イーグルスファンコミュの岡島、走攻守の活躍見せるも梨田監督からはダメ出しも

楽天　6・28オリ戦で太田幸司氏が始球式　梨田監督が捕手役

http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/00000129.html

楽天は２７日、６月２８日に青森県弘前市の「はるか夢球場」で行うオリックス戦で、

同県三沢氏出身で元近鉄の太田幸司氏が始球式を行うと発表した。

太田氏は近鉄時代に梨田監督とプレーをともにし、活躍。当日は梨田監督が捕手役を務める予定。

太田氏は「青森県でのプロ野球１軍戦の開催は２９年ぶりということで、青森県出身ということもあり、

東北の素晴らしい環境と青森の素晴らしい球場で、始球式をさせていただけることを大変、

光栄に思います。青森の野球界を盛り上げるためにも、精一杯務めさせていただきます」と

早くも気合十分。

同監督も「楽天イーグルスとしては初の公式戦の始球式でキャッチャーを務めさせていただくことを

大変、光栄に思います。青森の地で太田さんとお会いできることを楽しみにしております」と話している。


岡島、走攻守の活躍見せるも梨田監督からはダメ出しも


◆練習試合　楽天６―４西武（２６日、高知・春野）より

　岡島が２６日、練習試合・西武戦（春野）で走攻守での活躍を見せた。

「９番・右翼」で先発し、１安打３四球で４打席すべてで出塁した。まず見せたのは足。

３回１死一、二塁で今江の右翼へのヒットの間に二塁から際どいタイミングだったが、一気にホームに

突っ込んだ。すると相手の守備の乱れを誘い、後ろを走る一塁走者もホームに戻って２点を奪った。

さらに守備でも３回にはライトから矢のような送球で２つの補殺を記録し

「あれはたまたまですよ」と言いながら、チームを救った。

そして４回には２死三塁から国場の外角のボールをうまく左翼線に運ぶ適時打を放った。

今季から背番号が２７から４になった岡島は「打ったのはスライダー。

フルカウントだったのでなんとか食らいつこうと思っていました」と納得の表情だった。

それでも梨田監督は「特に守備が素晴らしかった。

ただ１度、一塁にいた時にキャッチャーがボールをそらしたときに走れなかったのは減点かな」と

笑いながら、さらなる活躍を求めていた。


岡島光る守備　走者２度刺す

俊足巧打が魅力の岡島が守備で光るプレーを見せた。フル出場した右翼で、二つの安打を

処理した際に、いずれも走者を刺し、西武の反撃の機会をつぶした。

「たまたまです」と照れ笑いを浮かべた背番号４に、梨田昌孝監督は「いいプレーをしてくれた」と

たたえた。

　３−１と逆転して迎えた三回の守備。１死一、二塁で浅村の右前打を捕球後、本塁返球を諦め、

一走斉藤を三塁で刺した。２死一、二塁で森が放った右前打を処理した際は本塁にストライク返球。

同点を狙う二走浅村栄斗の生還を許さなかった。

定位置より２、３歩前で守り、走者の進塁を阻む意識が徹底されていたことが好守を生んだ。

首脳陣は特に最初のプレーを評価する。「走者の足の速さやスタートの良さ、点差を瞬時に考慮し、

素晴らしい判断をした」と森山周外野守備走塁コーチ。梨田監督は「本塁を見ながら三塁に投げた。

岡島にしかできない」と語った。

適時打を含め全４打席で出塁。九回には盗塁を決め、中川大志の三塁打で勝ち越しの生還をした。

外野の定位置争いが激しくなる中、バットでも足でもアピールした岡島は「いいプレーができて

良かった」と、ほっとした様子だった。



銀次４年ぶり二塁で美技披露！助っ人３人起用“超攻撃布陣”もイケる


◆練習試合　西武４―６楽天（２６日・春野）より

銀次が２６日、慣れないポジションで美守を見せた。練習試合・西武戦（春野）に「３番・一塁」で先発し、

３回からは二塁を守った。公式戦では２０１３年５月２０日のヤクルト戦（Ｋスタ）で守ったのが

最後というポジションに２イニングついて、唯一の守備機会で球場を沸かせた。

４年ぶりとは思えぬ華麗なプレーだった。３回２死一塁。中村の二遊間を抜けそうなゴロに

銀次は横っ跳びで食らいついて、逆シングルでキャッチ。

すぐに立って二塁に送球した。わずかに遊撃・三好のカバーが遅れてアウトにはならなかったが、

本職さながらのプレーを披露。それでも「難しい打球だったので、よく分からなかった」と苦笑いだった。

梨田監督が「もしもの時の保険」と説明したように、本来の目的は危機管理の一環だった。

前日（２５日）に急きょ、首脳陣から練習するように伝えられ、たった２日の練習で試合に出場した。

昨年の出場は一塁のみだったが「難しいけど、やれと言われたら全力でやりたい」と選手会長らしく、

二つ返事で受け入れた。１５年まで守っていた三塁の練習も続けており「三刀流？　そうですね」と

笑った。

もちろん二塁には、２８日から１軍に合流する藤田という絶対的レギュラーがいる。

だが、銀次が二塁を守ることで“超攻撃的布陣”を組むこともできる。

一、三塁、左翼、指名打者の４ポジションに３人の外国人選手と今江を起用することが可能となるのだ。

この日も対外試合９打数６安打６打点と好調の今江が、慣れない打順の「２番・三塁」で先発した。

指揮官は「色々模索して、試行錯誤している」とうれしい悲鳴を上げていた。


銀次　二塁守備「難しかった」

「３番・一塁」で先発出場した銀次が三、四回、二塁を守った。梨田監督からの指示だったことを

