イーグルスファンコミュの銀次、故郷・岩手開催試合で地元の子ども招待「震災は一生忘れたらいけない」

銀次、故郷・岩手開催試合で地元の子ども招待「震災は一生忘れたらいけない」

銀次が１８日、故郷の岩手で行われるオリックス戦（盛岡）の試合前、東日本大震災で被災し、

自ら招待した岩手・宮古市の新里小中学校の生徒ら計７２人と記念撮影などを行い交流した。

岩手・普代村出身の銀次は「（震災から）５年たっていますけど一生忘れてはいけないこと」と

語気を強めた。

毎年行われる地元での試合について「ちょっと力が入りすぎちゃう。

元気で楽しくプレーしているところを見てもらいたい」と話した。





銀次が元気もらう、宮古市72人を岩手球場招待

岩手出身の銀次が１８日、被災地招待で岩手県営野球場を訪れた岩手県宮古市の７２人と、

オリックス戦の試合前に記念撮影を行った。

新里小・中学校の生徒と保護者、教育委員会の輪に入り、１人１人と笑顔で握手を交わした。

「僕の方がパワーをもらいました。あの震災は一生忘れることはない。元気よく、明るくプレーしていると

ころを見せたいですね。岩手は地元なので、ちょっと力が入っちゃいますね。

今日は４打数２安打２打点くらいはやりたいと思います！」と意気込んだ。




嶋が負傷交代　ファウルチップ捕球できず


＜楽天−オリックス＞◇１８日◇盛岡


嶋が試合開始直後、まさかの負傷交代となった。

初回２死走者なし。カウント２−２から則本が投じた低めの１４８キロ直球を糸井にファウルチップされ、

捕球しそこねた。治療のためにベンチへ下がると、試合復帰はできず、川本と交代となった。



梨田監督に制裁金５万円　遅延行為で退場処分


プロ野球の熊崎コミッショナーは１８日、楽天―オリックス８回戦（１７日・秋田）で遅延行為により

退場処分を受けた梨田監督に厳重注意と制裁金５万円を科した。

梨田監督は６回の攻撃で、藤田が遊ゴロと判定されたことを不服として５分以上、抗議した。



戸村、右肘痛から２軍で復帰登板　２回２失点も「痛みは出なかった」



　◆イースタン・リーグ　西武５―０楽天（１８日・コボスタ）

　戸村が、０―３の８回から３番手で登板。８回に西武の代打・大崎の右前適時打で１点、

９回には山田の右犠飛で１点を失い、２回３安打２失点（自責１）だった。

今季はキャンプ中から右肘に痛みを感じることがあったという。１軍では中継ぎで６試合に登板し、

０勝３敗、防御率７・３６と結果を出せずに２軍落ち。ファームでは右肘の回復を重視し、

この日は４月２７日の日本ハム戦（札幌Ｄ）以来の公式戦マウンドとなった。

戸村は「１軍では痛くて肘を下げて投げたりしたが、ごまかしはきかなかった。（２軍で）

リコンディショニング（状態回復）のために２週間くらいもらえた。今日は痛みは出なかった。

（打者の）ベルト付近のいいボールをひざ元まで下げるなど、高さの部分をしっかり合わせて

いきたい」と、低めへの制球などを課題に挙げていた。



２軍戦出場の栗原、コボスタで移籍後初プレー「マツダスタジアムと雰囲気が似ている」

◆イースタン・リーグ　西武５―０楽天（１８日・コボスタ）

栗原が、０―３の７回先頭で代打で登場。西武の２番手・岡本篤に対し、左翼へいい角度で

打ち上げたが、フェンス手前で失速して左飛。そのままＤＨに入り、０―５の９回２死走者なしで迎えた

第２打席は、西武４番手の岡本洋から逆方向に鋭い打球を放ったが、右飛で最後の打者となった。

試合後は若手選手に交じって特打を行い「疲れますね」と笑顔で汗をぬぐった。

いい当たりの２打数無安打だったが「辛く評価すれば、（野手の）正面をつくということは、

捉えきれていないということ。第１打席は体の開きが早く、自分でも『（打球が）弱いな』と思った。

あれがもうひと我慢できれば違ってくる」と分析した。

この日は楽天のユニホームでのコボスタデビュー戦となった。地元東北の山形出身だけに、

名前がアナウンスされると、ファンから歓声が上がった。「拍手をもらえてうれしかったですね。

なんとか１軍でここに立ちたい」と栗原。

球場は今季から天然芝に張り替えられ「マツダスタジアムと雰囲気が似ている。そういう意味では

やりやすい」と、古巣・広島の本拠地を思い浮かべていた。



アマダー、来日初公式戦「感触は悪くない」が音なし２の０


◆イースタン・リーグ　西武５―０楽天（１８日・コボスタ）

３月に左手首を痛め、２軍で調整している楽天のジャフェット・アマダーが、

「５番・ＤＨ」で実戦復帰。日本球界最重量１３５キロの右の大砲にとって、来日初の公式戦となった。

西武先発左腕のバンヘッケンの前に２回の第１打席は二飛、５回の第２打席は３球三振。

７回先頭で迎えた第３打席には代打に栗原を送られ、復帰戦は２打数無安打だった。

アマダーは試合後、「感触は悪くない。これからたくさん試合に出て、試合勘を取り戻したい」と

前向きに話した。



後藤２安打　地元秋田で観戦95歳祖母らに勇姿

＜楽天１−７オリックス＞◇１７日◇秋田より


秋田出身の後藤が、チーム唯一のマルチ安打で地元ファンを喜ばせた。

７回に代打で登場すると、オリックス先発ディクソンのカーブにしぶとく食らい付き右前打。

９回の第２打席では右翼スタンドからの大声援にも後押しされ、３番手海田からこの日２本目となる

安打を右前に運んだ。「（大声援を送られていることは）わかっていたので（本塁打）を狙って

いたんですけど、打球が上がらなかった」と言いながらもチーム打撃に徹し、結果を出した。

この日は９５歳になる祖母など親族も応援に駆けつけた。昨年７月２８日のソフトバンク戦に続き、

秋田開催の試合では２年連続で安打をマーク。「結果を出すつもりで出た。

いいところを見られて個人的にはよかった」と存在感を示し、地元を後にした。



２軍調整中の安楽、マメは大丈夫「１００％で投げられる」

右手中指にマメができたため、２軍で調整している安楽が１７日、順調な回復をアピールした。

この日はイースタン・西武戦（コボスタ）が雨天中止となり、室内練習場で全体練習に参加。

キャッチボールなどで汗を流し「（マメは）もう大丈夫です。１００％で投げられます」と話した。

既に２軍のシート打撃にも問題なく登板しているという。

プロ２年目右腕は今季、１軍で２試合に先発。４月２３日の西武戦（西武プリ）は５回２／３を５失点で

勝ち負けつかず。

同３０日のオリックス戦（京セラＤ）は６回２失点の好投も援護に恵まれず、プロ初黒星を喫し、

中指にマメができて２軍行きとなっていた。