イーグルスファンコミュの超機動力野球に手応えあり

【２２日の予告先発】巨人・菅野ＶＳ広島・前田


【セ・リーグ】

　◆巨人・菅野２勝２敗―広島・前田１勝１敗（１８時・宇都宮）

　◆ＤｅＮＡ・モスコーソ２勝１敗―阪神・メッセンジャー１勝２敗（１８時・横浜）

　◆中日・山井１勝１敗―ヤクルト・石山１勝１敗（１８時・ナゴヤドーム）


　【パ・リーグ】

　◆西武・ルブラン２勝１敗―日本ハム・武田勝１勝１敗（１８時・西武プリンスドーム）

　◆ロッテ・木村１勝２敗―オリックス・バリントン０勝１敗（１８時１５分・ＱＶＣマリンフィールド）

　◆ソフトバンク・武田１勝１敗―楽天・美馬０勝２敗（１８時・ヤフオクドーム）




美馬、前回反省生かし「抑えたイメージ起こす」


美馬が登板前日練習を行った。

キャッチボールや短距離走で汗を流し、２２日のソフトバンク戦にそなえた。前回８日の対戦では

９回無失点で勝ち負けつかずで「前回抑えたイメージを起こしながら、前回の反省を生かしたい」と

意気込んだ。



パ・リーグ ソフトバンク７―１楽天 （4月21日 ヤフオクＤ）


楽天はソフトバンク戦では通算７勝と相性の良い塩見が先発も、５回７安打６失点と試合を作ることが

できずに今季初黒星。打線は１０安打を記録するも１得点にとどまり、チームは２連敗を喫した。


塩見５回６失点「試合を壊して、申し訳ない」


塩見が３本の被本塁打を悔やんだ。３回２死走者なしからソフトバンク李大浩、松田に２者連続ソロ

本塁打を浴びると、５回にも２死一塁から李に２ランを浴びた。

５回を投げ、７安打６失点と大量点を奪われ「試合を壊してしまい、申し訳ないです。

初球の入りや２アウトを取ってからのピッチングで反省点が多いですし、毎回のように失点してしまい、

試合のリズムを悪くしてしまいました。何が悪かったのか、しっかり反省して同じことを繰り返さないよう

にしたいです」と反省しきりだった。



聖沢が適時打「毎打席必死です」


聖沢が必死の適時打を放った。

２番中堅でスタメン出場。３回１死一塁で、ソフトバンク大隣の１１８キロ外角のスライダーを

左翼フェンス際へはじき返した。一塁走者が生還する適時二塁打となり１点を返した。

１６日の西武戦以来の先発起用で「なんとか食らいつきました。毎打席必死です」とコメントした。





サンチェス見事二盗成功、塁上両手で大きな丸


サンチェスがイチローばりの華麗な盗塁を決めた。

２回に四球で出塁。２死一塁、カウント１−１の場面でスタートを切った。１２２キロのスライダーを打者

嶋が見逃し、捕手鶴岡が二塁へ好送球。タイミングは完全にアウトだったが、

ヘッドスライディングでタッチをくぐり抜けた。

ベースを通り過ぎるように飛び込むと左手で二塁にタッチ。

見事二盗を成功させると塁上で大きな丸を両手で作り、喜びを爆発させた。





辛島が右手親指を手術

辛島が右手の手術を受けていたことが２０日、明らかになった。

球団の芹田強コンディショニング部長によると、今月中旬、仙台市内の病院で、右手親指付け根にでき

た石灰化部分を取り除いたという。

芹田部長は「利き手ではないので、傷口がふさがれば練習はすぐに再開できる」と話した。



＜楽天ファームだより＞長谷部康平投手／５回無失点　先発手応え

ワンポイントリリーフから先発までこなせる貴重な左腕。２軍ではここまで３試合に登板し、

計６回２／３を無失点と安定した投球を続けている。


１５日のイースタン・リーグ巨人戦では先発で５回４７球を投げ、最速１４６キロもマークして１安打

無失点。「先発ではカーブ、シュート系の変化球が必要だと思って取り組んできた。

それを試そうと投げたのが、うまくはまった」。２０１３年７月の１軍マウンド以来１年９カ月ぶりの

先発に、手応えを語る。


悪天候による試合中止が相次ぎ、４月の登板は１試合のみ。登板機会が３度流れて調整期間が空いた

が、「久しぶりだけどそんなに難しいことはなかった」と８年目の経験を生かした。


昨季は１軍で中継ぎとして自己最多の２６試合に登板したが、防御率３．７９と安定感を欠き、

８月以降は１軍登板なし。今季もまだ１軍登板はないが、「どんな使われ方でも、何でもできるよう

準備して、必要とされる場面でしっかり投げたい」と意欲を燃やす。


次回も先発として登板する見込み。「調子が良くない時にも同じように投げられるかが一番大事」と

気を引き締め、１軍から招集が掛かる日を待つ。



