イーグルスファンコミュの横山22日中日戦でアピール　ひつまぶし食べた

連投の松井裕が１回２Ｋ無失点

「オープン戦、中日２－２楽天」（２１日、ナゴド）

楽天は二回、１死二塁から藤田の適時打で１点先制。１点を追う九回、聖沢の適時二塁打で

同点とした。

先発塩見は６回１失点。九回は連投の松井裕が２三振を奪い、無失点で切り抜けた。

　

藤田が先制打「取りたいと思っていました」

藤田が先制の適時打を放った。

２回２死二塁、カウント０－１から中日バルデスの真ん中高めの直球を中前へはじき返した

スタートを切っていた二塁走者は楽々と生還。先制の適時打となった。

「打てて良かったです。先取点を取りたいと思っていましたし、相手のミスで広がったチャンスを無駄に

せず、得点に絡めることが出来たのは大きいですね」とコメントした。

横山22日中日戦でアピール　ひつまぶし食べた

２年目右腕横山が２１日、２２日に先発予定の中日戦に向けて、最後までアピールすると話した。

この日はナゴヤドームでキャッチボールや短距離走で調整。開幕ローテ入りが濃厚だが「（最後の）

調整だと思うと、思った投球ができない。アピールするつもりで、いつも通りの投球をしたい」と

意気込んだ。

囲み取材の最後には名古屋名物のひつまぶしを食べたと明かし、「おいしかったです」とリラックス

した様子だった。

則本、脱力０封締め「現段階の100％」憧れマー君の域へ着実

オープン戦楽天２―０中日（3月20日ナゴヤＤ）より

余力を残してマウンドを降りた。５回２死。楽天・則本はエルナンデスを１４４キロの直球で見逃し三振に

仕留め、開幕前最後の登板を締めた。許した安打はわずかに２本。二塁すら踏ませず、毎回の５三振

を奪った。「０点で抑えたことより、やりたいことができたのが収穫。現段階の１００％は出せた」と

充実した表情で振り返った。

テーマはリラックスだった。目指すのは、元楽天のエース、田中（現ヤンキース）のように状況に応じて

ギアチェンジできる投球スタイルだ。「力むと、ここぞの場面でコントロールが甘くなって何度も痛い目に

遭った。田中さんを見て力を入れる場所、抜く場所が僕にも必要と感じた」。この日はピンチがほとんど

なかったこともあり、最速は１４６キロとやや抑えめ。それでも１３０キロ台後半の直球で空振りを奪う

場面が目立ち「自分の追い求めていたものは間違いじゃなかった」と確信した。

久米島キャンプ中に右肘に張りが出たため、実戦初登板は昨季よりも１週間遅い８日の中日戦

（倉敷）。それでも徐々に状態を上げ、「体に負担がかかる」との理由でここまで封印していた

スライダーも３回から解禁し「投げていなかったわりにコントロールできた」と手応えを口にした。

オープン戦は３試合計１０回で防御率０・００。開幕戦で投げ合う日本ハムの大谷は発熱で調整に影響

が出ているが、新人から３年連続で大役を務める則本は、きっちり仕上げてきた。

「大久保監督に“任せたぞ”と言われた。その言葉に恥じないよう、思いに答えたい」と

１週間後の大舞台に思いをはせた。　