イーグルスファンコミュのオールプロかプロアマ混成か、どうする侍選び…桑田真澄氏、水野雄仁氏、高木豊氏が予想

　BS12 トゥエルビ

8/31(木)

17:59～

楽天 VS埼玉西武

（Koboパーク宮城）

31日予告先発

楽天安楽智大－西武菊池雄星（Ｋｏｂｏパーク宮城＝午後

１８時）

10・９楽天－日本ハム戦、パ・リーグ試合日程追加

https://www.rakuteneagles.jp/news/detail/00000648.html

パ・リーグは３０日、試合日程の追加を次の通り発表した。

　▽１０月９日　楽天－日本ハム（

１４時・Ｋｏｂｏパーク宮城）

オールプロかプロアマ混成か、どうする侍選び…桑田真澄氏、水野雄仁氏、高木豊氏が予想

　野球の日本代表チーム「侍ジャパン」の新指揮官として稲葉篤紀監督が就任、

３大会ぶりに野球競技が復活する東京五輪へ向けてのチームづくりが始まった。

金メダル獲得が期待される一方で、メジャーリーグでプレーするトップ選手の参加は望めそうにない。

若手への世代交代や、アマチュア選手の参加を求める声もある。

新生・侍ジャパンのあるべき姿とは―。スポーツ報知評論家３氏に聞いた。

７月３１日に行われた稲葉監督の就任会見。編成面などで指揮官をサポートする

侍ジャパン強化本部長の山中正竹・日本野球協会副会長は

「最高のアスリートが競い合うのが五輪。優秀であればアマチュアや学生も対象」と、

代表選手をプロに限定しない考えを示した。

稲葉監督も２１歳で五輪を迎える早実・清宮幸太郎について「非常に興味がある」と発言したり、

就任後は大学、高校代表チームの合宿を視察するなど、アマチュアや若い世代のチェックに熱心だ。

ＭＬＢが五輪への協力姿勢を見せず、日本人メジャーの参加は見込めそうにない中、

２０年の侍ジャパンはどのようなチームになるべきか。

桑田真澄さんは「理想はプロ・アマ混成の若いチーム」と語る。

野球が五輪競技として存続していくためにも「将来的にはサッカーのＷ杯と五輪のように、

ＷＢＣはプロのフル代表、五輪は若い世代が競う大会に」というのが桑田さんの持論だ。

東京五輪を「日本の野球界が本当の意味で一つになるきっかけにしてほしい」と訴える桑田さん。

「次の大会まで見据えて、選手だけではなく指導者の選定や育成まで、

プロとアマが合同で取り組むシステムを構築しなければいけない」と指摘する。

日本野球が目指すのはやはりスモールベースボール。

今春のＷＢＣ準決勝・決勝を米国で観戦した経験から「海外チームのパワーとスピードは日本の想像を

超えた進み方をしている。それに対抗できる強化方法や、若い世代の故障防止なども、

プロ・アマが共同で進めるべきだ」としている。

プロ・アマ合同を理想とする桑田さんに対して「オールプロで」と主張するのが水野雄仁さん。

「日本での五輪が次にいつできるか分からない。絶対に金メダルを取るためにも、

プロで戦うしかない」との見解だ。

０４年アテネ五輪で守備走塁コーチを務めた高木豊さんは「本来、五輪の定義はアマチュア」とした

上で、「東京五輪での野球に対する期待値は高い。

プロとアマの混成にすると、組織面やモチベーション面でどうだろうか。

勝ったら称賛され、負けたら批判も浴びる。背負うものが大きいので、プロが責任を持って戦ったほうが

いいのではないか」とプロ選手による金メダル挑戦を支持する。

自国開催での金メダル獲得という至上命題と、野球界や五輪野球の将来像。

双方を見据えながら、稲葉ジャパンは世界一への道を進む。