◎ゆったりと投球／酒井勉２軍監督

先発タイプだ。１５日の登板ではゆったりと自分のボールを気持ち良く投げていた。

回復力が大丈夫なら、先発候補にも入ってくる。





安楽、５月にも公式戦デビュー！


安楽が、来月にも２軍の公式戦デビューを果たす。３月１７日の２軍練習中に右足首を捻挫し、

別メニューでリハビリを続けていたが、先週からほぼ通常メニューで練習。

既に捕手が座った状態での投球練習も再開。最速１５７キロ右腕が、打者を相手に剛球を投げ込む

日は近い。

安楽の元気な声が戻ってきた。２軍練習のウォーミングアップ。ルーキーは、先頭の組で大声を

上げながら短距離ダッシュ。「順調に来ています。もう大丈夫。いつでも投げられますよ」。

２週間ほど前は、別メニューでフェンス沿いのウォーキングを繰り返していたが、思い切り走れるまで

回復した。

３月１２日のイースタン春季教育リーグのヤクルト戦（戸田）で、救援で１イニングを投げ３者凡退。

上々のプロ初実戦を果たした５日後に、右足を負傷した。同じ新人で２軍にいる西武・高橋光成と

連絡を取り、お互いに「焦ってもしょうがない」と確認し合い、前を向いた。

上半身を中心に鍛え、ブルペンで本格的に投球練習を再開。「まだ右足の蹴る力が弱い」としながらも

「（右手の）トップの位置を高くして、投げ下ろすイメージを大切にしている。そのためにカーブをしっかり

投げるようにしている。スライダーは横振りでも投げられてしまうので」と、実戦に向けて課題を持って

取り組んでいる。

練習用のグラブも新調した。自ら「メロンパン」に例え、話題を呼んだ黄緑色を基調としたグラブを

一時“封印”。「今まで使ったことがない色なので」と心機一転、目の覚めるような青を採用。

再出発した１８歳の良き“相棒”となっている。

酒井勉２軍監督は、安楽の実戦復帰について、負傷した当初は「６月くらいになるのでは」と見通しを

語っていた。

しかし、順調な回復ぶりに「投げることはできると思う」と、来月に前倒しになる可能性も口にした。

ただ、「走り込みができていないので、急に状態が落ちることがある」と酒井監督。

「早く先発したいです」と意気込む右腕の様子を見ながら、慎重に復帰登板日を決める方針だ。




【週刊松本匡史・青い稲妻】超機動力野球に手応えあり


楽天は、１８日の日本ハム戦の勝ち方は良かった。同点の６回、ペーニャが二塁に進むと、

大久保監督は４番をベンチに下げてまで代走に聖沢を起用し、勝負に出た。

後藤の浅い右前打で聖沢が生還し、決勝点を奪った。打撃不振の聖沢だが、足でしっかり

アピールした。

チームは超機動力野球を掲げているが、盗塁数を増やすだけでなく、走力を使った攻撃というものを

しっかり意識できているように見える。２回には福田が中前打を放ち、決して大きな当たりではなかった

が迷うことなく一塁を回り、二塁打とした。「隙あらば次の塁へ」という姿勢が大切だ。

一方、大谷に完封負けを喫した１９日の日本ハム戦は、もう少し仕掛ける場面があっても良かった。

４回に先頭の銀次がヒットで出塁。続くペーニャは三振だったが、４番に送りバントをさせる手もあった。

両軍無得点でランナー二塁となれば、外野はワンヒットで先制されないよう前進する。

サンチェスの本塁打寸前の大飛球が、レフト・西川に好捕されず長打になったかもしれない。

３点を追う８回無死二、三塁では、福田が三振。右方向へプッシュバントでスクイズを試みれば

面白かった。新人で余裕がなかったとは思うが、そういう場面で持ち味を出せば価値は上がる。

ところで福田は打席で青い手袋をしているね。走塁用の白い手袋も、青にしたらいいんじゃないかな。

「福田といえば青」と印象付けるのも大事だよ。




マー君　次回登板は日本時間24日タイガース戦、今季初の中４日


ヤンキース・田中の次回登板日が２３日（日本時間２４日）のタイガース戦（デトロイト）に決まった。

２０日（同２１日）のタイガース戦前の会見でジラルディ監督が田中の次回登板を「木曜日（２３日）」と

明言。

６人目の先発投手を立て、中５日で２４日のメッツ戦（ニューヨーク）での登板も検討されたが、

４度目の先発は初めて中４日で迎えることになった。

田中の中４日での先発は、右肘故障前最後の登板だった昨年７月８日のインディアンス戦以来。

昨年の中４日登板は２０試合中８試合で、４勝２敗。前回登板後「臨機応変に対応します」と

今後の登板間隔について話した田中。さらなる好投で、周囲の不安を再び消し去る機会にもなる。