イーグルスファンコミュのソフトバンク戦で三振ショー見せる！

【９日の予告先発】ＤｅＮＡ・山口ＶＳ巨人・杉内


◇セ・リーグ

ヤクルト・小川―中日・吉見（秋田）

ＤｅＮＡ・山口―巨人・杉内（ハードオフ新潟）

阪神・能見―広島・ジョンソン（甲子園）

　
◇パ・リーグ

ロッテ・古谷―西武・野上（ＱＶＣマリン）

オリックス・ディクソン―日本ハム・上沢（京セラＤ）

ソフトバンク・摂津―楽天・則本（ヤフオクＤ）




則本、ソフトバンク戦で三振ショー見せる！


則本が７日、先発予定の９日のソフトバンク戦（ヤフオクＤ）に向け、同球場で調整した。


今季初対決となるタカ打線だが、過去２年は通算１０試合に登板して４勝４敗、防御率４・９５。

決して相性は良くないが「そういうのは毎年変わるものですから。気にしすぎるのは良くない」と

平常心で臨む。

今季は１勝４敗。パ・リーグワーストタイの敗戦だが、エースに悲壮感はない。

この日はブルペンで４０球を投げ「いつも通り良かったです」と、手応えを口にした。

前回２日の西武戦（コボスタ）では、７回３失点のクオリティースタート（６回以上を投げて自責点

３以内）。打線の援護なく敗れたが、１２三振の力投だった。

三振はリーグトップの４３個で、２位の日本ハム・大谷は３８個。２年連続奪三振王へ

上々のスタートを切っている。

ブルペンを見守った高村祐投手コーチ（４５）は、「前回から変わらず、いい感じできている。

ソフトバンクが強力打線と言っても、西武も強力打線。

（２日は）松井（裕）と合わせて１７三振も取ったんだから」と期待。右腕が奪三振ショーで、

今季敵地での初勝利を挙げる


パ・リーグ ソフトバンク５―３楽天 （5月8日 ヤフオクドーム）

楽天は２回松井稼のソロで１点先制。逆転を許し４点を負う９回に松井稼がこの日２本目となる

本塁打を放ち２点差に迫ったが、反撃もそこまでだった。





稼頭央、通算１９１号「入ってくれて良かった」



楽天の４番に座る松井稼が二回に４号先制ソロを放った。中田の甘い直球を低い軌道で右翼席に

運んだ。

１０月に４０歳の誕生日を迎えるベテランは今季、プロ野球通算２０００安打など数々の節目の記録を

射程に入れる。西武、楽天での本塁打数を計１９１とし「積極的に振っていこうと思った。

入ってくれて良かった」と笑顔で振り返った。


４番稼頭央「入ってくれて良かったね」先制４号

松井稼頭が今季４号ソロで先取点を挙げた。

先頭で迎えた２回、１ボールから真ん中ストレートを逃さず右翼スタンドに運んだ。

４番に座って４試合目。「積極的に振っていこうと思っていた。入ってくれて良かったね」とコメントした。






星野ＳＡ　21日試合前に講演会　監督時代の裏話も

http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/5188.html

楽天は８日、星野仙一前監督（現シニアアドバイザー、ＳＡ）が２１日の日本ハム戦（コボスタ宮城）の

試合前に講演会を行うことを発表した。

中日、阪神、楽天で指揮を執り、１３年には楽天を初の日本一に導いた名将の監督時代の裏話や野球

人生などが語られる。講演会は球場外周に新設されたイーグスルドームで午後２時半から開始予定。

参加費は２０００円で、チケットは９日午前１０時から発売する。定員は先着２５０人。



楽天は８日、星野仙一前監督が２１日にコボスタ宮城で行われる日本ハム戦の前に隣接する

イーグルスドームで有料の講演会を行うと発表した。監督時代の裏話やこれまでの野球人生を語る。




１２球団合同トライアウト　ことしは１１月に１度だけ


日本野球機構（ＮＰＢ）と日本プロ野球選手会は８日、甲子園球場で事務折衝を行い、

これまで年に２度行っていた１２球団合同トライアウトを１度だけにし、

ことしは１１月１０日に静岡県草薙総合運動場野球場で行うことを決めた。

例年、２度目は辞退者が多かったため、１度の開催で内容を充実させることでまとまった。

これまでは当日が悪天候だった際は室内で開催していたが、ことしから翌日に屋外で行うことに

