イーグルスファンコミュの森、プロ最長７回３失点も初勝利お預け「次につながる」　ルーキー伊東、プロ初安打がホームラン！

【２８日の予告先発】ヤクルト・杉浦ＶＳ中日・山井、広島は黒田


　◇セ・リーグ

　ヤクルト・杉浦―中日・山井（神宮）

　ＤｅＮＡ・砂田―広島・黒田（横浜）

　阪神・藤浪―巨人・ポレダ（甲子園）


　◇パ・リーグ

　西武・菊池―ロッテ・石川（西武プリンスドーム）

　オリックス・山田―楽天・戸村（京セラドーム）

　ソフトバンク・東浜―日本ハム・武田（ヤフオクドーム）




戸村、２８日オリックス戦へ調整　結果より「自分の投球を」

戸村が２７日、先発する２８日のオリックス戦（京セラＤ）に向け、西武プリンスドームで短距離ダッシュ

などを行い最終調整。

シーズンも終盤だけに「いい形で終われるのがベスト」としながらも、「打たれる打たれないよりも、

自分の投球ができればと思います」と、結果を気にしすぎることなく投げるつもりだ。

今季は３５試合に登板し、先発が１６試合、救援が１９試合。キャリアハイとなる７勝（１０敗）を

挙げている。

「先発も中継ぎも経験できたのは強みだと思う。失敗しても使い続けてもらったので、成長したところを

見せたいですね」と６年目右腕。先発では今季初となる京セラドームで、最下位脱出を目指して

５位・オリックス相手に好投を見せる。


楽天は伊東プロ１号も空砲


パ・リーグ 西武５―１楽天 （9月27日 西武プリンス）

楽天は４回にルーキーの伊東がプロ初安打となる１号ソロを放ったが、得点はこの１点のみ。

５連敗で借金を２７に更新した。




ルーキー伊東、プロ初安打がホームラン！



2点を追う5回、伊東がプロ初となるソロホームランを放ち1点差とします。プロ初スタメンとなった

ルーキーのプロ初安打はホームランという快挙。見事起用に応えました。

流れを掴みかけた楽天イーグルスでしたが、その後は打線が援護できず、

終盤にも得点を許し悔しい敗戦を喫してしまいました。



森、プロ最長７回３失点も初勝利お預け「次につながる」

森が先発し、プロ最長となる７回を５安打３失点に抑え、試合を作った。援護に恵まれず、

今季初勝利はお預けとなったが、自身初のクオリティースタート（６イニング以上投げて自責点３以下）

で、来季へつながる投球となった。

１２年のドラフト１位左腕は、１４０キロ中盤の直球にスライダー、カーブを効果的に織り交ぜ、

クリーンアップの浅村、中村、メヒアらから計７つの三振を奪った。

「（７回３失点に関して）まずまずだと思います。防げた点もありましたが、フォアボールがあっても

粘れたと思います。

前回の登板後、ファームではカーブを磨いてきたので、そのカーブをいろんなカウントで使えたのが

良かったですね。

今日はストレートが良かったので、その分、スライダーが生きました。

次につながる投球はできたと思うので、次の機会に向けてしっかり準備したいと思います」と、

ホッとした表情で話した。


ドラ７伊東、プロ初安打がプロ１号「自分でもびっくり」

ドラフト７位・伊東が、プロ初安打となる１号ソロを放った。

この日、再昇格即「７番・ＤＨ」でのプロ初スタメン起用に、日本人野手最長身１９４センチの

左の長距離砲が応えた。

２点を追う５回、先頭でフルカウントから西武先発・十亀の１４４キロ直球を引っ張り、楽天ファンの待つ

右翼席にぶち込んだ。

プロ３打席目で待望の初ヒットが本塁打となり「フルカウントだったので真っすぐ一本に絞ってました。

最初の打席がいい感じでバットが振れていたので、思い切っていけましたね。

プロ初ヒットが初ホームランで自分でもびっくりしています。ここからがスタートだと思うので、

この後もしっかり結果を残せるように、頑張ります」と笑顔だった。


楽天ルーキー伊東がプロ初本塁打、プロ初先発で快音に「びっくり」

伊東が２７日の西武戦（西武プリンスドーム）でプロ初本塁打を放った。

５回、先頭で打席に立つと、フルカウントからの７球目、十亀の１４４キロ直球を振り抜き、

右翼席に運び「フルカウントだったので、真っすぐ一本に絞っていました。

最初の打席が良い感じでバットが振れていたので、思い切っていけましたね」と満面の笑み。

この日、１軍に昇格し、即「７番・ＤＨ」でプロ初の先発出場。これがプロ初安打となり「プロ初ヒットが

初ホームランで自分でもびっくりしています」と振り返った。

日本製紙石巻からドラフト７位で入団。１メートル９４と日本人野手では球界最長身の大型ルーキーは

「ここからがスタートだと思うので、この後もしっかり結果を残せるように頑張ります」とビッグな活躍を

誓った。


大久保監督「若手切り替え」新人伊東が起用応え初弾


５連敗を喫したが、楽天の若手陣が起用に応える活躍を見せた。

先発の森が自己最長の７回を５安打３失点で切り抜ければ、初スタメンのルーキー伊東が初安打を

初本塁打で飾った。

　大久保監督は「当然５位、４位を狙っていくけど、その中で少しずつ若手に切り替えないといけない。

今日の森は周りが見えていたし、伊東もいいバッティングだった」と敗戦にも手応えをつかんでいた。




楽天　与田投手コーチ濃厚　ヘッドに仁村氏内部昇格

楽天の来季コーチングスタッフが固まりつつあることが２６日、分かった。

１軍投手コーチに野球評論家の与田を招き、１軍ヘッドコーチに仁村徹２軍チーフコーチを内部昇格

させることが濃厚となった。

監督就任が決定的な梨田昌孝氏に加え、来季の巻き返しに向けての準備が進んでいる。

若い血と経験のあるベテランがチーム再建への起爆剤となる。与田氏は０９年ＷＢＣ日本代表の

投手コーチを経験。

また解説者として鋭い分析と分かりやすい語り口に定評がある。則本、松井裕ら若い投手陣にとって

経験と分かりやすさが備わった指導は、若手の育成に大きなメリットとなる。

仁村２軍チーフコーチは１０年に楽天の２軍監督に就任し、１３年には１軍チーフコーチとして

日本一に貢献。

６年間１軍、２軍の選手を見続けており、新監督のサポートをするにはうってつけの存在だ。

来季の体制作りは最終段階に入っており、現場の編成全権を任された星野仙一副会長を筆頭に

進めている。星野副会長は今日２７日に神宮で行われる６大学野球の早大−明大を観戦予定。

来月２２日に行われるドラフト会議へ向けての視察が目的だが、来季人事に向けての発言も

注目される。




マー君登板日は未定　指揮官「状態を見て決める」

右太腿裏の張りを訴えているヤンキースの田中は２６日、キャッチボールなどで調整した。

ジラルディ監督は「田中は良くなっていると言っていた。だが、まだ次いつ投げさせるかは

決めていない。状態を見て決める」と話した。

キャッチボールの後はさまざまな細かいステップを踏みながら患部の状態を確認。

監督はゴロ捕球やベースカバーなどの守備練習をこなせるようになった後に復帰させる意向を示した。