イーグルスファンコミュのコリジョンルール　異例のシーズン中見直しへ　後半戦から新基準

BS12 トゥエルビ

7/1(金)

17:59～

21:00.最大延長

21：53まで

東北楽天ゴールデンイーグルス VS 埼玉西武ライオンズ　楽天Koboスタジアム宮城

【１日の予告先発】ソフトＢ・和田、両リーグ最速１０勝なるか

　◇セ・リーグ

　ＤｅＮＡ・井納―広島・ジョンソン（横浜）

　中日・ジョーダン―阪神・藤浪（ナゴヤドーム）

　◇パ・リーグ

　楽天・則本―西武・高橋光（コボスタ宮城）

　ソフトバンク・和田―日本ハム・高梨（ヤフオクドーム）

値千金の一発を放った内田が研究したライバル球団の主砲とは？

◆オリックス３―５楽天（２９日・那覇）より

内田が値千金の一発を放った。同点の６回先頭。初球の真ん中高めの直球を完璧に捉えた。

出場８試合、２０打席ぶりの今季２号ソロに「初球からフルスイングすることだけを考えていた。

手応えは完璧でした」と喜んだ。

２５日のソフトバンク戦（コボスタ）の試合前に室内練習場で相手の４番・内川の打撃練習を見て

勉強するなど、研究熱心な２１歳の活躍で対オリックス戦の連敗を５で止めた。

コリジョンルール　異例のシーズン中見直しへ　後半戦から新基準

異例の見直し！本塁での危険な接触を防ぐために今季から導入された「コリジョン（衝突）ルール」に

ついて、日本野球機構（ＮＰＢ）が運用基準の見直しを検討していることが２９日、分かった。

ルールの解釈や適用の判断をめぐり、現場から不満の声が続出したためで、

新基準では、実際に衝突が起きたかどうかを判断基準とする。

７月４日のプロ野球実行委員会で議論し、早ければ同１８日の後半戦開幕からの見直しを目指すが、

突然の変更となれば、賛否の声が上がりそうだ。

現場やファン、球界ＯＢから「野球がつまらなくなる」などの意見も出たコリジョンルール。

関係者の話を総合すると、来月４日の実行委員会で見直しを図るべきかの方向性を固めた上で、

早ければ後半戦開幕となる同１８日から新基準の運用を図る。アグリーメント（申し合わせ事項）の

改正はなく、あくまで運用面の変更となる。

　「ケガ人が出ていないのはルールの成果だが、現場には戸惑いもある。

重要な試合も増えるし、混乱があるのであれば議論していきましょうということ」と

ＮＰＢ関係者は明かした。

新基準では実際に衝突が起きたかどうかが重視される。

走路に入っても衝突が生じなければ、アウト判定は変えず、捕手に警告だけを与える場合もある。

これまでは、捕手（または本塁カバーに入った野手）は走路に入ったかどうかを基準としてきた。

そのため明らかにアウトのタイミングでも走路進入を理由に、リプレー検証でセーフに判定が覆る

事例もあった。

ＮＰＢは検討材料として、コリジョンルールによるリプレー検証を行った今季全１１件をＤＶＤにまとめ、

各球団やプロ野球選手会に送った。関係者によると、アウト判定からセーフに覆った４件のうち、

新基準では３件は適用外になるという。

基準を見直しても、微妙なプレー自体が減るわけではない。

さらなる混乱を避けるためにも、現場への周知徹底が不可欠となる。