明かし「誰かがけがをしても大丈夫なように、準備をしておく意味だと思う。やはり難しかった」と、

さばさばと振り返った。

三回２死一塁、中村剛也の中前に抜けそうな打球を処理し、そばにいた遊撃三好に渡したが、

野選となった。公式戦では２０１３年８月に守ったことがある。

久々に違った景色を感じながら守備についたせいか「（手応えは）分からない」と、

やや元気がなかった。


細川が先発マスク　熟練のリード

先発マスクをかぶった細川亨は「最初は緊張したが、楽しかった」と今季初の実戦を振り返った。

先発の古川が西武の先頭打者木村にいきなり左越え本塁打を浴びる不安定な立ち上がりとなったが、

熟練のリードで２１歳の右腕をもり立てた。

今季、ソフトバンクから加入。守備を終えてベンチに戻るたびに、古川と会話し、

積極的に意思疎通を図った。肝心のバットでは２三振を含め、３打席凡退。

「これから（状態を）上げないといけないでしょう」と気を引き締めていた。


古川、今年対外試合で初先発し５回７安打４失点「苦しいピッチングだった」

◆練習試合　楽天６―４西武（２６日、高知・春野）より

　古川が２６日、練習試合の西武戦（春野）で先発した。

今年対外試合で初先発となった右腕。開幕ローテ入りへアピールをしたいところだったが、

いきなり木村文に先頭打者本塁打を浴びる苦しい立ち上がりになった。さらにメヒアの一発などで

３、４回にも得点を与え、５回を投げて７安打４失点。「ボールが続くことがあって、自分を苦しめた。

今日はいいところを出して、アピールしたかったけど、思った通りに行かなくて苦しいピッチングだった」

と悔しさをにじませていた。


楽天ドラ４菅原２回４Ｋ「消える」縦スラで１軍確定


　面白いようにバットが空を切る。楽天菅原が「消える魔球」で開幕１軍をほぼ確実にした。

西武との練習試合に同点の７回から登板。先頭から２者連続で空振り三振。味方失策で２死一塁とした

直後には、岡田を外角１３３キロスライダーで空振りに仕留めた。

「学生のころから得意のボール。自信があった」と、すべて縦スライダーで手玉に取った。

イニングが変わっても、勢いは止まらない。８回１死走者なしからは、１発のある山川を迎えたが、

カウント１−２から最後は急激に落ちる１３７キロ縦スライダーで空振り三振に切った。

山川が「低いと思う直球も最後にピュッと伸びる。

そこにあのスライダー。どうしようもない」と言うほどだった。

直球は、７回２死走者なしから自己最速にあと１キロに迫る１５１キロをマークした。

２回を無安打無失点４奪三振。ここまで実戦３試合で計５回を投げ、２安打無失点と抜群の安定感を

見せている。梨田監督は「すごいね。縦のスライダーは、消えるね。今日の段階では合格」と、

開幕１軍入りを示唆した。

大体大時代は同大の先輩、カブス上原が着けていた「１９」を背負うも、

２年途中から１年間野球を辞めていた。今年１月上旬にＯＢ会で上原と初対面し、

スプリットを伝授された。「技術的なことはもちろん、野球と本気で向き合う大切さを学んだ」。

遠回りした分、今はプロでのし上がることしか考えていない。


ドラ４菅原、２回０封４Ｋの好投！

◆練習試合　西武４―６楽天（２６日、春野）

楽天の菅原が２６日、西武との練習試合（春野）で７回から３番手で登板。２回を投げ無安打無失点、

４奪三振の好投を見せた。

縦、横と変化する２種類のスライダー。「学生の時から自信があったので感覚的にはいい」。

４つの三振は全てその決め球で奪ったが、魔球的なキレに首脳陣も驚きを隠せない。

「ボールが（打者の視線から）一瞬消えるような感じ」と梨田監督。

与田投手コーチは「あれだけ腕を振るのは長年プロでやっても難しいのに…。

ルーキーでできている」と絶賛した。



嶋　ふくらはぎ張りで別メニュー調整「慎重にいきたい」


侍ジャパン強化合宿


嶋はふくらはぎの張りのため、一部で別メニュー調整を続けた。

「痛みはない」としながらも、支障について「捕手として座ったりすること。

そこは試せないし、慎重にいきたい」と話した。

ブルペンでの捕球、打撃練習などは行ったが、投内連係などは回避し、前日のソフトバンクとの

練習試合でも野手で唯一出場せず。

小久保監督は「３月に入ったらある程度、上がってくるという報告は来ているので、

それまでは待っています」と回復を見守る方針を示した。



＜ＷＢＣ＞則本　投球の完成度高まる

２８日の台湾プロ野球選抜との壮行試合に向け、先発予定の則本昂大がブルペンで３７球を投げた。

「細かいコントロールを修正しながら投げられた」と、投球の完成度は日増しに高まっている。

力のある直球で外角の厳しいコースを突き、球を受けた嶋は「そこは誰も打てないよ」と声を上げた。

則本は「自分だけでできることはやってきた。あとは捕手とのコミュニケーションを取るだけ」と言う。

ＷＢＣでは球数制限がある。本番を想定し、残りの対外試合は「球数を考えながらやっていきたい」と

語った。






則本新球カット修正　２８日台湾との壮行試合に先発


侍ジャパン強化合宿


２８日の台湾プロ選抜との壮行試合に先発する楽天の則本は、ブルペンで３５球を投げ込んだ。

新球のカットボールも投げ「少し（球を）ひっかいていたので、細かいところを修正できた」。

３月７日のキューバとの１次ラウンド初戦（東京ドーム）では中継ぎで待機する予定。

侍ジャパンに合流してから自身初の実戦を前に「少ない実戦でしっかりやっていきたい。