれて、本当にためになった」

則本は岸に感謝することしきり。１人の投手の加入が、チーム内に大きな化学反応を起こした。

西宮は200万円減「１年間１軍に」目標掲げる

西宮が５日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、２００万円減の１６００万円でサインした。

今季は８試合の登板に終わったが、クライマックスシリーズではベンチ入りも経験。

「前半は２軍でも結果が出ずに、試行錯誤の１年。ＣＳでは投げられない悔しさもあった」。

来季に向け「１年間１軍にいるということが４０、５０試合（登板）につながると思う」と目標を掲げた。

横浜商大の後輩でドラフト４位の渡辺佑樹投手入団にも刺激を受けていた。（金額は推定）

今野「来年は30試合以上」現状維持540万円

今野が５日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の５４０万円でサインした。

開幕直後に支配下に再登録された今季は、１試合登板に終わった。

「毎年、数試合くらいで終わっている。来年は３０試合以上、登板したい」と話した。（金額は推定）

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