イーグルスファンコミュの楽天　古川、初の１軍スタートに意気込み「アピールするしかない」

楽天　古川、初の１軍スタートに意気込み「アピールするしかない」

楽天の古川が２６日、コボスタ宮城の室内練習場で体を動かした。

ハワイでの自主トレメンバーだった森、下妻らとランニングやキャッチボール。

昨季は春季キャンプ中に右肘を痛め、６月にも右肩を痛めたため、現在は「可動域を広げたい」と

ウエートトレーニングではなく、自分の体重を使った「自重トレーニング」に励んでいる。

「動きを付けることで可動域を出し、筋肉もつけている」と体重は４キロ増の８７キロに増えた。

柔軟性もアップし、これまでは指先すら付かなかった前屈が手のひらまで地面にべったりつくように

なったという。

春季キャンプは３年目で初の１軍スタートが決定。

「アピールするしかない。先発ローテーションに入るようにならないと」と意気込んだ。




長谷部、今オフ５度目のブルペンで好感触「今年は動けてる」

長谷部が２６日、今オフ５度目のブルペン入りで状態の良さをアピールした。

これまでは左肩や左膝の故障に悩まされるなど、「いつもどっか痛くて投げられないことが多く、

様子を見ながらだったが、今年は動けている」と話した。ただ、今年のテーマは「無」。

「調子に乗ったらけがするので。風邪引いてないなと思うと風邪を引くタイプ。

欲を出さないことが大事」と無心でプロ９年目に挑む。



楽天育成のソン、ニックネームは「チャーハン」　支配下入りへ気合

ニックネームは「チャーハン」です。楽天の育成・ソン・チャーホウ投手が２６日、

コボスタ宮城の室内練習場でブルペン入り。１メートル８５の長身から威力あるボールを投げ込んだ。

台湾・国立体育大出身の右腕はプロ経験がなく、泉犬鷲寮に入寮し、オコエら新人合同自主トレに

混ざって練習を積んでいる。

日本語を勉強するだけでなく「お疲れ様」を意味する「シンクーラ」を教えるなど、新人たちと意気投合。

育成ドラフト１位・出口から名前のチャーホウにちなんで「チャーハン」と名付けられた。

「早く１軍にあがりたい」とまずは支配下登録を目指し、アピールを続ける。



オコエ「誰にも負けない」リフティング披露


オコエが２６日、華麗な頭技を披露した。

新人合同自主トレの終了後、サッカーボールを持ち出し、頭だけでのリフティングなどを見せた。

「ヘディングは誰にも負けないです」と楽しそうだった。



新天地で復活だ！楽天・栗原、単身赴任で“カムバック賞”狙う


栗原が２４日、移籍後初めて仙台で練習した。

練習量の多さに、周囲が目を丸くするなど、復活への熱き思いが伝わってきた。

「スタメンで出たい気持ちがある。いつもより負荷をかけて、体幹トレーニングなどの練習を

多めにやっています」

基本となる練習を入念に反復。走り込み、ノックを受け、バットを振り込んだ。

球を置いたティー打撃では、バランスボールに座って打ち込み「体幹と股関節を意識して、

下半身が崩れないように、上半身の動作を確認するためです」と説明してくれた。

右肘手術を受けた２０１２年５月上旬以降、患部の痛みと闘ってきたが、現時点で「体の状態は

いいです。とにかく、アピールしないといけない立場なので、結果を残したい」と、

沖縄・久米島キャンプ（２月１日開始）に向けて、準備は整った。

一発がほしい。１１年１０月８日のヤクルト戦（神宮）以来、遠ざかっている１軍での本塁打について、

「最近、打ってないので打ちたいですね」と意欲を口にした。

復活の先には、カムバック賞も視野に入るが、「取れたらうれしいけど、（楽天に）拾っていただいた

立場なので、チームに貢献したいです」とフォア・ザ・チームを最優先した。

仙台では、家族を広島に残して単身赴任となる。仙台入りした２３日は「広島空港まで、家族が見送りに

来て『頑張って』といってくれました。家族のためにも頑張りたいです」。

復活に向けて大きな援護となるに違いない。

山形県天童市出身の栗原には、東北の血が流れている。

新天地での熱い声援も背中を押してくれるはずだ。まずはし烈な内野のレギュラー争いに挑む。

背水となる南国の地で、復活にかける男に注目したい。




＜ガッツ若ワシ＞豪快な振り　監督絶賛

出口匠

座右の銘「豪打一振」の通り、体の強さを生かした豪快な振りが持ち味。

「軸を大事にして、力まずしっかり強振することを心掛けている」。高校通算４１本塁打を誇り、

２年春には県岐阜商高との練習試合で高橋純平（ソフトバンク１位）から本塁打を放った。

新人合同自主トレーニング初日から目立った。

視察した梨田監督から「出口のティー打撃がすごかった。ボールを待っている形がいい」と絶賛された。

１０歳の時に両親が離婚した後、当時所属していた野球チーム代表の娘だった宇佐美ルミ子さんが

育ての母になってくれた。それから８年間、宇佐美さんの子と分け隔てなく育てられた。

栄養を考えた食事を作ってもらい、毎試合応援に来てもらった。

「血はつながっていないけれど、本当のお母さんと思っている。恩返しが一番」。仙台へ旅立つ際、

名古屋駅の新幹線のホームで涙ながらに見送ってくれた母に親孝行したいと願う。

人懐こい笑顔とユーモアが大きな魅力。入団発表会では球を遠くへ飛ばすこつを聞かれ、

「お母さんに教えてもらいました」と答え、会場を沸かせた。

当面の目標は１軍の試合に出られる支配下登録。「まず２軍で１本目を打たないと意味がない。

コツコツやっていく」。正真正銘のプロとして晴れ姿を見せるため、着実に歩みを進める。






ファンキー加藤　松井裕に熱烈エール“あの登場曲”「ガンガン使って」


ガンガン使って！ミュージシャンのファンキー加藤が、

「ＦＵＮＫＹ　ＭＯＮＫＥＹ　ＢＡＢＹＳ（ファンキーモンキーベイビーズ）」時代の代表曲「あとひとつ」に

ついて、松井裕に「（登場曲として）使ってもらいたい」とエールを送った。

松井裕はコボスタ宮城で自主トレ中に、ヤンキース・田中からマウンドに上がる際の登場曲に

「あとひとつ」を継承するよう勧められている。この様子を伝えた２４日付のスポニチの記事を

引き合いに、ファンキー加藤は自身のツイッターに「うん、ガンガン使ってもらいたいです笑」と

書き込んだ。

同曲は１２年以降、楽天に在籍していた田中が９イニング目のマウンドに上がった時だけ流された。

その年、田中は無敵のシーズン２４連勝。日本一となった同年１１月３日の巨人との日本シリーズ

第７戦（Ｋスタ宮城）では、３点差の９回に登板すると球場全体が「あとひとつ」の大合唱に包まれた。

涙を流しながら歌うファンもおり、球史に残る名シーンともなっている。

松井裕は今季も守護神を務める予定。９回、となれば最適だが、本人は「無理です…」と

恐縮しているという。そんな左腕に、ファンキー加藤から素敵なエールが届いた。