イーグルスファンコミュの「基本に忠実」を徹底

＜楽天新コーチ＞「基本に忠実」を徹底

◎古久保健二氏（１軍バッテリー）

かつて近鉄の選手、コーチとして同じ時間を過ごした梨田監督に、再びコーチとして仕える縁を喜ぶ。

「チャンスをもらったし、恩返しをせなあかん。自分がしっかり仕事をして、

チームがいい方向に向いていけば」。身を粉にして指導に当たる思いでいっぱいだという。

２００２年まで近鉄一筋で２０年間プレー。引退後の０３～１５年に日韓５球団でコーチを務め、

正確な送球を身に付けさせようと、毎日１００球以上の送球練習を課してきた。

今でも流儀は変わらず、「ほとんどが若い選手。基本に忠実なプレーをどれだけ確実にこなせるかが

課題」と若手捕手の土台づくりを支える。

今季、正捕手の嶋が左脇腹骨折で約１カ月間離脱し、チームの屋台骨が揺らいだ。

「嶋が正捕手として座って試合を進めていかないと、チームは上位にいかない」と嶋を信頼しつつ、

その座を脅かそうと狙う捕手陣にも奮起を促す。

楽しみにしているのが高卒３年目の下妻。「背が高く、安定した送球に、機敏さもある。

次の正捕手になれる素材」と期待し、小関や、ドラフト４位で入ってくる堀内との競争を願う。

自身や梨田監督が現役だったころの近鉄は正捕手級が複数人いただけに、

「捕手は安泰という状況にしたい」と理想を描く。

ロッテ、今江の補償は「プロテクト拝見した上で」

楽天は２７日、ロッテからＦＡ宣言した今江と契約合意したと発表した。

ロッテは今江の代わりに人的補償を求めるか、慎重に検討する。

林球団本部長は「今の時点では何とも言えない。プロテクトリストを拝見した上で考えたい」と話すに

とどめた。

また、１４年間在籍した今江に「同じパ・リーグ。

相まみえるが、お互い負けたくない気持ちがあると思う。活躍してもらって、プロ野球界を

盛り上げることにつながれば」と、エールを送っていた。

マー君が来季開幕投手？地元紙予想、今オフ先発の大型補強なしか

ニューヨークメディアが早くもヤンキースの来季開幕投手に田中の名前を挙げた。

　ニューアーク・スターレジャー紙が２６日（日本時間２７日）、今オフの先発補強の状況について報道。

「ヤンキースはいまだにプライス（ブルージェイズ）グリンキー（ドジャース）ら高額ＦＡ選手獲得には

興味がない」とし「来季開幕投手はこのままおそらく田中になるだろう」とした。

球団は先発補強には動いているが、チェン（オリオールズ）やサマージャ（ホワイトソックス）ら

エース格ではなく、堅実な投手獲得の方針だと分析している。