イーグルスファンコミュの楽天が久米島入り　梨田監督、地元ファンに呼び掛け「叱咤激励して」 久米島入り「１年間戦える体に」と銀次新選手会長

楽天が久米島入り　梨田監督、地元ファンに呼び掛け「叱咤激励して」

梨田監督をはじめ、選手、スタッフら約１３０人が３１日、空路で久米島入り。

空港での歓迎セレモニーでは地元の少年野球チームの児童から花束を受け取り、

指揮官は「２年連続、最下位の悔しさをぶつけたい。島民の皆さんも球場に足を運んで、

直接、叱咤激励してください」と呼びかけた。

選手会長の銀次も「今年も久米島に来られてうれしい。心と体をしっかり鍛え、

最後は梨田監督を胴上げできるよう努力します」と宣言した。

この日の久米島は快晴に恵まれ、仙台との気温差は１０度以上。

梨田監督は「太陽の日差しが仙台とは違う。しっかりと練習できる」と笑顔を見せた。


久米島入り「１年間戦える体に」と銀次新選手会長

楽天が３１日、春季キャンプ地の沖縄・久米島に入った。

今季から新選手会長を務める銀次は「今年も久米島に帰って来られて、

みんなうれしく思っています。短い期間ですが、心と体をしっかり鍛えて、

１年間戦える体にしていきたいと思っています。

最後は梨田監督を胴上げできるよう、日々努力していきます」と２年連続最下位からの巻き返しを

誓った。



オコエ久米島入り「自分をアピールしたい」

オコエが３１日、キャンプ地の沖縄・久米島へ到着した。

空港から１軍宿舎へ移動すると、まずはスーツをＴシャツと短パンに着替えてプールサイドに立った。

「沖縄に来たっていう実感があります」と笑った。

２月１日からは、待ちに待ったプロ野球のキャンプが始まる。

「先輩たちに気を使わなくてはいけない面はある。だけどその中でもしっかりと自分をアピールして

いきたい」と、新人らしく猛アピールを誓った。



オコエ　自称「オレ流ヘア」で久米島入り、後頭部Ｖ字刈り上げ

オコエが３１日、キャンプインを前に久米島入りし「沖縄に来た実感があります。

しっかりアピールしたい」と意気込みを語った。

キャンプに備え、髪の毛も「伸びてたので切ってきました」と後頭部をＶ字に刈り上げた

自称「オレ流ヘア」を披露。「気合ＭＡＸで行きたいと思います」と初々しく語った。





梨田監督　「チームの要」嶋に期待

プロ野球東北楽天は２月１日、沖縄県久米島町で春季キャンプに入る。

２０１３年シーズンに初の日本一に輝きながら、ここ２年は連続最下位。

再建を託された梨田監督はチームのスローガンに「夢と感動」を掲げる。

３月２５日の開幕戦に向け新監督に抱負を語ってもらった。

梨田監督は「夢は当然日本一。大きな目標を持ってやっていく」と明言。

そのためにチーム内で「競争意識を持ってもらうことが重要」と選手の奮起を促した。

チームづくりの構想で最も信頼を寄せているのが嶋だ。

扇の要として「自分がどうこう（注文を）言うような選手ではない」と投手陣のけん引役にとどまらず、

チームリーダーの役割を期待する。

打線は長距離砲の新外国人アマダー内野手、フリーエージェントでロッテから入団した今江、

古里の東北で再起を期す栗原の奮闘を望む。

エース則本昂大投手に続く投手陣の整備にも力を注ぐ考えだ。

「監督、選手、球団、ファン。みんなが一つになり、今季を戦っていく」と一丸の戦いを強調した。




梨田監督「競争意識高める」


梨田昌孝監督が東北楽天の第６代監督に就任して約４カ月が過ぎた。

空気を和ませる駄じゃれはチーム内外に定着。サービス精神の塊のような人柄で、

周囲も巻き込みながらリーグの頂きへと導こうとしている。

「夢と感動」のスローガンを着実に実現させる戦略はどういうものなのか。

キャンプを前に意気込みなどを聞いた。

「夢と感動」は僕が色紙に書いている言葉なんです。監督やコーチだけでなく選手も球団もファンも

みんなが一つになる、そういう思いを込めています。それを球団が「スローガンはそれでいい」と

言ってくれた。採用してもらった重圧を感じているところです。夢は当然日本一。

大きな目標を持ってやっていきます。

（昨年、大久保監督が掲げた超機動力野球の）「走れ走れ」はもう（自動車メーカーの）

いすゞのトラックですよ。盗塁というのは失敗のリスクが大き過ぎるのではないでしょうか。

盗塁１００個、２００個しても勝たなかったら意味がない。走塁はいかに得点につなげるかが大事。

要するに盗塁だけではなくて、打球判断だとか走塁の１歩目のスタートとかをしっかりしていかないと

いけない。

春のキャンプは実戦形式が非常に多くなってくる。

