イーグルスファンコミュの楽天育成八百板、売りの打撃で３年目昇格目指す

【２日の予告先発】ソフトＢ中田、古巣と対決　Ｇ大竹寛初勝利なるか


　◇交流戦

　日本ハム・加藤―ヤクルト・成瀬（札幌ドーム）

　楽天・美馬―阪神・藤浪（コボスタ宮城）

　西武・高橋光―ＤｅＮＡ・井納（西武プリンスドーム）

　ロッテ・二木―広島・九里（ＱＶＣマリンフィールド）

　オリックス・金子―巨人・大竹寛（京セラドーム大阪）

　ソフトバンク・中田―中日・バルデス（ヤフオクドーム）



オコエ「９番・中堅」で２日連続スタメン、連日の安打出るか


交流戦 楽天―阪神 （6月1日 コボスタ宮城）


オコエが１日の阪神戦で「９番・中堅」で先発出場。プロ初安打を放った前日から２試合連続で

スタメンに名を連ねた。

前日は第３打席の７回に右前へプロ初安打。第４打席の８回も左前打とマルチヒットを記録した。

打撃好調なルーキーがこの日も安打を積み重ねられるか、注目が集まる。


オコエのプロ初ヒットに記念グッズを発売　

楽天は３１日、プロ初安打を放ったドラフト１位オコエ瑠偉外野手（１８）の記念グッズを発売すると

発表した。

直筆サイン入りフォトパネル（２０セット）、直筆サイン入りボール（５０セット）、記念Ｔシャツ、

記念タオルの４点。

６月１日からグッズショップと、オンラインショップで販売する。


４８年ぶり新人カルテットのスタメンで交流戦白星発進、オコエ、吉持、茂木、足立


　◆日本生命セ・パ交流戦　楽天９―１阪神（３１日・コボスタ宮城）

楽天は３１日、新人４選手の活躍で交流戦開幕戦を飾った。

オコエ、吉持、茂木、足立がそろってスタメン出場。

センターラインを固めた“ルーキーズ”がチームの流れを変えた。

それぞれが仕事を果たした。吉持が初のマルチ安打で存在感を見せると、茂木は適時打を含む

３安打猛打賞。マスクを被った足立は、先発・則本を完投勝利へ導き、打っても８回にプロ初打点となる

右犠飛でダメを押した。吉持は「チームが勝つことが一番。全員で勝てたのがうれしい」と笑顔で

振り返った。

歴史的なスタメンだった。ドラフト制以降、新人４人がスタメンに並ぶのは１９６８年１０月１５日、

最終戦だった中日以来。シーズン序盤での４人スタメンは初のことだ。

梨田監督は「ミスもありましたけど、躍動感のあるチームになればいいなと。

ベテランと若手の融合で変えていかないと」と、起爆剤となることに期待した。

ソフトバンクが勝ったため、負ければ自力Ｖ消滅の危機を救った新戦力。

最下位からの巻き返しへ、チームに新しい風を吹かせていく。



楽天育成八百板、売りの打撃で３年目昇格目指す

根を張る１年とする。八百板卓丸が支配下登録に向け、練習に励んでいる。

５月３１日、泉練習場で行われた独立リーグのＢＦＬ選抜との練習試合。

５回無死一、二塁で「３番・左翼」の若ワシのうまさが光った。外角高めの球に間合いを崩されずミート。

中前へはじき返し、４点目をもぎ取った。「打撃は持ち味。１年を通して結果を残していきたい」と

振り返った。

芯でとらえる打撃技術が持ち味だ。平石洋介２軍監督（３６）は「売りはバッティング。

バットコントロールは高いし、光るモノがある」と絶賛。しなやかなバットさばきで安打を放つ。

イースタン・リーグ公式戦ではここまで３９試合に出場し、２割７分。

松井稼を始め、岡島、聖沢、オコエらとの外野競争は激しいが「成長して、磨き上げれば（勝ち抜く）

可能性は十分ある選手」と期待を寄せる素材だ。

目指すは３年目の昇格だ。八百板は「今年は試合の中で経験を積んで、結果を残したい。

そして来年のキャンプからが勝負」と意気込む。育成契約最終年となる３年は１つの目途。

今年はホップ、ステップの２段階目と位置づけた。

平石監督は「もっとガツガツ行ってほしい」と闘争心を求める。

大きくジャンプするため、結果を残し続ける。