イーグルスファンコミュの＜主砲の一ゲキ　山崎武司＞４番固め打線立て直せ／後半戦に向けて

楽天に曙、サップら元トレーナーのライベングッド氏

楽天に外国人臨時トレーナーが就任することが１６日、分かった。過去に格闘家の曙やボブ・サップ、

歌手のｈｉｔｏｍｉらの個人トレーナーを務めたジェフ・ライベングッド氏で、２１日からチームに合流する。

ジェフ氏は０４年に楽天が創設された際に、トレーニングコーチとして秋季練習に参加。

三木谷オーナーとも交流があり、藤田、牧田ら故障者が続出する状況で再び白羽の矢が立った。

＜主砲の一ゲキ　山崎武司＞４番固め打線立て直せ／後半戦に向けて

前半戦を振り返ると、東北楽天はもったいないゲームが続きました。

この試合に勝つと乗っていけるのにな、という試合を落としていた印象です。

相変わらず打線がうまく機能せず、連敗してしまう傾向にあります。大型連敗がなくなれば、

上位との差はもう少し詰められるはずです。

何とか試合になっているのは、投手陣がリーグ２位のチーム防御率３．２８と良いから。

３年目の則本をはじめ、辛島、菊池ら若手で先発ローテーションを構成できています。

伸びしろのある若い投手が出ているのは明るい材料です。

救援陣では松井裕の活躍が光ります。最後に１点差でも松井裕につなげば逃げ切れるという形が

できました。

クルーズや福山も良く、青山も調子を上げてきました。打者は当てにできませんが、

投手陣は計算できます。試合の前半に１点でも多く取って、後半に持ち込めるかどうか。

先行逃げ切りで勝つ展開をつくらないといけません。

それにはやはり、打線の奮起が求められます。助っ人のサンチェスとペーニャには、ここまで来たら、

もう打率は気にしなくていいから、１日１本でもチャンスで長打を打ち、

チームの雰囲気を変えてほしいですね。打点でどれだけチームに貢献できるか。

ここからがスタートだと思って頑張ってほしいです。

打線は４番を固めるべきだと思います。組み替えるのはそれから。東北楽天は１番から９番まで

全部組み替えてしまうから、選手も落ち着きません。ペーニャに２番を打たせたりしたでしょう。

はまる時もありますが、はまらない時が多いから組み替えるわけです。しっかりとクリーンアップを頭に

描き、これでいくという打線を組むべきです。

今季掲げた「超機動力野球」は、他球団に「東北楽天は油断したら走ってくる」という印象を植え

付けました。その点は評価できます。このチームは走ってこないと思えば、

相手バッテリーは楽ですからね。

一方で「守り勝つ野球」はできていません。肝心な場面で失策が多い。

一つの失策で試合は変わってしまいます。もう一度、守備を見直さなければいけません。

今季のパ・リーグを見ると、首位のソフトバンクが横綱相撲をやっていて、付いていけるチームは

ないかなと思います。オリックスは蚊帳の外に置いていかれましたが、他の３チームも思いの外強い。

東北楽天が３位以内に入るのは大変厳しいのが現実です。Ａクラスに浮上するには全体の

レベルアップが急務でしょう。

ベテランの松井稼がプロ通算２０００安打まであと１０本と迫っています。

チームにとって松井稼の存在がすごく大きいのは間違いありませんが、今はおんぶに抱っこの状態。

今季は慣れない外野をやっていますし、本人は疲れちゃいますよ。

若い選手がもっと頑張らないと。松井稼の負担を若手がカバーすることで、

チーム力が上がると思います。その辺も後半戦の課題の一つですね。