最初は体を慣らすんですけども、すぐにもサインプレー、投手と内野手の連係、いろんなことを

していき、そこから実戦に入ります。

これまで私は近鉄、日本ハムで監督を経験してきました。しかし、楽天は今までのチームとタイプが

違います。近鉄は本当に打つ。５、６点差もはね返す。日本ハムは投手が良かった。

１、２点でも守り勝つ。楽天は点差をはね返す力のある打者もいない。

投手もものすごくいいかっていうと…。みんなの良さを引き出せるような、みんなで次へつなぐような

野球をやりたい。

銀次とか今江なんか、放っておいても３割は打てる。銀次はバットコントロールが非常にいい。

２番でヤクルトの川端君のような３、４番につなげる２番にしたい。

ただ、去年本塁打が１本だったから、もうちょっと欲しい。

チームづくりでは競争意識を持ってもらうことが非常に重要になってくる。去年に関して言えば嶋も、

藤田も、岡島も、銀次もという具合に故障者が続出しました。「ブルータス、お前もか」みたいな、ね。

その結果、若い人にチャンスがあったのでしょうけども、それは勝ち取ったんじゃなく自然の流れで

取れただけなんです。ことしは自分でつかみ取るということがない限りは駄目です。

新人もオコエはこれから先という感じですけれども、茂木とか吉持は実力的に周囲に刺激を

与えそうな存在とみています。（ひ弱なイメージの）色白の選手が多い中で、今江や栗原は面白い。

投手陣については、則本と他の投手たちの間に相当差があるように見える。

急に伸びて追い越すくらいの投手が出てきてほしい。

「これだけは」という勝負球を、みんなが一球でも見つけてほしい。

それが自信になってくるんじゃないかな。

いよいよキャンプが始まります。自分のできることは限られていますが、一つ一つを選手、

コーチに教えていきたい。

シーズンにおいては去年のソフトバンクみたいに、投手が完璧に抑えて打者が何点でも取る、と

なれば一番いいんでしょうが、野球はいつもいつもそううまくいかないところに面白さがある。

そんなことをチームに意識付けしていければ、と思っています。






梨田監督　堂々宣言！開幕投手は「間違いなく則本」

梨田監督がファンの前で「開幕投手・則本」を公言した。仙台市内で、球団が制作した自身の

オブジェの除幕式に出席。

多くのファンも見守る中で披露された作品はＦＲＰ（繊維強化プラスチック）製で制作費は

約１５０万円だ。

感謝の言葉を述べた新監督は「キャンプでしっかり準備して開幕戦に臨みたい。

まだ開幕投手は通達してないけど間違いなく則本です」と宣言した。

則本は過去３年連続で開幕投手を務め、梨田監督も昨年１２月の時点で就任１年目のオープニングを

任せる意向を語っているが、キャンプ前の段階での公言は極めて異例だ。

３月２５日のソフトバンク戦（コボスタ宮城）で新人から４年連続で大役を務めれば、

２リーグ制となった５０年以降では史上初の快挙となる。

３１日は沖縄・久米島に移動。全体ミーティングで梨田監督から則本に正式に開幕投手が通達される

可能性もある。


藤田　守備に磨きを　本拠天然芝対策「下半身が大事」

藤田が３１日、２月１日から始まる沖縄・久米島キャンプのテーマを「下半身の強化」とした。

現在、本拠地のコボスタ宮城は約３０億円をかけて全面改修中。

改修の目玉のひとつが人工芝から天然芝への張り替えだ。

藤田は１３、１４年に２年連続でゴールデングラブを獲得した内野守備の名手だが、おごりはなく

「キャンプでも守備練習に時間を割きたい。やっぱり下半身が大事になってくるので、

しっかりと強化したい」と話した。

首脳陣、ナイン、スタッフらは早朝に仙台駅東口からバス４台に分乗して仙台空港に向けて出発。

午後１時頃に久米島に到着する予定だ。


安楽　２年目の誓いは開幕ローテ入り「結果にこだわりたい」

安楽が３１日、２月１日から始まる沖縄・久米島キャンプで競争に勝ち抜く決意を語った。

高卒ルーキーだった昨年は１０月５日のソフトバンク戦（コボスタ宮城）でプロ初登板初先発を果たし、

６回無失点でプロ初勝利。将来性ある右腕は今キャンプ１軍スタートが決まっており、

開幕ローテーション入りを目指す。仙台空港に向かうため、早朝に集合場所である仙台駅東口に姿を

現した安楽は「１軍に呼んでもらったので、とにかく結果にこだわりたいです」とアピールを誓った。


今江「天然芝バウンド読みにくい」

東北楽天の本拠地、コボスタ宮城の内外野が天然芝に生まれ変わった。

自主トレーニングで例年以上に守備練習にいそしむ選手たちの天然芝対策を紹介する。

