イーグルスファンコミュの辛島、ＯＰ戦先発で３回５安打無失点

楽天　巨人に快勝　大久保監督　オープン戦初勝利


オープン戦 楽天３―１巨人 （2月22日 沖縄セルラー）


楽天が巨人に快勝して今季のオープン戦で初勝利を挙げた。

楽天は２回、この回先頭の新外国人ウィーラーが左越えソロを放ち先制。その後も３回には相手の

バッテリーミスで、５回には福田の適時内野安打で小刻みに得点を重ねてリードを広げた。

先発の辛島は３回を投げて５安打無失点と好投。後続の投手も５番手の武藤こそ失点したが、藤江、

大塚、西宮、青山は巨人打線に得点を与えなかった。

巨人は先発のマイコラスが３回４安打２失点。続くポレダも３回３安打１失点と新加入の２投手が良いと

ころを見せられなかった。

打線は大田が前日に続き、「４番・センター」でスタメン出場するも、３打席で快音は聞かれず、

３回の２死二、三塁の好機では３球三振に倒れ、６回の打席でも遊併殺打と結果を残せなかった。



辛島、ＯＰ戦先発で３回５安打無失点

辛島が２２日、巨人とのオープン戦（那覇）に先発し、３回５安打無失点に抑えた。

毎回、先頭打者を出塁させたが「ゼロで抑えられたのは良かった」。速めのスライダーなど、

シーズンに向けての変化球を試しながらも要所をきっちり締めた。

３回２死二、三塁のピンチでは、４番・大田をチェンジアップで空振り三振に仕留めた。

昨季は自身初の規定投球回をクリアし、塩見とともにチーム左腕最多の８勝（１３敗）を挙げた。

対外試合初登板を終え「先発である以上、ローテを１年間しっかり守れる体に仕上げていきたい」と

意気込んだ。






辛島３回無失点　要所でゴロ量産

先発辛島が粘りの投球を見せた。１回から毎回走者を背負ったが、要所でコントロール良く

スライダーを投げ込みゴロを量産。試しているカットボールなども効果的に使い、

３回５安打ながら無失点に抑えた。

「試しながらというところで０というのは良かった。実戦で変化球を決めていくことが課題だと思う」と手応

えを口にしていた。









新外国人ウィーラーが来日１号「しっかりとらえられた」

ウィーラーが、来日初本塁打を放った。
　
「６番・指名打者」で先発出場。２回、この回の先頭打者として迎えた第１打席で巨人先発のマイコラス

のやや外よりの球をしっかりとらえると、打球はレフトスタンドに消える先制ソロとなった。

前日の日本ハム戦では第３打席に来日初安打を放っているウィーラーだが、その打席に続いての

一発。「甘いストレートだったが、しっかりとらえられたので、満足している」と本人も納得の

一振りだった。







ウィーラーが来日初の本塁打



「ポテトヘッド」の愛称で呼ばれる、楽天の新外国人ゼラス・ウィーラーが来日後初の本塁打を放った。

先頭打者で迎えた２回無死。フルカウントから巨人先発のマイコラスが投じた１４３キロの直球をとらえ

た。

ライナー性の当たりは左中間へと一直線。スタンドに飛び込んだ。先制打となるソロ本塁打に

「来日して初めてのホームランが出てホッとしている。真ん中の甘いボールだったけれど、

しっかりとらえることができたので打撃の内容にも満足している」とコメントした。




後藤、腰に張りで出場　試合前に球場を後に


オープン戦（日本ハム２−２楽天＝規定により九回引き分け、２１日、名護）楽天の後藤は腰に張りが

あるために出場しなかった。前日から張りを訴えており、十分に回復しなかったため、

試合前に球場を後にした。



岩隈　４年目へ余裕の始動「優勝を目指して頑張る」


マリナーズの岩隈が２１日に始動し、守備練習などで汗を流した。昨年は１月に右手中指を痛めて出遅

れたが、ことしは軽快な動きを見せ「いいスタートが切れた。オフにゆっくり過ごして、トレーニングも

しっかりできた」と余裕の表情だった。

メジャーに移籍した２０１２年から着実に勝ち星を伸ばし、ア・リーグを代表する先発投手の評価を得て

いる。

４年目のシーズンに向け「２００イニングを目標に、優勝を目指して頑張りたい」と意欲を示した。