イーグルスファンコミュの【楽天注目の記録】松井裕　通算１００Ｓあと３７　最年少記録更新へ 西田長打手応え　フォーム原点回帰

【楽天注目の記録】松井裕　通算１００Ｓあと３７　最年少記録更新へ

松井裕は通算１００セーブにあと３７。入団以来のセーブ数は０→３３→３０と

２年連続３０セーブ以上を継続中だ。

連続シーズン３０セーブ以上のプロ野球記録は岩瀬（中）の９年。次いで昨年のサファテ（ソ）まで

５人が記録した３年連続となっており、松井裕は伸ばせるか。１０月３０日には満２２歳を迎える。

通算１００セーブの最年少記録は１２年山口（Ｄ）の２５歳１カ月。

今季中に達成すればこれを大幅に更新する。

入団１年目には６暴投を記録したが２年目は３、昨年は１と減少。

安定度を増した投球で大台を目指す。



西田長打手応え　フォーム原点回帰

８年目の西田がキャンプ初のシート打撃練習で２二塁打と、唯一の複数安打を放ち長打力を

アピールした。「練習でやっていることを投手相手に出せた」と納得の表情だった。

第１打席は左投手の西宮悠介から右中間への鋭い当たりを放ち、一気に二塁まで到達。

右腕の古川侑利と対戦した第２打席では、右翼手の頭を越える二塁打を放った。
　
この数年、打撃フォームを固定できず伸び悩んだ反省から、プロ３年目の頃のフォームに戻した。

球を上からたたくことを意識しているといい、「原点に戻った。打った感触もいいし、飛距離も出ている」と

手応えを感じている。

２０１４年に遊撃の定位置をつかんだが、１５年は故障や打撃不振で出場試合が減少。

昨季は新人茂木との争いに敗れただけに「甘い気持ちはもう捨てた。どの守備位置でも、

がむしゃらにやってつかみ取りたい」。オフはほぼ休み無しで毎日４時間近く打ち込むなど、

過去最高の練習量を積み重ね、体も約８キロ減の７８キロまで絞った。

　「練習した分自信を持ってキャンプに入れた。あとは結果を出すだけ」と西田。

梨田監督も「（茂木、藤田の）スペアでなく、追い越すぐらいの気持ちではい上がって来てほしい」と

期待し、競争を促した。


西田、「本気」テーマに遊撃奪回猛アピール！梨田監督も絶賛


西田は８日、今キャンプ初のシート打撃で２打席連続二塁打と猛アピールした。

１４年は主に遊撃で１３１試合に出場しながら、最近２年は不本意な成績。

今年のテーマに「本気」を掲げ、レギュラー奪取を狙う。

強い打球が右翼頭上を越えた。シート打撃の２打席目。

追い込まれても、古川のチェンジアップを叩いた。

「練習通り。追い込まれたので真っすぐ待ちで、変化球に対応しようと思った」。

１打席目は西宮から右中間二塁打。いずれも逆方向への長打でアピールした。

今年のテーマは「本気」。「自分に言い訳もしていた。本気でがむしゃらにやるだけ」。

昨年１２月から大阪で球場を借り、平日は約４時間、ほとんどを打撃練習に費やした。

体重も昨季の８６キロから、現在は７９キロ。体脂肪率９・８％と１０％を割った。

「自分の能力を信じて動きやすい体にしました。体重は減ったけど打球は飛んでいる」と

自信をつかんだ。

梨田監督は「スペアという意味じゃなく、（レギュラーが）元気なうちに追い抜くように、

はい上がってきてほしい。

いいアピールだった」と絶賛した。

２年前は、遊撃のレギュラー最有力候補。左足甲の骨折で暗転した久米島から、

力強く反攻ののろしを上げた。



森「２ボールから勝負できた」


シート打撃に登板した左腕の森雄大が「２ボールから落ち着いて勝負できた」と課題の制球に

手応えをにじませた。

打者６人に許したのは１安打。嶋基宏や銀次といった主力選手は直球を詰まらせ、

内野ゴロに打ち取った。

「昨年まではカウントが悪くなると球を置きにいってしまった」と言うが,

ボールが先行しても強気で勝負した。

昨季は春先から鎖骨付近の神経障害に悩まされ、１軍未登板。

シーズン終了後にはメキシコのウインターリーグへ武者修行し、精神的にたくましくなった様子だ。

高卒５年目の今季は「昨年の分まで爆発したい」と意気込んだ。



森、シート打撃に登板「悪いなりにストライクゾーンで勝負できた」

楽天春季キャンプ（８日、沖縄・久米島）

森がシート打撃に登板。打者６人を相手に安打は単打１本に抑えた。

プロ５年目の左腕は「悪いなりにストライクゾーンで勝負できた」と納得顔。

このオフはメキシコでのウインターリーグに参加。

最大５時間のバス移動などを乗り越えて、１勝１敗、防御率２・６０を記録した。

「細かいことを気にしなくなった」。成長した姿をみせた。


今キャンプ初　シート打撃

今キャンプ初めてのシート打撃を実施した。

森雄大ら投手６人が登板し、嶋基や銀次ら野手１８人と対戦した。

野手は１人２打席で、西田が二塁打２本と存在感を示した。

投手は森が力のある直球を投げていた。

アマダー内野手が体調不良、塩見貴洋投手が７日の練習中に腰を痛めたため練習を休んだ。



松井稼、４１歳レギュラー獲りへ「違う形で取り組む」


楽天春季キャンプ（８日、沖縄・久米島）

松井稼が１１日の沖縄・久米島キャンプ打ち上げ後も、引き続き１軍に帯同して調整することが

８日、分かった。

「ここ数年は久米島に残って（２軍で調整して）いたけど、結果が出なかったので違う形で

取り組んでみようと思う」

１２日に梨田監督ら１軍本隊と沖縄本島へ移動後、金武町での練習に参加。

さらに、２２日の巨人との練習試合（那覇）の守備から出場することも分かった。

チーム最年長の４１歳は今キャンプで若手と同じメニューを消化。この日も精力的に体を動かし、

全体練習後は居残りで３０分間のロングティー（数メートルの距離からあげてもらったトスを

遠くに飛ばす練習）を敢行した。

「稼頭央がいるだけでチームはピリッと引き締まる。まるで“牢名主”のようだ」と梨田監督。

池山チーフコーチも「調整は彼の好きなようにやってくれて構わない」と全幅の信頼を寄せた。

衰え知らずのベテランは「もう一度レギュラーを取って優勝したい」と静かに爪を研ぐ。　



オコエが帰京、９日に損傷した靱帯の縫合手術


オコエが８日、沖縄・久米島から帰京した。９日に東京都内の病院で、右手薬指付け根の損傷した

靱帯（じんたい）の縫合手術を受ける