ボールが不規則に転がったり、天候の影響で打球の速さが変わったりするのが天然芝の特徴だ。

東北楽天の選手たちは１月の自主トレーニングで、打球への反応力向上に取り組む。

「人工芝はボールのバウンドが読めるが、天然芝はそうはいかない。グラブさばきを軽くし、

バウンドが突然変わった時に反応できるようにしないと」。三塁でゴールデングラブ賞受賞経験のある

今江はこう指摘する。昨季より約５ミリ小さいグラブを新調し、感触を確かめる。

球界屈指の二塁手、藤田も「基本に忠実なプレーが求められる」と一層の確実性向上を目指す。

捕球面が平らなグラブを使い、素手に近い感覚で球を柔らかくさばく練習を重ねる。

主に一塁での守備が見込まれる銀次は「人工芝よりも深い天然芝は打球が失速し、

芝が雨でぬれたときは球足が速くなる」と話す。

打球を待ち構えるのではなく足を動かして捕りにいくことを重視し、下半身の強化に励む。

３月２５日の開幕戦までコボスタ宮城の天然芝に慣れる機会は限られる。

遊撃の哲朗は２月のキャンプで、芝の上でノックを受ける練習を増やす考えだ。



相原サイドスロー転向　中継ぎ左腕の道に活路

　銀行員からプロ野球選手へ転職した男が、１６年には再度のモデルチェンジを遂げていた。

地元七十七銀行出身の相原は、３年目の今季からサイドスローで勝負する。

「生き抜く道を考えてサイドにしようと決めた。まずは左バッターに嫌がられる投手になりたい」と、

チームに貴重な中継ぎ左腕の道に活路を求める。

１年目の１４年は１７試合に登板したが、昨年は登板わずか２試合に終わった。

もともと、多彩な変化球を操る技巧派。個性を磨いて１軍定着を狙うために、

より打ちにくい変則フォームを求めた。「いかに打ちづらくするか。その点を追求して、

１日１日を大切に過ごします」。明確な課題を胸に、

明日２月１日から始まる沖縄・久米島の２軍キャンプへ旅立った。

サイド変更後はシンカー習得に時間を費やした。持ち球のスライダー、カーブ、カットボールとは

逆側の変化球に右打者攻略の期待をかける。

「まだ微妙なコントロールがつかないので、完成度は５割くらいです。

もっと完成度を上げて決め球にしたい」。昨季、楽天の中継ぎ左腕は金刃の１９試合登板が最多。

「左キラー」として台頭を狙う。




嶋に立花社長「優勝すれば年俸倍増」

嶋が３０日、球団のグッズショップ仙台駅東口店でトークショーを行った。

一日店長を務めた立花球団社長も同席し、今季、嶋が打撃で活躍してチームを優勝に導いた場合、

推定年俸１億１０００万円から倍増となる可能性を明かした。

嶋が、立花社長をニヤニヤと見つめた。ファンから「嶋選手は日本球界の宝なのに、

年俸が安いのでは？」という抗議にも近い質問が飛んだ時だ。

立花社長は「来年は（年俸が）倍くらいになりますよ。優勝すればね。絶対優勝しますよ」と言い切った。

楽天はもちろん、侍ＪＡＰＡＮでも正捕手を務める男も、課題は見えている。

「捕手は打てないと評価されない。守れるだけではダメ」。昨季は肋骨（ろっこつ）骨折による離脱も

あり、１１７試合で打率２割１分９厘、４本塁打、１８打点。今季の目標には打率３割、５０打点、

得点圏打率３割５分を掲げている。

打点の自己最高は優勝した２０１３年の４８。立花社長は「打点は１００いったらすごいよね。

打順にもよるけど、７０くらいはいけるはず」と年俸倍増への目安を示した。

来月１日からは沖縄・久米島で春季キャンプが始まる。プロ１０年目の節目を迎えた司令塔は、

３年ぶりの優勝と日本一へ、打点を荒稼ぎするため調整していく。



オコエ、父の故郷ナイジェリアへ“里帰り”計画


オコエが今季の全日程終了後、父の祖国であるナイジェリアへの渡航を熱望していることが３０日、

分かった。

「自分の血が入っている国だから、一番行きたい国です。今まで行ったことがないので、

どうしても行ってみたい」

ナイジェリア出身で、貿易関係に携わる父の祖国に思いをはせた。

１年目のシーズン終了後となれば、秋季練習や自主トレなどでスケジュールはいっぱいだが、

夢の実現に向けて早くも計画を立てている。

ナイジェリアからの帰国前には米ロサンゼルスを経由予定。

「本当はＭＬＢを観戦したいですが時期的に無理ですよね。本場のＮＢＡを見て、買い物もしたい。

いつの日か世界を一周してみたい」と夢は膨らむばかりだ。

３１日は、本拠地の仙台から春季キャンプ地の沖縄・久米島に空路で移動。

「新人らしく元気を出して、まずは開幕１軍を目指してアピールしたいです」と、

夢を実現するためにも全力で挑む。