なった。





【週刊松本匡史・青い稲妻】松井稼の休養はタイミングを考えるべき



楽天はＧＷの９連戦を３勝６敗と負け越してしまった。ホームでの西武戦３連敗が響いたが、

１、２戦目で打線の中心である松井稼がスタメンを外れたことが気になった。

シーズンは長いので、ベテランを休ませることは必要だ。しかし、勢いのある西武を相手に

打撃好調の松井稼を温存するというのは、ファンの人たちも「なぜ？」と思ったのではないか。

本人からの申し出ではなく、首脳陣の判断だとしたら疑問が残る。

実際、１戦目は１―４、２戦目は０―３と、粘投の先発レイ、則本を打線が援護できずに敗れた。

松井稼は２戦目に代打で登場してヒット、スタメン復帰した３戦目には３ランを放った。

西武との今季の対戦成績は１勝７敗。現在の借金４の原因となっている。上位争いをするには、

特定のチームに苦手意識を作らないことが重要。最下位に終わった昨年はオリックスに７勝１７敗と

大きく負け越した。好調のベテランを休ませるなら、相性のいいチームや、ローテの谷間の先発投手が

相手という場合など、タイミングを考えるべきだ。

苦しい戦いが続くが、日本ハム３連戦ではルーキーの福田が１番打者で１４打数７安打の活躍。

中川もスタメン起用に応えて５年ぶりのヒットとなる２点二塁打を放った。

菊池も安定した投球で今季初勝利。若手が与えられたチャンスで結果を出しており、

松井稼や後藤らベテランとかみ合えば、巻き返せる可能性は十分にある。






＜Ｅカルテ＞山村宏樹／中継ぎ　起用法確立を


ここまで先発投手陣がものすごく頑張り、試合をつくっている。嶋がうまくリードし、

引っ張っているのが大きい。

開幕から１カ月はバッテリーの力で何とか乗り切ったと言っていい。


開幕から４連勝したレイは切れのいいツーシームを軸に、球を動かしながらしっかり投げている。

２０１３年の日本シリーズでは、打球を受けて骨折した顔面にフェースガードを着けてまで登板したが、

そうしたタフな精神力、絶対に成功するという意欲が投球に見える。スタミナもつき、

４０歳で進化を続けている。



　＜戸村に１０勝の期待＞


１勝４敗の則本は常に全力でいく投球スタイルだったが、今季はペース配分をしているなという印象。

力を入れるところと入れないところがある。先に点を取られると今の打線では苦しく、なかなか勝ち星が

付かないが、則本は毎年１カ月くらい悪い時期がある。ここからに期待したい。


戸村はフォームを変えて制球が良くなり、ストライクゾーンで勝負できるようになった。

変化が小さいカットボールやツーシームを使い、横の揺さぶりの幅が広がった。

今季は１０勝近くの活躍が期待できる。


塩見は肩の不安がなく順調だ。特にスライダーの制球、切れ、精度は今までで一番いい。

美馬は大事な場面での一球が精彩を欠き、一発を打たれることが多い。

調子が悪い時に考え込むタイプで、立ち上がりにつかまると修正できない。

駄目なら駄目なりにどう投げるか。そこをクリアしないと、なかなか勝てない。



　＜１〜６番固定して＞

　中継ぎに関してはセットアッパーの起用法がまだ決まっていないように見える。

継投には勝ちパターン、追い掛けるパターン、大差で負けているパターンがあるが、


福山の登板過多が気になる。福山は同点やリードしている場面に限定した方がいい。

追い掛ける展開では青山や西宮だろう。


青山の起用法には疑問を感じている。３月３１日の西武戦で救援に失敗すると、次の登板まで中１１日

も空いた。青山は３連投、４連投と、投げれば投げるほど良くなるタイプ。

登板間隔が空くと、抑えなければと気持ちが空回りしてしまう。どういうポジションなのか、

はっきりさせてあげた方がいい。


チームが上位に浮上する鍵は打線だ。勝っていると同じ打順が続くが、負けるとがらっと変わる。

下位打線をいじるのは分かるが、１〜６番は固定した方がいい。そうしないと打線が線として

つながらないし、選手も落ち着かない。上位にいくチームは打線がほぼ固まっている。